レイズにユーティリティが加わる
現地2019年7月28日、トレードデッドラインに向けてレイズも動きました。
トロント・ブルージェイズからエリック・ソガード( Eric Sogard )を獲得しました。カブス、ジャイアンツも狙っていたのですが、レイズが早目に動きましたね。抜け目がない!素晴らしい。
トレード詳細
このトレードはエリック・ソガードのレイズ行きは決定しましたが、レイズからブルージェイズへの移籍はPTBNL(Player To Be Named Lanter)で後日指名の選手が2人移籍することが決まっています。
レイズにはいいプロスペクトがたくさんいますから、ブルージェイズは喜んでいるでしょうね。
エリック・ソガードとは
エリック・ソガードは33才になったばかりの内野ユーティリティー。SSも出来ます。右投げ左打ち。
2007年アマチュアドラフトのパドレスの2巡目指名です。
2010年1月にアスレチックスへ移籍。アスレチックスがスコット・ヘアストン(Scott Hairston)を獲得したトレードでした。2010年、アスレチックスでメジャー・デビュー。
2016年10月にFAとなり、その年12月にブルワーズとサイン。2017年は94試合に出場し、打率.273、OBP .393と活躍するするも、2018年は極度の打撃不振で2018年7月10日にブルワーズをリリース。一旦、7月27日に再契約となりましたが、9月1日にやはりリリースされました。2018年はそのままシーズンエンド。
2018年12月にブルージェイズとサイン、そしてレイズへの移籍が決まったのでした。
アスレチックス6年、ブルワーズ2年、ブルージェイズ1年で計9シーズン。
2019年はブルージェイズで73試合に出場、打率.300、OBP .363、SLG .477、HR 10、二塁打17、三塁打2、RBI 30、WAR 1.9。
現地2019年7月24日、インディアンスのシェーン・ビーバー(Shane Bieber #57)がブルージェイス戦で1ヒットシャットアウトを演じました。ブルージェイズはあわやNO-NOを食らうところだったわけですが、この時にビーバーのNO-NOを打ち砕いたのがエリック・ソガードでした。
レイズはけが人多数
レイズが妙なタイミングで売りに出なくてホッとしています。今回ソガード獲得の背景には故障者の補強の意味合いが強いです。
ブランドン・ラウ、ダニエル・ロバートソン、ヤンディー・ディアスらのILに入っている内野手の穴を埋めるべく声がかかりました。
また、ソガードの枠を空けるため、クリスチャン・アローヨをインディアンスにトレードに出しています。
TOR、B・ビシェットをコールアップ
ブルージェイズはプロスペクトが台頭して来ています。3Bのヴラディーミル・ゲレロ・ジュニア(V. Guerrero Jr)、2Bのキャバン・ビジオ(C. Biggio)。
そしてブルージェイズは現地2019年7月28日、エリック・ソガードの枠を埋めるべく期待のプロスペクト、ボー・ビシェット(Bo Bichette)の昇格を決定しました。
ボー・ビシェットは21才、右投げ右打ちでSSと2Bを守ります。MLB.comのPre-2019のプロスペクト・ランクでは11位、Baseball AmericaのPre-2019では8位でした。
お父さんはロッキーズで活躍したダンテ・ビシェット(Dante Bichette)です。
ブルージェイズの2世率はすごいです。
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