【MLBルール&移籍2021】NLのユニバーサルDHに揺れるマーセル・オズーナ、ネルソン・クルーズ、カイル・シュワーバーの動向

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【噂】長距離ヒッター3名の動向

 カブスからノンテンダーFAとなったOFのカイル・シュワーバー、ブレーブスからFAのマーセル・オズーナ、そしてツインズからFAのネルソン・クルーズ。

 彼らのFA市場の噂がストップしています。貧打にあげくクラブにとっては垂涎のヒッター達ですから、おそらく水面下では動いているとは思います。しかし、情報が表面化してきていません。ということはまだ話が煮詰まっていないということではないかと推測しています。

 長距離ヒッターの3人の動向が出てこないのはどうやら、ナ・リーグのDH制が2021年はないというのがまだオフィシャルにコンファームされていないためとの見方が強いです。

【非公式】2021年、NLはDH無し(12月7日時点)

 ナ・リーグのDHに関して、現地2021年1月2日時点での最新の情報は現地2020年12月7日の情報までさかのぼります。

 この少し前、ツインズからFAのネルソン・クルーズはツインズからのオファーに対して、ナ・リーグのDHの様子を見たいと態度を保留しました。

 MLBとMLBPAは2021シーズンの制度についてまだ正式に合意できていません。12月7日時点では、MLB側から各クラブに対して、2021年のナ・リーグはユニバーサルDH(=DHをデフォルトで設定すること)を置かない想定で動いて欲しいとのメモを送っています。

 今のところ、これがこの件に関する最新の情報です。よって、正式ではないゆえに、クラブ側も彼らをどうするか、決めかねているというのが現状のようです。

2020年、マーセル・オズーナは2冠

 2020年、ブレーブスのマーセル・オズーナは素晴らしい成績を残しました。HR18本でナ・リーグ1位、RBI 56もナ・リーグ1位。打率は.331でナ・リーグ3位で、トリプルクラウンを狙おうかというほど活躍。安打数77は2位、OPS 1.067は3位。素晴らしかったです。

現地2020年9月27日に数量したレギュラー・シーズン。個人タイトルではシェーン・ビーバーが投手主要3部門でトリプル・クラウンを達成。NLのフアン・ソトは早くもタイトルを獲りました。

 本当ならすぐにでも獲得に走るクラブが出てもおかしくはないのですが、まだ決まっていません。

OFが不足しているALのクラブもあるが

 マーセル・オズーナは2017年のマーリンズ時代にゴールドグラブ賞を受賞。このシーズンはLFを中心に守りました。どこもLFのスポットは埋まっているのが現状で、ホワイトソックスのRFが空いていましたが、ホワイトソックスはアダム・エンゲルと調停を避けてサイン、そしてFAのアダム・イートンともサインしました。

 珍プレーを演じたこともありましたが、OFの守備には定評があります。

現地2019年4月9日、STLのマーセル・オズーナがフェンス際の大飛球に対応しようとしますが、これが大失態に。その恥ずかしいプレーをしたオズーナを同僚が爆笑しながらフォローするという微笑ましいシーンが印象的でした。

打撃優先 

 マーセル・オズーナに関してはどのクラブも打撃を優先に考えているようですね。守備はプラスアルファのような位置づけかもしれません。もったいない気もします。

2020年は$18M 

 あとは2020年のサラリーが$18Mだったというのも一つネックになっているのかもしれませんね。増してや2020年は2冠でしたから、$20M以上は求めているでしょう。

ネルソン・クルーズ

 2021年の開幕時に40才、7月1日の誕生日で41才となるネルソン・クルーズはア・リーグからのオファーもありつつも、2021年のナ・リーグのDHが正式に無くなるのかを静かに待っている模様です。ネルソン・クルーズの場合、各クラブの動向というより、ネルソン・クルーズサイドが様子見をしていると言っても良さそうです。ネルソン・クルーズの2020年のサラリーは1年/$12Mでした。

今季「40才」のネルソン・クルーズが現地2020年9月9日時点でHR数トップ、DHでは余裕の3冠です。

カイル・シュワーバー

 衝撃のノンテンダーFAとなったカイル・シュワーバー。2020年のサラリーは$7.01Mでした。

2020シーズンは59試合に出場、打率.188と大いに苦しんでしまいましたが、通算121HR、2019年には38HRを放った大砲はカブスにとっては欠かせない得点源です。

 ダルビッシュ投手のパドレス移籍によって、ある程度余裕が出来たカブスが再契約する向きもありそうです。

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 2022年にFAとなってしまいますが、もう1年カブスと契約するか、注目ですね。またDHを使えれば、カブスにとってはさらに嬉しいというところかと思います。

 カイル・シュワーバーが$10M以下というのは資金力があればかなり魅力に思えるのですが。

 いずれにせよ、ナ・リーグの2021年のDHが正式にどうなるのか、ここが焦点になりそうです。筆者はナ・リーグにDHがない方が嬉しいですが、選手の活躍する場を考えると、DH無しに賛成とは言い難い状況です。

 様子を見てみるしかありませんね。

 お読みいただき、ありがとうございました。