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【MLB2022】DETのエドゥアルド・ロドリゲス、「個人の事情」で今季の登板は未定に

E・ロッドがリストリクティッド・リスト入り

 現地2022年6月13日、デトロイト・タイガースは2022年のオープニング・ピッチャーを務めたE・ロッドこと、エドゥアルド・ロドリゲスをリストリクティッド・リストに入れたとアナウンスしました。

 GMのアル・アビーラは「エドゥアルド・ロドリゲスは、個人的な問題により、現時点ではチームに復帰しないことをクラブに伝えた 」声明で発表。GMの見解としては「結果として、追って通知があるまでリストリクティッド・リストのままである」と。

 クラブ側からはこれ以上の情報は提供されておらず、理由はわかりません。ただ、「個人的な問題(事情)」という事なので、「察してあげるべき何か」があったようです。「そっとしておいて上げて欲しい」ということのようです。

ヒンチとは連絡を取っている

 なお、E・ロッドは監督のA.J.ヒンチとは連絡を取っており、ヒンチ自身はE・ロッドの復帰に期待していると語っていることから、一時的なものであることを祈るばかりです。

 当のE・ロッドはフロリダの自宅で子供たちと一緒にいるとのことです。

左胸郭を傷め、IL入り

 E・ロッドは、現地2022年5月18日のレイズ戦に先発。0.1イニングで被安打4、失点3、BB2と立ち上がりに乱れ、明らかな怪我と思われる症状で、トレーナーを伴って降板しました。タイガースもこのゲームは1-6で落とています。

 E・ロッドはこの日以降、15Day ILに入り。傷めたのは左胸郭。

心筋炎で離脱したことも

 COVID-19のパンデミックとなった2020シーズン。E・ロッドは罹患しました。一度は復帰を試みたのですが、後遺症が残り、心筋炎と診断され、2020シーズンはこのままオプトアウトした経緯があります。

 よって、E・ロッドで胸の回りの怪我と聞くと、この影響を心配してしまいます。なお、IL入りの理由の左胸郭の痛みと心筋炎の影響はリンクしているとの情報は現時点ではありません。

IL入り後

 E・ロッドは現地6月9日にトリプルAでリハビリ登板。4回を無失点、9SOをマークし、復帰の態勢に向けて順調に調整していたところではありました。

リストリクティッド・リストに入ると

 MLBのルール上、リストリクティッド・リストに入った選手は、その期間はサラリーなし、MLSのカウントも発生せず、アクティブ・ロスターの26人または40manロースターにもカウントされません。

 なお、E・ロッドは今オフ、タイガースと5年/$77M (2022-26)でサイン。2023シーズン終了後にオプトアウトが入っている契約を結んでいます。

タイガースまたしても試練

 今季、タイガースはローテーションが充実。かなり期待できる布陣ではありましたが、今回のE・ロッドの件を含め、トラブル続きです。ケイシー・マイズは、もうまもなくトミー・ジョン手術を受ける予定。マット・マニングは、肩の炎症で欠場後、ようやくスローイング・プログラムを再開したところ。マイケル・ピネダは、5月14日にカムバッカーが右中指を直撃して骨折。ようやくブルペン・セッションをスタートしたところです。

 今は左腕のタリク・スクーバルが軸となって回しているところで、ヒンチ監督も頭の痛い事態ではあります。

 E・ロッドは今季8試合に先発し、39.0イニングで1勝3敗、ERA 4.38。ERAはもともと3.50は行く投手なのですが、勝負どころのチェンジアップが素晴らしい投手で2019年は19勝をマークし、サイ・ヤング賞の投票では6位に入ったことのある投手です。

 早く復帰できることを祈るばかりです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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