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【MLB2020】ホワイトソックスは超パワーヒッターのヤーミン・メルセデスをアクティブロスターに残すのか?

Yermin MercedesMLBプレーヤーの紹介

そのパワー、恐るべし!

 ヨアン・モンカダのエクステンション・トピックからホワイトソックス3連発ですwww。ホワイトソックスを「人材の宝庫」として書いていますが、マイケル・コペックのトピックを調査している時にたまたま見つけた素材がすごかったので、記事にしたいと思います。

ヤーミン・メルセデスがすごい

 その選手とはヤーミン・メルセデス(Yermin Mercedes)。27才の捕手です。

 詳細なプロフィールは後述しますので、まずは彼の凄さが伝わる動画をご覧いただきたいと思います。

衝撃のグランドスラム

 現地2020年2月28日、カクタス・リーグのインディアンス戦で放った今スプリングトレーニング2号となる衝撃のグランドスラムをご覧ください。インディアンスのピッチャーはジャレッド・ロビンソンです。

 一応、ツイッター版も掲載しておきたいと思います。

 ハンガーカーブであったとは言え、そのパワーたるや衝撃的ですし、それに加えてイーロイ・ヒメネスと同じくらい打撃フォームの美しいこと。ヒメネスよりもヘッドを使って飛ばしていますね。プルヒッターだとは思いますが、いいバッターで惚れ惚れしました。

ヤーミン・メルセデスとは?

 この衝撃的なヤーミン・メルセデスですが、上述しました通りすでに27才。捕手という特殊なポジションゆえにまだメジャーデビューしていないんです。

ナショナルズ→オリオールズ→ホワイトソックス

 ヤーミン・メルセデスのプロフィールですが、ドミニカ共和国出身で、アマチュアFAとしてプロ入りしています。もともとサインしたのはワシントン・ナショナルズと。マイナーデビューは2011年で18才の時です。2013年まではナショナルズ傘下のDOSL(ドミニカサマーリーグ)に参加。この3年間でHRは2本。しかし、109安打を放ち、3年のうち2度も打率3割超え。若い頃からミートはうまかったようですね。

 しかし、2013年8月、ナショナルズからリリースされてしまいます。その後、独立リーグで約1年プレー。2014年9月にボルチモア・オリオールズとマイナーディールでサイン。以降、オリオールズで2017シーズンまで3年間プレーするもダブルA止まりでした。

 2017年12月にオリオールズがウェーバー公示したところをホワイトソックスがクレームオフ。2018年からホワイトソックスのマイナーでプレーしていて、2019年はトリプルAまで昇格。同年11月のロスター再編でついにメジャー契約となりました。

 もちろん、今スプリングトレーニングにはメジャーの選手として参加しています。NRIではありません。

マイナー他で9シーズン

 ヤーミン・メルセデスは過去8シーズン、シーズン中は傘下のマイナーリーグでプレー。シーズンオフは地元ドミニカ共和国に帰り、DOWL(ドミニカ・ウィンターリーグ)でプレーするという文字通り野球漬けの日々を過ごしてきました。

 陽気そうな外見とは裏腹にしっかりとスキルを磨いてきた努力家でもあります。

 独立リーグ、ドミニカ夏・冬リーグ、マイナーリーグとすべてのレベルの成績を通算すると、2,685打数822安打、打率.306、OBP .367、SLG .494、HR 103、RBI 509、盗塁36。

 守備面は9年間でCS%が37%、パスボール117。守備面は特別すごいというわけではないようです。 

アクティブロスターに残れるか?

 ヤーミン・メルセデスが打撃面でかなり注目できる逸材であることは上述のとおりです。上のレベルでの活躍を見たいのですが、ここにはホワイトソックスならではの事情が。

CWSは捕手飽和状態

 MLBは2020シーズンからアクティブロスターが26人になるとは言え、ホワイトソックスの捕手には2019シーズンに活躍したジェームズ・マッキャン(James McCann)がおります。そして、彼がいるにもかかわらず、ヤズマニ・グランダール(Yasmani Grandal)を獲得し、ジェームズ・マッキャンでさえバックアップロールという状態に。

 さらに同世代25才のザック・コリンズ(Z. Collins)もおり、捕手は完全に飽和状態。ヤーミン・メルセデスは3番手、あるいは2番手のジェームズ・マッキャンと争っている状態でハードルは非常に高いです。

DHにはエンカーナシオン

 これだけ打撃がいいのだからア・リーグゆえDH起用ならどうか?と思うのですが、その時に立ちはだかるのが、今オフに獲得したエドウィン・エンカーナシオン(E. Encarnacion)。エドウィン・エンカーナシオンが怪我でもしない限りはここでの出場も厳しそうです。

1Bにはアブレイユ

 では1Bはどうか?というと、ホワイトソックスの1Bにはホセ・アブレイユが。ホセ・アブレイユ自身もエドウィン・エンカーナシオンとの競争があり、また1Bにはマスクをかぶらない捕手が守るケースもあり、これも飽和状態。

 こうなるとかなり厳しい立場であることは疑いようがありません。

 せっかくのメジャーのチャンス。ぜひ掴み取ってもらいたいですし、何よりメジャーでの打撃が見てみたいです。

 ホワイトソックスがこの打撃の天才をどうするのか?ロスターの調整に注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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