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【MLB2026】ファウルボールが顔面を直撃したアレックス・ブレグマンは複数箇所の骨折が判明!

ブレグマンの症状が判明

 前日(現地2026年9月20日)のカブスにとって2026年レギュラーシーズン156試合目のレッズ戦(カブスが9-1で勝利)で、顔面にファウルボールが直撃したアレックス・ブレグマン。

 現地2026年9月21日、詳細な検査の結果、顔面に複数の骨折を負ったことが判明しました。アレックス・ブレグマンは試合後、自身のインスタグラムにてその症状を投稿。痛々しい姿がそこに映っており、これはもう骨折したことは明らかでした。

かなり近いところでスイング

 20日当日、アクシデントが発生したシーンがこちら。

 4回表、2アウトでマイケル・ブッシュの打席。レッズ2番手のルイス・メイ(Luis Mey)が1-2カウントで投じた5球目の97.8mphのインコースへの4シームにマイケル・ブッシュがスイングを止めようとしたところ、バットに当たり、打球が勢いを保ったままオンデッキサークルより少し前で準備していたアレックス・ブレグマンの顔に直撃しました。

 もう少し俯瞰で捉えた映像がこちら。

 レッズ・バッテリーはおそらくデータに基づき、4球目以外は全てインコースに投じており、非常にアンラッキーな形でアクシデントが発生しました。かなり呼び込んでバットに当たったがゆえに、打球の勢いもそのままに通常ならあまり飛ばないコースにブレグマンがいた形となりました。

ワイルドカードは無理な様相

 アレックス・ブレグマンは鼻血を出し、右目の周囲がひどく腫れているのがわかります。目の下の眼窩(がんか)、頬骨(きょうこつ)、上顎骨(じょうがくこつ)辺りを骨折しているようです(推測)。

 治療としては手術を回避するようです。骨のズレが少なく、視機能や噛み合わせに問題がないと判断されたようです。

通常、早くて2-4週間 

復帰までの見通しについては、まだ不透明な部分が多い状況です。おそらくブレグマンは10 Days IL入りとなり、少なくともプレーオフのワイルドカード・シリーズは欠場することになるでしょう。実際にいつ復帰できるかは、今後の経過次第となります。

NLワイルドカードは29日、30日からスタート

 仮に予測したとして、腫れが引くのを待ち、同時に骨の結合も待つには2週間程度が必要で、そこからリハビリに入ると、通常なら2-4週間の離脱期間は必要に思います。リハビリ出場を省いたとしても、最低でも2週間程度は必要かと。

 ナ・リーグのワイルドカード・シリーズは9月29日からスタート。

 ブレグマンの怪我の日数をカウントすると、現地21日から数えて1週間後は28日、2週間後は10月5日です。

 ワイルドカード・シリーズはMAXで3戦ですから、10月1日には終わります。よって、ブレグマンがワイルドカード・シリーズを離脱するのは濃厚と言わざるを得ません。

 仮にカブスがNLDSに進出した場合、NLDSは10月3日からスタートし、5戦MAXで戦ったとして9日まで。ブレグマンが最速(2週間)で復帰した場合、NLDSからということになりそうですが、ただし、これはあくまで最良のシナリオです。

 右目付近にあたったことから、視力のチェックもありますので、2週間程度で何の支障もないなら・・・の話です。

ブレグマンのfWARはトップ5

 カブスにとってアレックス・ブレグマンがいかに重要な選手であるかを考えると、この怪我はあまりに痛すぎます。

 アレックス・ブレグマンは今季、HR 26、.262/.352/.452をマークし、wRC+ では124をマーク。wRC+とは、打者が1打席あたりどれだけチームの得点増に貢献したかを測る指標で100が基準。

 また3Bでの素晴らしい守備もあり、今季のfWAR(FanGraphs社が算出するWARで、WARとは代替選手と比較してどれだけ勝利に貢献したかを示す指標)は5.2を記録しています。

 カブスはPCAこと、ピート・クロウ=アームストロングが脚光を浴びていますが、ブレグマンもNL屈指の選手として堅実に活躍。ブレグマンのfWARはNLで5位につけており、PCA、エリー・デラクルーズ、オットー・ロペス、ブライス・トゥラングに次ぐ数字です。

 特に直近の活躍は目覚ましく、前半戦は.241/.336/.359と苦戦しましたが、後半戦は.296/.378/.600と圧倒的な成績を残していました。

カブスのポストシーズン

 現地2026年9月21日を終了してカブスはまだポストシーズン進出を確定させてはいませんが、進出の可能性は極めて高い状況にあります。

 残り6試合の時点で、パドレスと並んでワイルドカード枠の第1・第2シード争いをしており、両チームともに87勝69敗。

 フィリーズは1ゲーム差で86勝70敗で第3シードの位置にいます。

 ダイヤモンドバックスはプレーオフ圏外のチームの中では最上位にいますが、フィリーズとは4ゲーム差、カブスやパドレスとは5ゲーム差をつけられており、かなり厳しい状況。

 よって、カブス、パドレス、フィリーズがワイルドカードの出場権を獲得するというのが濃厚ですが、その順位(シード順)はレギュラーシーズン終了の直前まで確定しない可能性があります。

 カブスはこの後、リグレーでマイアミとの3連戦をこなし、最後の3連戦はフェンウェイパークでのレッドソックス戦。この最後の遠征ですが、現地ボストンでは雨の予報が出ており、厳しい環境でのプレーになりそうです。延期があったとしても日程の余裕がないため、ダブルヘッダーということもあり得ます。

 最終的な順位が決まれば、ワイルドカード最上位のチームがホームフィールド・アドバンテージを得て、第2シードのチームと対戦することになります。ワイルドカード3位のチームは、地区優勝の勝率3位となる可能性の高いブレーブスとの対戦に。

ペドロ・ラミレス、マット・ショー

 カブスがポストシーズン進出の可能性を残し続ける期間が長ければ長いほど、ブレグマンがチームに復帰する可能性も高まる見込みです。

 残り6試合からワイルドカード・シリーズまでカブスは3Bのブレグマンの穴を埋めなければなりませんが、直近のブレグマンの絶好調ぶりを考えると、戦力ダウンは避けられません。

 代役の有力候補としては、ペドロ・ラミレスとマット・ショウが挙げられます。ペドロ・ラミレスの成績は.266/.324/.419、wRC+は104、サードの守備評価も堅実です。

一方のマット・ショウは、今季の成績が.238/.330/.419で、wRC+は109。サードでの守備評価は平均的。

 クレイグ・カウンセル監督は競わせるのがうまいですから、2人にはチャンスを与えると思います。ともに右打席です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

【MLB2026】レッドソックス、タナー・ハウクが復帰するも、最終戦を落とす!ブレグマンが大暴れ!
現地2026年9月27日、レッドソックスはタナー・ハウクが復帰するも、最終戦を落としました!アレックス・ブレグマンが大暴れで2HRをマークしました。

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