スポンサーリンク

【MLB2024】エンゼルスがロン・ワシントンを監督に迎える!レンジャースで2度のWS進出実績

現場を熟知している大ベテラン監督

 現地2023年11月8日、ロサンゼルス・エンゼルスは新監督にロン・ワシントン(Ron Washington)を迎えると発表しました。すでにオフィシャルです。就任記者会見は13日から始まる週に行われる予定。

 なお契約2年。2024年と2025年です。2026年にクラブオプションがあるかどうかはまだ不明です。

有名なノック

 ロン・ワシントンと言えば、ブレーブスの3Bコーチであり、守備の基礎を徹底して大事にすることでも有名。ショートレンジからショートバウンドの打球をバットで放ち、基礎プレーを選手に仕込みます。グランドに三角形を書いてその頂点で処理することを徹底させます。

 その軍門には現ドジャースのフレディー・フリーマン、オジー・アルビーズを含めたブレーブスの各選手など有名選手が勢ぞろい。ノックはかなり好評でオールスターではライバルのメッツのピート・アロンゾに対してもそれを行うことがありました。うまくなろうとする選手に惜しげもなく与える姿が印象的な人です。

ダルビッシュ投手のMLBデビュー時の監督

 ダルビッシュ投手を追っている方ならご承知のことですが、ロン・ワシントンはレンジャーズの元監督でもありました。ダルビッシュ投手は2012年がメジャー・デビューの年で、ロン・ワシントンは2007年から2014年までレンジャーズの監督を務めていました。よって、二人は3シーズンをともに過ごしたことになります。

レンジャーズで2度のワールドシリーズ進出

 今季、ワールドシリーズ初制覇を遂げたレンジャーズですが、その前にワールドシリーズに進出したのが2010年と2011年でロン・ワシントンはその時の監督でもあります。

 監督としてのキャリアを振り返ってみますと、初めて就任したのが2007年。これはキャリア初の監督就任でした。2007年と2008年は負け越し。初めて勝ち越したのは2009年で87勝75敗でALウエスト2位。ただし、首位と10.0ゲーム差がありました。

 そして2010年。90勝72敗でALウエストを制覇。ALDSでレイズを3勝2敗で下し、ALCSに進出。ALCSではヤンキースを4勝2敗で破り、念願のワールドシリーズ進出を果たします。しかし、ワールドシリーズではジャイアンツに4勝1敗で敗れ、惜しくもチャンプを逃しました。

 翌2011年、ミッチ・モアランド、イアン・キンスラー、エルビス・アンドラス、エイドリアン・ベルトレ、ジョシュ・ハミルトン、マイケル・ヤング、C.J.ウィルソン、コルビー・ルイス、ネフタリ・フェリスという強力な布陣で臨んだレンジャーズは96勝66敗でALウエストを連覇。

 ALDSではまたしてもレイズを負かし(3勝1敗)、ALCSではシャーザー、バーランダーのいたタイガースに4勝2敗で勝利。しかし、ワールドシリーズでは先に王手をかけながら、カージナルスに4勝3敗で敗れ、またもチャンスを逃しました。Game6で9回表を終えて7-5で勝っていたのですが、土壇場でデービッド・フリースの2点タイムリー・トリプルで同点。最後は延長11回裏にデービッド・フリースにサヨナラHRを許し、3勝3敗のタイにされ、Game7では2-6で敗れました。

 ダルビッシュ投手が加入した2012年、レンジャーズはマット・ハリソンの18勝、ダルビッシュ投手の16勝など強いローテーションで93勝69敗をマークするも、アスレチックスとの優勝争いに敗れて2位でフィニッシュ。レンジャーズはワイルドカードでポストシーズンに進出するも、オリオールズに1-5で敗れて敗退しました。

 2013年も91勝を挙げるも、プレーオフには1ゲーム届かず、シーズンは終了。

 翌2014年は一転して低迷。67勝95敗でALウエスト最下位に終わりました。

 そして2014年9月、ロン・ワシントン監督は9月上旬に辞任。これはフィールド外の問題で、後に不倫問題があったことを認めました。

TEX解任後

 その後、2015年はニュー・オーリンズ大学でボランティアでコーチを務めたロン・ワシントンは5月にはアスレチックスにスペシャル・インストラクターと採用され、MLBに復帰。2017年にはブレーブスに移籍し、さまざまなポジションをこなした後、今回、再びメジャーの監督就任のチャンスが巡ってきました。

オールドスクール採用傾向

 メジャーの監督が現場を隅々まで知るベテランに委ねる傾向は続いており、実際良い結果が出ています。アストロズは2020年に向けてダスティ・ベイカーを70歳で起用。レンジャーズは、2023年に向けて、67歳のブルース・ボーチーを監督に起用し、見事にワールドシリーズを制覇。

 結果は出ませんでしたが、メッツは65歳のバック・ショーウォルターを採用。

他の候補

 エンゼルスの監督候補として噂になったのはそのバック・ショーウォルター。その他にもベンジー・ギル、ダリン・アースタッド、トリイ・ハンター、ティム・サーモン、ロン・レヌーキー(Ron Roenicke)、ゲイリー・ディサーシーナ(Gary Disarcina)、レイ・モンゴメリーなど名前が挙がっていました。OBに多く当たっていたようですね。

大谷選手はどうなる?

