スポンサーリンク

【MLB2021】ヤーミン・メルセデスが引退騒動!その真意とは?(追記あり)

“It’s over”とインスタに投稿

 現地2021年7月21日、トレードデッドラインまであと10日、そして東京五輪も始まったこの慌ただしい時期に波紋を広げるニュースが出てきまた。

 そのセンスのあるスイングで今季開幕直後にMLBを大いに沸かせた、ホワイトソックスの捕手兼DHのヤーミン・メルセデス(Yermín Mercedes)が引退を表明。ここまでは事実関係なので、そのまま記載いたします。

 本当に引退表明なのか?まず投稿の内容を見てみます。

投稿の内容

 投稿は本人のインスタグラムに。(リンク:ymercedes73

 下記はツイッターでの投稿ですが、インスタグラムと当ブログはシステム上相性が悪いので代わりのものを。

 このIt’s overの黒背景、白文字投稿に本人のコメントが掲載されていて、原文はスペイン語です。本当はここは省いてもよいのですが、本人の生の言葉ゆえ掲載しておきたいのと、ひょっとしたらスペイン語のわかる人もいるかもしれません。それに、何か感じるものがあるかもしれませんので、一応、掲載させていただきます。

Primero que nada quiero agradecerle a Dios por darme la vida a los fans que sin ellos no fui nada a mi familia por comprenderme y apoyarme siempre a Daniel szew por sacarme adelante, y de paso pedirle perdón a todos aquellos los cuales eh ofendido frutó de mi inmadurez a los miembros de la radio, televisión y prensa.. a todos los equipos que participé por no tolerar las decisiones de ellos a todo aquel que como ser humano le eh fallado le pido disculpas y de esta manera me alejo del béisbol por tiempo indefinido..! Dios los Bendiga 🙏🏽 it’s over

ymercedes73

 さっぱりわかりませんね。スペイン語←→英語は翻訳の精度が高いので、Googleの力をお借りして英訳した内容が以下です。

First of all I want to thank God for giving my life to the fans that without them I was nothing to my family for understanding me and always supporting Daniel szew for getting ahead, and incidentally apologizing to all those who have offended me. immaturity to the members of the radio, television and press .. to all the teams that participated for not tolerating their decisions to everyone who as a human being I have failed I apologize and in this way I am away from baseball indefinitely ..! God bless you 🙏🏽 it’s over

 ちょっとどこにtoがかかるのかわからない、おかしな英語が出てきましたが、わからないスペイン語と見比べてながら、分析した結果、下記の和訳にたどり着きました。100%正解ではないことだけはご了承ください。

超訳(=超意訳)ヤーミンの言葉

「まず最初に、私の人生を捧げてくれた神様に感謝したいと思います。そしてファンの皆様にも。ファンがいなければ、私は成立しませんでした。そして私を理解してくれた家族にも。そしていつも前進するようサポートしてくれたエージェントのダニエル・シュー(Daniel Szew)にも。

 それに伴い、私が怒ってしまった全ての人に謝罪したいと思います。ラジオ、テレビ、報道機関のメンバーは未熟さゆえに怒ってしまいましたが・・・(ここは超意訳です)。また、堪忍ならない決定をした全てのクラブに対しても。私が人格が出来ていなかったがゆえに(迷惑をかけた)全ての人に謝罪します(ここも超意訳)。私は無期限に野球から離れていきます。神はあなたを祝福します。終わりです。」

エージェント、ホワイトソックスも調査中

 ダニエル・シューはヤーミンの所属するエージェントです。こういうのがあるとエージェントもコメントを出すのですが、まだ出てないところを見ると、ヤーミンが先走って勝手に投稿したのがわかります。

 そしてホワイトソックスにも当然、本人からは正式に何のコメントも届いておらず、今調査をしているところです。

センセーショナルな活躍から一転

 もともとその打撃力には定評があったヤーミン・メルセデス。2020年がショートシーズンになる前のスプリング・トレーニングでもその片鱗を見せていました。

 残念ながら2020年はショートシーズンになったことにより、ヤーミン・メルセデスのMLBの機会もごく限られたものに。

 しかし、2021年が開幕し、その直前にイーロイ・ヒメネスが大胸筋断裂で戦列から離れたこともあり、ヤーミン・メルセデスの出場機会が増えました。

 その活躍はセンセーショナルで、開幕2戦目から出場し、2試合を通じ、8打数8安打を放ったことも。シーズン開始36試合で、打率.364、OBP .410、SLG .574、HR6、RBI 25をマーク。

