大谷の14回目の登板日
現地2026年7月3日、パドレス@ドジャース戦Gm2は大谷選手の今季14度目の先発日。本来の中6日なら直前のアスレチックスとのゲームで投げるターンでしたが、これは戦略的にパドレス戦にぶつけたいというベンチの思惑もあり、今回は中8日空きました。ニック・カーツとの対戦もぜひ見てみたかったですね。

- 3/31 : 2Way
- 4/8: 2 Way (中7日)
- 4/15: 投手ONLY (中6日)
- 4/22: 2 Way (中6日)
- 4/28: 投手ONLY (中5日)
- 5/5 : 投手ONLY (中6日)
- 5/13: 投手ONLY (中7日)
- 5/20: 2 Way (中6日)
- 5/27: 2 Way (中6日)
- 6/3: 2 Way (中6日)
- 6/10 2 Way (中6日)
- 6/17 投手ONLY(中6日)→後にPHで出場
- 6/24 2 Way (中6日) ←ラッシングを教育
- 7/3 2 Way (中8日)←シーズン最多110球、上腕二頭筋に張り(打撃)
この日も1番DH&Pで打席にも入る二刀流での出場。今、ムーキー・ベッツが非常にホットなので、ひょっとしたら、投げる負担も考えて1番と4番を入れ替えて、ムーキー・ベッツがリードオフ、大谷選手が4番に入るのでは?などと個人的には考えていたのですが、リードオフのままでしたね。
注目ポイントの1つでもあった捕手ですが、打撃も考えてダルトン・ラッシングでした。前日に追撃となる2ランHRを放ちましたし、彼のオフェンス力は今手放せませんね。
大谷は9K!QSを達成
立ち上がりは制球に苦しむ
この日、大谷選手は立ち上がり、制球に苦しみました。パドレスのリードオフ、フェルナンド・タティス・Jr.にはストレートの四球。続くジェイク・クローネンワースに対してもボール先行で2-0カウントとなり、その後はゾーンに投げ込んで、フルカウントまでもって行きましたが、再び四球。
続くマニー・マチャードには100.1mphを記録するなどギアを上げて臨み、2-2カウントから97.5mphのシンカーで空振り三振でまずは1アウト。
4番のギャビン・シーツにもギアを上げて100.3mphを計測したものの、6球目のスウィーパーが高めに浮いたところをラインドライブでRF前に弾き返され、タティス・Jr.が生還してパドレスが1点を先制。
この後、タイ・フランスとジャクソン・メリルにはゾーンで力強いボールで勝負し、2三振。結果的にアウト3つを三振で奪いましたが、1点を先制されました。初回は球数も要し、29球。
2回表はロドルフォ・デュランらから2三振を奪い三者凡退で15球。
3回表は2巡目に入り、タティス、クロネンワースから連続三振。そしてマチャードを3Bゴロに仕留めて三者凡退。球数は11球。
ジャクソン・メリルに一発
4回表は2Bゴロ、1Bフライで2アウトを奪うも、ジャクソン・メリルに2-0カウントとなった後の高めの4シームをCFにもって行かれるソロHRを浴びて2失点目。スコアは0-2となってしまいます。このイニングは15球。
5回表は1アウト1塁でタティス・Jr.を迎えましたが、三球三振。さらに2アウト1、3塁でマニー・マチャードを迎えたものの、3Bゴロに仕留めて無失点。このイニングも15球。
ボガーツにタイムリー・ダブル
打線の援護がないまま大谷選手は6回表のマウンドに。この時点で球数は85球でしたので、これがファイナルになりそうでした。
6回表はギャビン・シーツ、タイ・フランスを凡打に抑えてテンポよく2アウトを奪うも、ジャクソン・メリルにインコースの厳しいコースの99.2 mphの4シームをLF前にうまく弾き返されて出塁を許すと、つづくザンダー・ボガーツにもアウトハイの95mphのシンカーをRFに弾き返され、これが二塁打となり、メリルが生還。
この後、ランナーを2人背負う状況となりましたが、なんとか後続を絶って1失点で凌ぎました。このイニングは25球。
シーズンERAは1.79に
大谷選手は、シーズン最多となる110球を投じて、3失点。今回の投球内容は最初の10試合の先発登板で見せた高い水準には及ばなかったものの、それでもQS(クオリティ・スタート:6回以上を投げ自責点3以内)を達成。何より、奪三振9というのは光りました。
これでシーズン成績は85.2 IPで8勝2敗、ERA 1.79。
ちなみに今季最初の10試合は61.0イニングでわずか7失点(ER 5)だったのに対し、直近の4試合の先発登板では24.2イニングで14失点(自責点12)。
7月はまだ1試合の登板ですが、単月のERAは4.50。ちなみに6月単月は3.28、5月単月は1.08、4月単月は0.75、3月(1試合)単月は0.00です。
またこの日、6,0イニングを投げたことでシーズンIPは85.2。ドジャースはこの日が89試合目でしたから、規定投球回数にわずかに及ばず。
テオが逆転グランドスラム
大谷選手が降板した時点でドジャースは0-3のビハインド。前日の0-6からのカムバックがあるので、大谷選手に勝ち星はつかなくなりましたが、それでもまだひっくり返す予感もあり。