 さて、すでにQOを提示されている大谷選手ですが、おそらく拒絶することになると思われます。ただし、前年より$10M安いQOを一旦は受けて別の内容で上書きすることも可能です。残るか出るかはわかりませんが、出る可能性の方が高いと思われます。

 レンジャーズでの実績があるロン・ワシントンなら少なくとも守備力は確実に上がるでしょう。ただ、2年契約ということが投手陣整備に足かせになるかもしれませんね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2026FA】ブレーブス、SS補強でオリオールズからFAのホルヘ・マテオを獲得
【MLB2026FA】フィリーズ、J.T. リアルミュートと3年/45Mドル保証で再契約!
【MLB2026FA】ボー・ビシェットはメッツに決定!3年/126Mドルで合意へ
【MLB2026FA】ドジャースが注目FAのカイル・タッカーと4年/240Mドルで合意
【MLB2026FA】レッドソックスがレンジャー・スアレスと5年/130Mドルで合意へ
【MLB移籍2026】Dバックスがノーラン・アレナドをトレードで獲得!しかも格安!STLは宝くじ級の右腕をゲット
【MLB2026FA】ブレーブス、2025年後半にブルペンで輝いたタイラー・キンリーと再契約
【MLB2026FA】レッドソックス、結果的にブレグマンとデバースの2人を失う!ボー・ビシェットを狙うのか?
【MLB2026FA】カブスがアレックス・ブレグマンと5年/175Mドルで合意へ
【MLB2026】ドイツ出身でFAのマックス・ケプラーが禁止薬物使用で80試合の出場停止!OFのFA市場にも影響
【MLB2026FA】新フロントとなったロッキーズがFA選手とサイン。マイケル・ローレンツェンと1年/8Mドルで合意
【MLB2026トレード】カブスがエドワード・カブレラを獲得!マイアミにはカブスNO.1プロスペクトが移籍
【MLB2026移籍】オリオールズがガーディアンズからDFAとなった”大砲”ジョンケンシー・ノエルを獲得
【MLB2026契約】ロイヤルズがマット・クアトラロ監督と2029年までの延長を発表!ボビー・ウィットには朗報
【MLB2026移籍】巨人・岡本和真はブルージェイズに決定!4年/60Mドルでサインへ
【MLB】大谷の2025年を振り返る
【MLB2026】アストロズが今井達也投手と3年/54Mドルで合意へ
【MLB2026FA】ジャイアンツがタイラー・マーリーと1年契約で合意し、ローテーションを強化!
【MLB2026】エンゼルスとアンソニー・レンドンが最終年の支払い猶予に合意!岡本らの獲得資金が生まれる
【MLB2026FA】エンゼルス、ドジャースからFAのカービー・イェーツと1年契約で合意
【MLB2026移籍】ドジャースがエステウリ・ルイーズをマーリンズにトレードし、宝くじ級の右腕を獲得!
【MLB2026FA】オリオールズがまたもローテを強化!腰の手術から復帰予定のザック・エフリンと1年/10Mドルで再契約!
【MLB2026移籍】レッズが左投手対策でOFのデーン・マイヤーズを獲得!マーリンズはプロスペクトOFを獲得
【MLB2026FA】カブスがブルペンを強化!怪我から復帰予定のハンター・ハービーと1年契約
【MLB2026】ラスベガスの主役の一人へ!アスレチックスがタイラー・ソダースロトムと7年の延長契約に合意
【MLB2026FA】マーリンズがレイズのクローザーを務めたピート・フェアバンクスと1年/13Mドルで合意
【MLB2026FA】パイレーツがまたオフェンスを強化!近年打撃好調のライアン・オハーンと2年/29Mドルで合意!
【MLB2026移籍】メッツ、今度はジェフ・マクニールをアスレチックスへトレード!ベテランを次々に放出
【MLB2026】ブライス・ハーパーがWBCに参戦を表明!
【MLB2026移籍】レッドソックスがカージナルスからトレードでウィルソン・コントレラスを獲得!1B候補へ
タイトルとURLをコピーしました