これは珍しいスケジュール調整
現地2026年9月25日(金)、MLBは9月27日のレギュラーシーズン最終戦に向け、どのクラブもこの日から最後の3ゲームシリーズがスタート。
レッドソックスはそもそもはフェンウェイ・パークにてカブスとの3ゲームシリーズが予定されておりました。
ところが、9月24日に突然のリスケジュールが発表となり、25日(金)がダブルヘッダーとなり、27日(日)の最終戦がなんとタンパベイのトロピカーナ・フィールドでの開催へ変更となりました。
その理由がノーイースター(Nor’easter)と呼ばれる大嵐の回避でした。
ノーイースター(Nor’easter)とは?
そのノーイースター(Nor’easter)とは北米の東海岸(アメリカ北東部やカナダ東部)で発生する、非常に強い温帯低気圧(嵐)の総称のこと。
台風やハリケーンには個別の名称がつくことがありますが、その名前ではありません。
この嵐が通過するとき、沿岸部に北東からの強い風(North-Easter)が吹き続けることから、縮めて「ノーイースター」と呼ばれるようになりました。
今回は東海岸、とくにボストンはダイレクトにその被害を受けることが予想されたことから、このような特別なスケジュールが組まれることになりました。
追記:マサチューセッツ州の様子
なお、ノーイースターは現地2026年9月26日時点でマサチューセッツ州に到達したようで、ご覧のような状況でした。
25日はスプリット・ダブルヘッダーに
このシリーズの25日のダブルヘッダーに関してですが、こちらはスプリット・ダブルヘッダーとなりました。
スプリット・ダブルヘッダーとは各試合ごとに別々のチケットが必要になることを言います。選手に関係のある点で行くと、その場合、試合間の休憩が比較的長めです。25日のレッドソックス@カブス戦はGm1が1:06PM開始、Gm2は5:35PM開始でした。お客さんの入れ替えがあるということですね。
なお、通常のダブルヘッダーは1枚のチケットで両試合観戦可能で、その場合、2試合が非常に短い休憩を挟んで連続して行われ、ファンは球場内に留まる限り、1枚のチケットで両試合を観戦できます。2試合連続で出る選手はなかなか大変です。たまにリリーフで2試合とも登板する投手もおります。
レッドソックスの変更方法
今回の突然のリスケジュールに対して、レッドソックスはチケット購入者を考慮して、下記のように上手に調整しています。
もともとGm1のナイトゲームを見ようと思ってチケットを購入した人は時間的に猶予がないことから、その時間はほぼ動かさず、そのまま新Gm2に。時間にまだ融通の効くオリジナルのGm3をその前の新Gm1のデーゲームにしてダブルヘッダーに。
そしてGm2はもうキャンセル扱いにして、Gm3がトロピカーナ開催となったので、新たにGm3を新設したという、そんなやり方です。
| Date | 本来 | 変更後 |
|---|---|---|
| 9/25 | オリジナルGm1 6:05 p.m. ET | 新Gm1: オリジナルGm3 1:05 p.m ET 新Gm2 : オリジナルGm1 5:35 p.m. ET |
| 9/26 | オリジナルGm2 7:05 p.m. ET | No Game |
| 9/27 | オリジナルGm3 1:35 p.m ET | 新Gm3: @トロピカーナ 3:05 p.m. ET |
ホーム変更の開催
なお、災害により(今回は災害回避ではありますが)ホーム球場を変更するケースはそれこそ、2025年のレイズがそうでした。2024年10月終盤にハリケーン「ミルトン」により地元トロピカーナ・フィールドが大きな被害を受け、ゲーム開催が不可能に。2025年はヤンキース・シングルAのタンパ・ターポンズの本拠地、ジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでの開催となりました。


なお、アスレチックスが2025年からジャイアンツのマイナーのサター・ヘルスパークを借りているのは、新スタジアムの建設によってですから、今回のケースとはまた違いますね。

今回の災害関連でホームを代えて行われたケースは2027年8月以来のこと。この時はハリケーン”HARVEY”により、テキサスが大きな被害を受け、現地2017年8月29日からミニッツメイド・パークで予定されていたレンジャーズとのローンスターシリーズの会場を変更。この時もトロピカーナ・フィールドで開催されました。

ヤンキースも最終戦はやばい
なお、同じ北東部に拠点を構えるヤンキースも最終戦はオリオールズとの3ゲームシリーズが予定されておりましたが、やはりスケジュールを変更しました。
25日(金)に同じくダブルヘッダーを行い、26日(土)は試合なし、そして27日(日)にヤンキー・スタジアムで開催する予定です。
どうもこの最終戦の開催が危ういです。
ちなみに下記は25日のニュージャージー州の様子。
そして現地25日の嵐の前の不気味な色のニューヨークのサンセットの様子。そして、ニューヨークのお天気は27日(日)は雨、風が強い予報でどうも開催が危ういです。さて、ヤンキースはどうするのでようか??
(追記)ヤンキース、最終戦を行わず
なお、現地2026年9月27日の最終戦、ヤンキー・スタジアムはやはり天候が悪く、試合は開催出来ず。どうなるか?と思ったところ、案の定、162試合目をキャンセル。
ヤンキースとオリオールズはともに161試合でシーズン終了となりました。これは2020年の特別なシーズンでカージナルスが60試合を消化できず、58試合でシーズン終了させて以来のことです。
レッドソックス、11日遠征のつもり
なお、レッドソックスはフェンウェイ・パークの最終戦が25日(金)で終了。26日に移動し、27日(日)にトロピカーナ・フィールドで最終戦を行い、28日(月)に1日の移動日を設けて、29日からヤンキースとのワイルドカード・シリーズが始まります。ワイルドカード枠のNO.1(NYY)とNO.2(BOS)が対戦しますから。
そうすると、ワイルドカード・シリーズを勝ち抜いたとして、次はALDSでAL 勝率1位のレイズとの対戦となりますが、ホーム・フィールド・アドバンテージはレイズにありますので、Gm1の10月3日、1日空いてGm2は10月5日でここまではトロピカーナ・フィールドでロード・ゲーム。
そして10月6日は移動日で、10月7日のGm3でようやくフェンウェイ・パークでの開催となります。よって、9月26日から10月6日までの11日分の着替えを用意するよう選手に通達していたようです。
そこまで勝ち残っていれば、ファンとしてはとても嬉しいですが、どうなるでしょうね?!
お読みいただき、ありがとうございました。

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