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【MLB移籍2023】エンゼルス、トレードでハンター・レンフローを獲得!過去2年で計60HR

攻めるエンゼルス

 ロサンゼルス・エンゼルスがまたしても攻勢をかけました。

 エンゼルスは今オフ、すでにドジャースからFAとなった先発のタイラー・アンダーソンと3年/$39Mでサイン。さらに先日は2022年11月18日にはツインズからジオ・ウルシェラをトレードで獲得。着々と編成を固めています。

 そして、現地2022年11月22日、今度はブルワーズからOFのハンター・レンフローをトレードで獲得しました。こちらはすでに両クラブとも認めています。

 ハンター・レンフローは2021シーズンはレッドソックス、2022シーズンはブルワーズに所属し、レッドソックスでは31HR、ブルワーズでは29HRを放ち、過去2シーズンで計60HRをマークしていて、尚且つ素晴らしい守備力を誇るOFです!

 そして、もちろん大谷選手の力強い味方です!

トレード概要

 今回のトレードは1:3で計4名が動きます。なお、下記の年齢は2023シーズン開幕の3月30日時点の満年齢です。

エンゼルスGet

  • ハンター・レンフロー(Hunter Renfroe/31)RF/右投げ右打ち/MLS 5.165

ブルワーズGet

  • ジャンソン・ジャンク(Janson Junk/27)RHP/SP/2021年デビュー済み
  • エルビス・ペゲーロ( Elvis Peguero /26) RHP/RP/2021年デビュー済み
  • アダム・セミナリス(Adam Seminaris/24) LHP/SP

High-SLGを誇るレンフロー

 ハンター・レンフローは打率はそれほど高くなく、キャリア通算7年で.240。キャリア通算よりも直近2年の方がより実体がわかると思うので、それで見ると打率は.257。安打数で言うと1年当たり128安打というところです。

 打率は高くないものの上述した通り、直近2年で60HRを量産しており、加えて2塁打の数もそれとほぼ同じの56本。

 2021年のSLGは.501で、2022年は.492。2年平均のSLGは.497。つまりSLG .500前後をマークするほど長打を期待出来るということです。

 なお、SLGが高い打者は打率が.250から.260くらいというところがバランスを測る上での一つの基準かと思いますが、それで言うと、レンフローは平均的なロングヒッターと言えます。

 たまにロングヒッターでOBPが非常に高い打者もいますが、レンフローのOBPは直近2年で .315。.300を下回っていないだけ良いかなと思います。OBPが平均的な理由はレンフローはBB%(四球率)が7.5%で、MLB平均の8..5%より下で、四球での出塁が多くないからです。

 なお、直近2年のSO%(三振率)は22.9で、これはMLBの平均並み(22.3%)です。

 ちなみにRBIは2021年は96、2022年は72ですのでチャンスにも強いと言っていいと思います。

エンゼルス、もうOFが決まってしまう!

 ハンター・レンフローは上述の通り、長打が期待出来るOFであり、何より守備が素晴らしい選手です。特に肩。ストロング・アームを誇ります。

 現地2021年9月8日のレイズ@レッドソックス戦のゲームエンディング・スローは今でも忘れられません。

 レンフローがRFに入れば、その肩の強さでRF前シングルで1塁ランナーの3塁への進塁や、2塁ランナーのホームインを踏み止まらせる場面がいくつも出てくることでしょう。まるでイチロー選手のように。

トラウトにそっくりなレンフロー!

