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【レッドソックス】ハンター・レンフローとMLBに何があった?・・・そしてクリス・セールがテスト陽性へ

レッドソックス

レッドソックスのパンデミック

 感染が拡大するレッドソックスですが、現地2021年9月10日、最新の情報ではクリス・セールがテスト陽性により、現地12日に予定されていたホワイトソックスとのゲームの先発をキャンセル。かなり深刻な状態になっています。

 ここ2日ほど、レッドソックスのCOVID-19に関する話題が多く出ていたので、ちょっと整理しておきたいと思います。

「ヒーロー」ハンター・レンフローとMLBのやり取りとは?

 現地2021年9月6日から始まったレイズとの3ゲームシリーズで激闘を演じたレッドソックス。Game1、Game2はレイズ打線に力を発揮され、2連敗。

 しかし、Game3では、先発のネイサン・イオバルディがレイズ打線を7回、被安打3、無失点、奪三振8で抑える好投を見せ、見事にゲームメイク。7回まで両チームともにスコアレスの展開。しかし、8回表にマウンドに上がったジョシュ・テイラーが2アウト後に、シングルとフォアボールでスコアリング・ポジションにランナーを進塁させた後、ネルソン・クルーズにタイムリーを打たれ、レイズが均衡を破り、1-0に。

ヒーローとなったレンフロー

 8回裏、レッドソックスは先頭のアレックス・ベルドゥーゴがシングルで出塁するも、後続が倒れ2アウト。あと1本というところで、バッターはハンター・レンフロー。レンフローは、JT・シャギワの初球を叩き、起死回生の2ランHRを放ち、レッドソックスが2-1と逆転。

ゲームエンディング・スロー

 ゲームはこれで終わりませんでした。9回表、ハンセル・ロブレスがマウンドに上がったレッドソックス。2連続三振で2アウトを奪うも、ジョーイ・ウェンドルに右中間に運ばれ、これをCFのダニー・サンタナがダイビングキャッチを試みるも、あと一歩届かず、後ろにそらす間に、ウェンドルが3塁へ進塁。

 これに対してバックアップしていたハンター・レンフローが3塁へ見事なスロー。ギリギリのタイミングでウェンドルを3Bでアウトにし、レッドソックスが2-1と逃げ切りに成功。ハンター・レンフローはヒーローとなったのでした。

 レンフローは逆転2ランHR、ゲームエンディング・スローだけでなく、4回表にも、1塁線への2ベースになりそうなマニュエル・マーゴットを2塁で刺し、イオバルディを救っています。

Game Recap (動画)

レンフロー「MLBはテストを止めることを勧めた」

 前置きが長くなりました。ハンター・レンフローとMLBの間で起こったことに関してです。

 ヒーローとなったハンター・レンフローは翌日、レッドソックスOBのルー・メロー二とペイトリオッツOBのクリスチャン・ファウリアがホストを務めるWEEIというFMラジオの番組に電話出演。その中で、パンデミックの話題となり、「MLBがレッドソックスに対して、テストを止めて症状の治療を勧めた」というのです。それに対して、レンフローは、「対策は徹底的にやるんだ」という意思を示したと。こういうコメントをラジオで発言。

“MLB basically told us to stop the testing and just treat the symptoms. We’re like “No. We’re gonna figure out what’s going and keep this thing under control.”

 さらに、クリスチャン・ファウリアが、「MLBがレッドソックスにテストを止めるよう求めたということか?」と確認したところ、レンフローが「Yes」と答えたのでした。

MLB「レンフローは誤解している」 

 これが拡がったことに対してMLBのスポークスマンがボストン・グローブに語ったところによると、レンフローは “is completely wrong and inaccurate “ 、「完全に誤解しているし、不正確である」として否定したのでした。

 ただ、レッドソックスとしてはこれまで通り、プロトコルに則って対策を継続していくとコメントしています。

パンデミックの状態  

 ここ2週間で以下の選手たちがテスト陽性だったと言われています。

  1. ザンダー・ボガーツ SS→2日にCovid Related IL入り→9/10に復帰
  2. ニック・ピベッタ RHP→5日にCovid Related IL入り
  3. ダニー・サンタナ UTL →5日にCovid Related IL入り→9/8に復帰
  4. キケ・ヘルナンデス UTL→8/28 Covid Related IL入り→9/8に復帰
  5. ジョシュ・テイラー LHP →9/7に復帰
  6. クリスチャン・アローヨ 2B→8/28にCovid Related IL入り
  7. マーティン・ペレス LHP→8/31にCovid Related IL入り
  8. マット・バーンズ RHP→8/31にCovid Related IL入り
  9. ヤイロ・ムニョス UTL→2日からCovid Related IL入り
  10. 澤村拓一 RHP→1日にCovid Related IL入り

ワクチン接種済みの選手から広がる?

 同ラジオでハンター・レンフローは次のようなことも述べました。

 「明らかにひどいアウトブレイクだ。【実名 :ワクチン接種済みの選手】がCOVID19を持っていたのを知らずに同じ飛行機に乗ってしまった。ワクチンを接種した選手は正直なところテストしていないんだ。そしてアウトブレイクになった。ただ、【実名 :ワクチン接種済みの選手】のせいではない。彼は知らずに飛行機に乗っただけなのだから」

 ちょっと名前まで特定していたので、伏せましたが、このようなやりとりもありました。感染拡大がレンフローのコメント通りなのかどうかも含めてなかなか難しい問題ですね。

ついにクリス・セールまで

 最新の情報では、ついにクリス・セールまでテスト陽性となったようです。

 そして若手でCOVID19のアウトブレイク後に、二遊間のどちらかを守ってきたジョナサン・アラウズもリストに入ってしまいました。

 偽陽性という言葉があります。これはCOVID19に感染していないのに「感染している」と判定されてしまうことですが、COVID related ILに入っていた選手が偽陽性の選手もいるのかどうかはわかりません。ひょっとしたら復帰の早い選手はそうなのかもしれません。

 とにかく、選手に症状が出ないことを祈るばかりです。エドゥアルド・ロドリゲスは2020年は罹患して回復後も後遺症に苦しみ、大変なことになりましたので。 

 運営としてはリスクが少ないと思われるやり方で動くしかないので、難しい問題ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

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