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トレード注目のマックス・シャーザー、怪我は右の鼠径部で軽症(追記あり)

MLB移籍/FA情報

12球で降板

 現地2021年6月11日(金)の出来事になりますが、ナショナルズのエース、マックス・シャーザーが地元ナショナルズ・パークで行われたジャイアンツ戦に先発。しかし、1回表に2番のブランドン・ベルトに対している際に、明らかな怪我で12球で降板していました。

右鼠径部の軽症

 マックス・シャーザーはこの日の12球目を投じた後、いつものようにマウンド周辺を歩きながらも、どこかおかしい様子。それに気づいたベンチがタイムをかけマウンドに。

 様子を伺った後、投球練習で1球を投じたのですが、それで駄目だと判断したシャーザーは降板する事態に。投げた途端おかしくなったと思いますが、あまりにも緊急降板となるので、仲間のブルペンに対しても少しでも時間を稼ぐようにしたのだと思われます。

当日に判明

 この後、病院でMRIを撮ったシャーザーの診断は右鼠径部痛で、軽症であることが判明しました。約1日経過し、それ以上の情報が出るか一応、様子見していたのですが、どうやらDay to Dayでこのまま様子を見ながら、次回登板に備える予定です。

 緊急降板ゆえに、肩か?肘か?とヒヤリとしましたが、とにかく軽症ということで安心しました。

パオロ・エスピーノが好投

 なお、シャーザーの緊急降板で虚を衝かれたナショナルズ・ブルペンでしたが、二番手には右腕のパオロ・エスピーノ(Paolo Espino)が登板。1回から3回まで無失点で切り抜け、4回表にバスター・ポージーに11号ソロHRを打たれただけで、3.1イニングを被安打3、失点1、5奪三振と好投しました。

 なお、この日のファイナル・スコアは1-0でジャイアンツの勝利。エスピーノがポージーに打たれた一発が決勝点になったというすごいゲームでした。

トレードで大注目のシャーザー

 怪我がこのままDay to DayでILに入らないようであれば、シャーザーは今季のトレード・デッドラインの大きなターゲットと噂されています。

 現地2021年6月12日(土)、ジャイアンツとのダブルヘッダーでは、Game1で2−0のスコアで勝利したナショナルズでしたが、Game2は1−2で落としました。

ナッツ、勝ち星が増えず苦戦

 これによりナショナルズは、26勝35敗で、ナ・リーグ東地区最下位から上がれません。ナ・リーグ東地区はメッツが32勝24敗で貯金8を誇りますが、2位以降はフィリーズ、ブレーブスともに勝率5割を行ったり来たりでマーリンズも現地2021年6月12日で3連勝を飾るも、まだ29勝35敗で借金がある状態。

 ナショナルズも挽回できない数字ではありませんが、それには選手のヘルシーさも必要です。

 しかし、スティーブン・ストラスバーグが首を傷めており、10Day IL中でまだ投球を再開できていません。パトリック・コービンはローテーションを維持しているものの、ERA 6.21と苦戦。

 2019年ワールドシリーズを制した投手トップ3がフル機能していない状態です。

 トレードデッドラインに向けての噂は、その時点での勝敗と順位を見て、売りに入るかどうかでザワザワするものですが、すでにマックス・シャーザーは動くと思われているようで色々と噂は出ています。

シャーザーの契約

 シャーザーの現契約は2015年1月にサインした7年/$210M (2015-21)

 今季の支払いは$35Mで、2019年から2021年までの3年間のトータル$105Mは繰延払い。2022年から2028年まで毎年7月1日に$15Mずつ7年に渡り支払われます。

 その他細かい条項もあるので、ノートレード条項も入っていますし、シャーザーはMLS上10-5ルールも適用されます。そこは解除する方法はあるとして、$35Mのうちの残りの支払いに手を上げるクラブがあるかどうか。

カージナルスが需給にマッチ?

 あくまで現時点での噂ですが、ジャック・フラハーティーが離脱しているカージナルスがトレードの需給がもっともフィットすると見られています。

 しかも、セントルイスはミズーリ州にありますが、シャーザーはミズーリ州の出身。こういったことも噂を強くしている要素でもあります。

BOS? NYY?

 これも現時点での噂ですが、スターティングが苦戦しているレッドソックス、ヤンキース、ブルージェイズ、ブレーブスも噂には上がっています。

 レッドソックスの場合は、クリス・セールがすでにマウンドでの投球を開始。バッター相手のリハビリに入るところですから、かなり早い時期に復帰しそうです。よって、セールが本格稼働する前であれば確かに需要はありますが、サラリーシェッドに注力してきたものがこれでご破算になるのは避けるのではないか?と思います。

 ヤンキースはルイス・セベリーノが現地2021年6月12日、クラすAでのリハビリ登板中に離脱。「肘か!?」と心配になりましたが、シャーザーと同じ鼠径部です。重度次第でやっかいではありますが、少し復帰が遅れるかもしれません。よって確かに需要はあります。

 あとはブルージェイズも先発が揃えばかなり楽ではありますし、結構積極的に動いては最後の天秤で落ちてしまうということも多いクラブですから、ここはどうかわかりません。

 ブレーブスも確かに先発に怪我人が出ている状況ではります。

 今季は7月27日の誕生日で37才となるシャーザー。まだまだ衰えてはおりません。今季はここまで5勝4敗、ERA 2.21、奪三振104。

 シャーザーの動向に注目ですね。そもそもナッツが出すかどうかはまだ全然わかりません。

追記:ILへ

 現地2021年6月16日、ナショナルズはマックス・シャーザーを10 Day ILに入れたことを発表しました。シャーザーは現地15日のパイレーツ戦での登板が決まっていましたが、無理をさせず回避。そのままILに入れました。

 この判断は良かったのではないか?と思います。悪化する前にケアした方が良いはずです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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