 今回のトレードでエンゼルスはもうOFが決まってしまいました。CFはマイク・トラウト、RFにハンター・レンフロー、そして2022シーズンに本領を発揮してRFを守っていたテイラー・ウォードはLFへ移るのではないかと思われます。ひょっとしたら、レンフローとウォードのLF、RFのスワップはあるかもしれせん。

 そして、あろうことか、レンフローとマイク・トラウトは激似。頬が少し赤ければ、レンフローです。春先や秋口の東海岸での寒い日のゲームでは特に頬は赤くなります。顔だけでなく、筋肉質な体型もそっくりです。

アデル、出直し 

 すでに元がついてしまいますが、トッププロスペクトであったジョー・アデルは、2022シーズンは88試合で、打率.224、OBP .264、SLG .373、HR 8、RBI 27に終わりました。

 MLB通算3シーズンで打率.215、OBP .259、SLG .356でHRは15。今回のレンフローの加入でまたしても4番目のOFということになりそうです。

 ジョー・アデルは2023シーズンが始まってすぐの4月8日に誕生日を迎えますが、まだ24歳。抜群の運動能力を誇る選手なので、野球をしっかりと勉強して(!?)、力を発揮してもらいたいと思います。ウルシェラの24才の時よりはいいポジションにいるんですから。

ブルワーズへ動く3人

 レンフローの紹介は下記記事をご参照ください。年齢は2023年1月28日の誕生日で31才となります(1992年生まれ)。

 そしてブルワーズへ動く3名はいずれも投手。そのうち右腕の2人はともに同じタイミングでヤンキースから動いてきた投手で、またしてもセットで旅立つこととなりました。

ジャンソン・ジャンク/RHP

 ブルワーズへ移籍するジャンソン・ジャンクは、1996年1月15日生まれで、2023シーズン開幕時は27才です。

 2017年のアマチュア・ドラフトでヤンキースから22巡目指名を受けてプロ入り。シアトル大学の出身です。

 2021年のトレードデッドラインでエンゼルスがヤンキースにアンドリュー・ヒーニーをトレードで出したディールで後述するエルビス・ペゲーロとともにエンゼルスに移籍。移籍後の9月にメジャー・デビュー。2021年は4試合に先発し、16.1イニングで0勝1敗、ERA 3.86。BB9が1.1、SO9が5.5。

 2022年は期待されたものの、ほとんどがAAA。AAAでも乱調で1勝7敗、ERA 4.64。メジャーでは3試合で、ERAは6.48でした。現地2022年11月22日時点でエンゼルス内プロペクト・ランクは16位でした。

エルビス・ペゲーロ/RHP

 エルビス・ペゲーロは1997年3月20日生まれで、2023年のオープニング時には26才になっています。

 ドミニカ共和国の出身で、2015年7月にアマチュアFAとしてヤンキースとサイン。そして上述のジェイソン・ジャンクとともにヒーニーとのトレードでエンゼルスへ移籍。

 彼のメジャーデビューもエンゼルスに移籍してからのことで、2021年8月26日のオリオールズ戦でデビューしました。2021年は3試合のみで、2.1イニングでERAは27.000。つまり大荒れ。BB3、HBP 1、ERは7。

 2022年は13試合、17.1イニングを投げてERAは6.75。BBは5と減ったものの、HRが4でERは13でした。ボールは速いので、やはりコントロールが課題です。大荒れだったものが2022年は打たれるところにまで集まってきたので、今度は打たれないところに意図的に投げるという一番難しいチューンナップを完成できるかどうか。

アダム・セミナリス/LHP

 アダム・セミナリスは1998年10月19日生まれの左腕で、24才。2020年の短縮ドラフトでエンゼルスから5巡目指名を受けてプロ入り。2020年はマイナーがキャンセルとなったので、プロデビューは2021年からで、ルーキー無しでクラスAからスタート。プロデビューの年にクラスA、クラスA+で18先発で、83.1イニングを投げています。エンゼルスが期待する左腕だったということですね。6勝5敗で、ERAは4.86。

 2022年はA+からAA、そしてAAAへと昇格。いずれも30イニング以上を投げ、徐々に力をつけて上がってきた感じです。3レベルで21試合、101.2イニングを投げて、7勝11敗、ERA 3.54。

 メジャーはもうすぐそこ!という投手です。なお、エンゼルス内のプロスペクト・ランクの30位には入っていませんでした。

 以上、エンゼルス、あとはリリーバーの厚みですね!!!

 お読みいただき、ありがとうございました。

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