この日、パドレス先発のマイケル・キングは6回まではスコアレス投球。さすがの投球でした。7回裏のマウンドにも上がり、パドレスとしてはこのイニングまでマイケル・キングに頑張ってもらい、8回をなんとか凌いで9回のメイソン・ミラーにつなげたいところでした。
7回裏、ドジャースは先頭のムーキー・ベッツが四球で出塁。マイケル・キングに疲れが見えてきました。この後、マックス・マンシーもRFへシングルを放ってノーアウト1、2塁としたところで、パドレスはマイケル・キングをスイッチ。左腕のエイドリアン・モレホンを起用します。
この後、ドジャースはカイル・タッカーが2Bのフィルダースチョイスで出塁し、ノーアウト満塁の大チャンス。ようやく流れが来ました。
ここでバッターはテオスカー・ヘルナンデス。その初球、90.6mphのシンカーが甘いところに来たのをテオスカー・ヘルナンデスが逃さず、これが左中間スタンドに飛び込むグランドスラムとなり、ドジャースは絵に描いたような逆転で、4-3と試合をひっくり返します。
ドジャースはこの後も2アウト1、2塁でフレディー・フリーマンを迎えましたが、ここは凡退でこのイニングは4点止まり。
大谷選手降板後、ドジャースはカイル・ハート、エドガルド・エンリケス、タナー・スコットと繋ぎ、スコアレス・リレー。
4-3のスコアでまたも逆転勝ちを収めました。

これでドジャースは2位のDバックス、パドレス(同率)と14.0ゲーム差。独走しております。
大谷、上腕二頭筋のハリで退場
さて、大谷選手はこの日、降板した後に7回の打席でミゲル・ロハスと交代。
どうやら上腕二頭筋にハリが出たようです。これはかなり心配になる箇所ではありますが、どうやら違和感があったのはバットを振る動作の時だけで、投球時には感じなかったのこと。大谷選手本人によれば、シーズン序盤にも同じ箇所に一時的な問題があったが、すぐに治まったとのことです。
大谷選手自身は今後もプレーできる状態だと感じているものの、デーブ・ロバーツ監督は、回復のために丸一日休ませるとして、土曜夜のGm3では大谷選手をラインナップから外すと明言。ドジャースとしてはその後、大谷選手に追加の休養が必要かどうかを判断するとのことです。
オールスターは投げない見込み
今季のオールスターは現地7月14日にフィラデルフィアで開催されますが、大谷選手が中6日で次に登板したとすれば10日のDバックスとのGm1。ドジャースはこのDバックスとのシリーズが前半戦最後のカードです。
このインターバルを考えると、ロバーツ監督は大谷選手がオールスターで投げるのはちょっと考えにくいという態度をすでに表明しました。指揮を執るのはロバーツ監督ですから、おそらく投げさせないことになりそうです。
また、大谷選手の体調次第では前半戦のあと1回もスキップする可能性もあります。ここはもうコンディション次第です。良くなればいいですね。そう言えば、今日は左膝もブリスター・イシューも何も感じさせませんでしたね。
大谷選手登板日はドジャースは先手を打って対応する必要があるとの経験則をもっています。次の登板ではそうしてもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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