ブルース・ロンドンが100マイル連発
こんにちは(^^)
しっかりとした先発ローテーションと、いい仕事をする中継ぎ陣、さらに他チームが羨む強力打線を持ち、そして守備にも抜け目なし。これはデトロイト・タイガースのことです(^^)
基本的に2012年と変わらない戦力を保持しています。トリイ・ハンターが入ったことで、外野守備にさらに厚みが増したのは言うまでもありません。
当ブログで何度か指摘させていただいていることですが、そんなデトロイト・タイガースの唯一、しかもかなり大きな穴はどこかと言えば、クローザーです。
2012年もそうでしたね。
タイガースのクローザー問題
ホセ・バルバーディ(Valverde)がシーズン後半に崩れたことで、試合運びに不安を感じたタイガースは、ワールドシリーズでもその実力を発揮することなく、0勝4敗でジャイアンツに敗れました。
タイガースはシーズン・オフにバルバーディと契約を結ばず、若手を起用するプランを持っていました。
ところがその若手がスプリング・トレーニングで力を発揮できずにマイナー送りに。クローザー不在のままシーズンを迎えました。
開幕して1月が経とうとした頃、「後ろ」に不安を残したままでは戦いにくいということで、タイガースはFAで残っていたバルバーディと4月後半に再契約。そのバルバーディは復帰当初、チームに大きな安心感をもたらします。
しかし、6月に入ってバルバーディの失点の多さが目立ちはじめ、バーランダーの勝ち星を消すなど2012年後半と同じ様相を呈し始めました。
早急に手を打つべく、タイガースGMのデーブ・ドンブロウスキーは6月27日付けでバルバーディをマイナーへ降格させました。タイガースはあえてクローザーを作らずに、中継ぎのスタッフに9回を任せるという方法を選択します。 その中でベノイト(Joaquin Benoit)が9回を任されることとなりました。
23日のレッドソックス戦から9回を任されているベノイトは、現状ではキチンとした成果を出しています。 しかし、ベノイトの適所はあくまでセットアップ。しっかりとしたクローザーを作りたいというのがタイガースの悲願でもあります。
ブルース・ロンドンのテスト
そういった流れの中(前置きが長くなってしまった!)、シーズン前に期待され、スプリング・トレーニングでマイナーに送られた若手・剛球投手のブルース・ロンドン(Rondon, B)が、現地2013年6月29日のレイズ戦で10回のマウンドに登板。
状況は3-3の同点でイニングの頭からの登板です。
ロンドンは今シーズン4度目の登板です。4月末のテストでは一度失敗しています。3試合2.1イニングを投げ、被安打5、失点3、ERA 11.57。
バルバーディも不在となった今、真のクローザーにするべくマウンドに立たせましたが、結果は打者5人に対し、被安打3、失点1でサヨナラ負けを喫してしまいました。
何かこう、怖さがないというか、打たれるべくして打たれたような投球でした。2アウトまでとっていただけになんとか抑えてもたいたかったですね。 今日は結果が出ませんでしたが、やはりこの剛球は魅力です。
ゲーム
ゲームの方がバーランダー(Verlander)がいいボールを投げていたのですが、僅差のリードを守ることができずに8回に3-3追いつかれてしまいました。
9回表からマウンドに上がったレイズのクローザー、フェルナンド・ロドニー(Rodney)は、10回表にもマウンドに上がり、先頭のミギー(Cabrera, M)にブラッシュボールを投げて、ミギーがエキサイトする場面も!
タイガース、今週半ばにエンゼルスにスイープされたのが響き、ここ5試合で1勝4敗とちょっと負けが続いています。
そのスキにインディアンスが43勝に到達。勝ち星では並んでしまいました。ただ勝率で辛うじて首位に立っています。
Standing(2013年6月29日現在)
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
コメント