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【MLB2026契約】ホセ・ラミレスは生涯ガーディアンズに!7年/175Mドルで延長契約へ

現状の契約を上書き

 現地2026年1月25日のこととなりますが、クリーブランド・ガーディアンズがチームのスーパー・スターである3Bのホセ・ラミレスと7年の延長契約に合意しました。こちらはそろそろオフィシャルになるかと思っていたのですが、まだのようです。

 ホセ・ラミレスの延長契約はこれで3度目。今回の契約は2022年4月にサインした7 年/$141M (2022-28)を上書きする形での延長契約です。

契約内容

 今回の契約内容は以下の通り。

  • 7 年/$175M (2026-32)
    • サラリー: $25M/年 x 7年
      • $10M/年 x 7年で計$70Mが繰延払い
    • アウォード・ボーナス:
      • MVP 1位:$0.5M | 2位-3位: $0.3M | 4-5位: $0.15M
    • その他、オールスター、シルバースラッガー賞、ALCSMVP、WS MVPでもボーナスあり(前回のディールでのボーナス設定の倍。ただし、前回ディールでのボーナスの詳細は非公表)。

前回のディールを上書き

 ホセ・ラミレスとガーディアンズの延長契約の1度目は2017年3月にサインした5 年/$26M (2017-21) + 2022-23 クラブオプションでした(当時のチーム名はインディアンス)。

 2度目は2022年4月の7年/$141M (2022-28)。これはガーディアンズ(2022年から現在のチーム名)が2022年のオプションを$12Mで行使した後に上書きした内容でした。

 そして3度目の今回は2度目の延長契約を3年残しての上書き。2026年が$21M、2027年が$23M、2028年が$25Mでしたので計$69Mを期間を伸ばしての刷新です。3年/$69Mが7年/$175Mに変わったということでもあります。

生涯ガーディアンズ

 今回の契約のファイナルイヤーである2032年は現時点で33歳のホセ・ラミレス(DOB: 1992/9/17)が39歳になるシーズンまでカバーするということに。ということはホセ・ラミレスはもはや生涯ガーディアンズということになりそうです。

1度目の延長はWSの後

 今から9年前、2016年にクリーブランド・インディアンスはワールドシリーズに進出し、カブスと対戦。惜しくも敗れてしまいましたが、メジャー4年目のホセ・ラミレスはこの年から大ブレークを果たし、まさに予想外の活躍を見せました。

 そのワールドシリーズ終了後に延長契約となったのが上記の2017年3月の1度目の延長契約です。2017年以降も150安打以上を放ち続けたホセ・ラミレスに対し、ガーディアンズは1度目の2022年のクラブオプションを行使した後に、2度目の延長契約をオファーし、サインしたのでした。

 ガーディアンズはスモールマーケットのクラブゆえ、ホセ・ラミレスにFAで出て行かれて、他との競合でサラリーがつり上がってしまうのを避け続けたのがこの3度の延長契約と言えるでえしょう。2度目の延長契約で合意に至らない場合、パドレスへのトレード話もあったと言いますから、かなりギリギリの状況で交渉に成功したというのが実情のようです。

 ホセ・ラミレスの活躍からすると2度目の7年/$141M (2022-28)でも安いくらいですが、ガーディアンズにとっては誠意のある投資でした。

フランチャイズの顔に

 ドミニカ共和国出身のホセ・ラミレスは2009年11月にアマチュアFAとして当時のインディアンスとサイン。サイニング・ボーナスは$0.05M。このときはここまでの選手になろうとはインディアンス側も予測できなかったようです。

 2013年にデビューしたホセ・ラミレスより長く同じクラブに在籍しているのは、アストロズのホセ・アルトゥーベ、ロイヤルズのサルバドール・ペレス、エンゼルスのマイク・トラウトの3人(いずれも2011年デビュー)だけ。

 もしホセ・ラミレスが今回の契約を遂行したして引退した場合、クリーブランドで20シーズンを過ごすことになり、20年間同じクラブでプレーした極めて稀有な選手となります。このままいけば、ホセ・ラミレスはクーパーズタウン行きです(野球殿堂に入る)。

​​ MLB史上、MVPを受賞していない選手の中で、彼よりも多くの投票に名を連ねた選手はいません。

 2016年にレギュラーとなって以来、野手の中での2016年からのキャリアfWARは56.0。これはアーロン・ジャッジ(61.6)フランシスコ・リンドーア(56.5)に次いで3位。しかもムーキー・ベッツと並んでの3位です。

 ホセ・ラミレスは2019年以降はILに入っていないという強烈な経歴を持ちますが、もし彼がこのまま健康を維持すれば、2026年には300HR・300SBを達成することになります。

 そして、彼の依然として卓越したパワーとスピードの両立維持されれば、バリー・ボンズのみが保持する400HR・400 SB到達のチャンスが出てくるかもしれません。

 しかし、彼の個人成績とは裏腹にガーディアンズは1948年にワールドシリーズチャンプとなって以来、いまだチャンプに返り咲いたことはありません。MLB最長記録の80年に迫っています。  

 ガーディアンズは過去9シーズンでポストシーズンに6回進出し、レギュラーシーズンの勝利数でもMLBで6番目に多いです。毎年メンバーが変わル中、投手陣の良さが目立ちます。しかし、オフェンスは2025年は貧打にあえぎ、打率.226は20位、RUN 643はMLB 28位。

 投手の育成がうまく、打線に投資していないのがよく現れた結果でした。

 今回のホセ・ラミレスの延長契約はせめてコアとなる打者をキープしておきたいという戦略の実現でした。あとはプロスペクトの台頭だけでなく、もう少し打者にも投資してもらいたいところですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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