 しかし、6月に入り、打撃が急変。18試合で打率.159、OBP .221、SLG .190と壊滅的な数字となり、現地7月2日にトリプルAにオプションされたのでした。

 

0-3でのスイングと不文律破りが大きく影響

 上記の「シーズン開始36試合で、打率.364、OBP .410、SLG .574、HR6、RBI 25をマーク」とは、何を起点に出場36試合で区切ったかというと、例の不文律破りです。

 現地2021年5月17日、ホワイトソックスはミネソタ・ツインズを相手に中盤にビッグイニングを3度も設け、結果16-4で下したゲームがありました。

 この時に問題となったのは、不文律破り。ホワイトソックスが15-4でリードしていた9回表、ツインズはポジション・プレーヤーのウィリアンズ・オスティディーヨ(Willians Astudillo)をマウンドに。オスティディーヨは47mphのスローボールで対応。これをヤーミン・メルセデスが大ホームランを放ったのでした。

 不文律とは大量得点の際には、これ以上相手に恥をかかせないために、多少の手加減はするものだというもの。その是非はともかくとして、ヤーミン・メルセデスはそれをやってしまったということです。

ラルーサは0-3ヒッティングに怒り

 この不文律破りには、トニー・ラルーサ監督もヤーミン・メルセデスを強く非難。打ったのは、3ボール0ストライクのカウントだったのですが、トニー・ラルーサが非難したのは、0-3ピッチで打ったこと。しかも、ポジション・プレーヤーが投げている状況に対してです。ベンチからは”take”「待て」のサインが出ていたのですが、ヤーミンはスイングしました。

 どうしてラルーサは待てのサインを出したかというと、長打で相手に恥をかかせないように、ボールならそのまま見送れという指示でした。トニー・ラルーサはオールド・スクールなので、不文律破りにはちょっとうるさいとは思います。

 そしてその翌日の18日のゲームで、ヤーミンはタイラー・ダフィーから背中の後ろを通るボールをほうられ、報復を受けた形となりました。

不文律破り以後の成績

 ヤーミンは6月、壊滅的な数字を残したと書かせていただきましたが、急降下の分岐点はやはりその不文律破りのゲーム。

 現地5月18日以降のヤーミン・メルセデスの成績は、32試合に出場、うち30試合にスタート。打率.162、OBP .236、SLG .207、HR 1、RBI 10。

分岐点GAvOBPSLGHRRBI
不文律破り前36.364.410.574625
不文律破り後32.162.236.207110

ナイーブか、気分屋か

 ヤーミンは上記の投稿の上において、マスコミも軽くDisっています。それは例の不文律破りが大きく取り上げられ、本人の納得できない報道もあったからでしょう。

 また、「堪忍ならない決定をした全てのクラブに対しても謝罪したい」とも書いていますが(超訳が正解ではないかもしれません)、これはマイナーへの降格を揶揄しているようにも思えます。

 例の不文律破りへの批判はイケイケの心を折ってしまったのかもしれません。そして散々経験したマイナーへの降格もかなり落胆したのかもしれませんね。ナイープなのかもしれません。

 ただ、ヤーミンはとても人気のある選手で、かなりちやほやされたとも思われ、やや気分屋の面も伺わせます。会ったこともないのに勝手にごめんなさい。

ヤーミンは引退しない

 そして、筆者はすでに一つの結論に至っています。それはヤーミン・メルセデスは辞めるわけがないというもの。

構って、わかって! 

 投稿内容や足跡をたどると、ヤーミン・メルセデスの「かまって、わかって」という声が聞こえるように思うのは、筆者だけでしょうか?

 これはベテランが間に入って、あの不文律破りを上書きするメッセージを彼に送る必要があるのではないか?と思われます。メジャーリーグはなんでも手配するので、ここもケアするはずです。

 これから先、一歩前に進むための心の声。このように思います。

 ヤーミン・メルセデスが野球を辞めるなら、もっと前に辞めていたはず。今季がまだルーキーステータスなのですから。それに野球が好きで好きでたまらないから、ここまで続けてきた訳で、メジャー契約も勝ち取った今季は収入もそれまで以上にアップ。辞める訳がない!筆者はそう思います。

 それにかつて、こんなこともあったではないですか!ドミンゴ・ヘルマンです。引退を示唆したことのある彼はまだ投げています。

 一時の大幅な心のダウンが起因した投稿ではないか?と思います。

 ファンとしても彼の大きく足を上げるきれいな打撃フォームはまだまだ見てみたいです。

追記:おまたせしました!戻りました!

現地2021年7月22日、ファンを24時間も待たせて、ヤーミンが復帰しました。トリプルAのゲームに出ます。なんとインスタには、フェニックスって、さすがに、「おい!」。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB 2022】エンゼルスのローガン・オホッピーが早くもメジャーデビュー!
【MLB 2022】リチャード・ブライアーに3度のボーク判定!メッツ、労せず1点を奪うも反撃の火も消されてしまう(追記あり)
【MLB 2022】パイレーツ、マイケル・チャビスとグレッグ・アレンをDFAに
【MLB 2022】新星ガーディアンズがALセントラルを制覇!総勢16人のルーキーと打ちまくった内野陣
【MLB 2022】マリナーズ、ルイス・カスティーヨと5年/108Mドルで契約延長!2026年まで大投手王国を構築へ!
【MLB 2022】大谷選手、14勝目!ついに200奪三振も達成!200K&30HR以上はもちろん史上初
【MLB 2022】アルバート・プホルズ、2打席連続HRで一気に700号HRを達成!
【MLB 2022】カイル・ブラディッシュ、バーランダーを向こうに回し、9回2アウトまで2ヒッター!
【MLB 2022】アーロン・ジャッジ、トリプル・クラウンのチャンス!ただ今、AL12冠
【MLB 2022】シルバースラッガー賞にユーティリティー・プレーヤー部門が新設
【MLB 2022】マックス・シャーザーが6回パーフェクト!キャリア通算200勝を達成!
【MLB 2022】”サイ・ヤング賞”のデービッド・プライスが2022年で引退を表明
【MLB 2022】ハンター・グリーン、100mphを連発!6イニングで47球!
【MLB 2022】大谷選手が7イニング、スコアレス投球で13勝目!二遊間の堅守も光る!
【MLB 2022】レッドソックス、捕手のケビン・プラウェッキをDFAに
【MLB 2022】「順調に回復!」ジャスティン・バーランダーがまもなく復帰の見込み!(追記あり)
【MLB プロスペクト2022】パイレーツ、またしても怪物を輩出!ルイス・オルティズ、デビュー戦で100mph連発!
【MLBプロスペクト2022】Dバックスの新星、ライン・ネルソン、パドレスの次はドジャースをねじ伏せる!
【MLB 2022】ブレーブス、SEAにサヨナラ勝利を許すも、9回表2アウトから4点差を跳ね返し逆転する粘りを見せる
【MLB 2022】プホルズの697号は劇的逆転2ランHR!
【MLB 2022】大谷選手、5回7Kで12勝目!自己最速の101.4mphをマーク!
【MLB 2022】”ナッツ期待の捕手”、ケイバート・ルイーズが急所直撃で今季残り試合は欠場の見込み
【MLBルール変更2023】ピッチ・タイマー、シフト・リストリクション、ビガー・ベースなど3つの変更点の詳細
【MLB 2022】フィリーズのエドムンド・ソーサが2試合で 2HR&2ダブル!守備でも華麗なタッチを披露!
【MLB 2022】首位メッツがパイレーツに敗戦。開幕以来初めてブレーブスに並ばれる(追記あり)
【MLB 2022】レッドソックス、キケ・ヘルナンデスと1年/10Mドルで延長合意
【MLB 2022】Dバックスのザック・ギャレン、スコアレス・イニングを”41.1″に伸ばす!(追記:44.1でストップ)
【MLB 2022】大谷選手、12勝目ならずもイニング・ピッチ・クリアーでERAランクAL5位へ
【MLB 2022】「惜しい!」ディラン・シーズ、あとアウト1つで”NO-NO”を逃す!
【MLB 2022】ブライアン・ベイヨーがメジャー初勝利!そしてトリストン・カサスの昇格とタナー・ハウクの状況
タイトルとURLをコピーしました