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【MLB2023】クレイグ・キンブレル、古巣相手にキャリア400セーブを達成!

キャリア14シーズンでの偉業達成

 現地2023年5月26日、クレイグ・キンブレル(Craig Kimbrel)がキャリア通算400セーブを達成しました!

 Congratulations!

古巣相手に達成

 フィリーズは、前日2023年5月25日に行われたブレーブスとの3ゲームシリーズのGm1で先発のアーロン・ノラが序盤からブレーブスにコツコツと安打を許し、ビハインドとなり常に追いかける苦しい展開。終盤にはブレーブスに追加点を許して5-8で敗れました。

Just a moment...

Gm2はシーソーゲーム

 地区の強烈なライバルであるブレーブスをなんとかしておきたいGame2ではタイワン・ウォーカーが先発。ブレーブスはルーキー左腕のジャレッド・シュスターが先発しました。

 タイワン・ウォーカーは立ち上がりは粘り強く投げ、スムーズにゲームイン。先制点を許したのはジャレッド・シュスターで、3回表に2つの四球が絡み、ニック・カステヤーノスにトリプルを許すし、2失点。

 ところが、タイワン・ウォーカーは4回裏にエディー・ロザリオの犠牲フライで1点を返され、5回裏には、マイケル・ハリス2世に2ランHRを打たれて逆転を許してしまいます。

 逆転された直後の6回表、フィリーズは四球で得たチャンスをしっかりと活かして、ブランドン・マーシュが2点タイムリーを放って4-3と再逆転。

 さらに、7回表にはルーカス・リトキーからチャンスメイクし、トレイ・ターナーがタイムリーダブルを放つなど2点を追加し、6-3とリードを拡げます。

 8回裏にマット・ストラムがマーセロ・オズーナにソロHRを許し、4-6と追撃を許すも、2点のリードを保って9回裏に突入。ここで登場したのがクレイグ・キンブレルです。

キンブレルが最終回を無失点に

 クレイグ・キンブレルは先頭のオジー・アルビーズに粘られ、8球を費やすも、95.1mphの4シームでCFフライに打ち取りまずは1アウト。

 つづくオーランド・アルシアには初球のインコースへの95.1mphの4シームで1球でCFフライに仕留め2アウト。

 当たっているマイケル・ハリス2世には徹底して低めに投じ、厳しいコースをつきますが四球。ランナーを1人置いてロナルド・アクーニャ・Jr.に打席が回り、一発で同点という場面でしたが、キンブレルは粘り強く対戦し、アクーニャを95.4mphの4シームで3Bゴロに仕留め、ゲームセット。

 6-4のスコアでフィリーズが勝利し、キンブレルにセーブがついて見事、400SVを達成したのでした!

MLB Gameday: Phillies 6, Braves 4 Final Score (05/26/2023)
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クレイグ・キンブレルの400セーブ

 クレイグ・キンブレルは1988年5月28日生まれ。今季34才で開幕を迎え、5月の誕生日で35才となります。

ブレーブス時代

 ドラフトは2008年のブレーブスの3巡目指名。デビューは早くて2010年で22才の時です。デビューイヤーは5月と8月にメジャーで投げ、計21試合で20.2イニングで40 SO。しかし、16BBを出しました。一旦マイナーに落ちたのはこの調整です。

 2011年から本格稼働をし始め、このシーズンはなんと79試合に登板し、64試合を締め、46セーブをマーク。77.0イニングで127SOです。BBは32。ERAは2.10。

 強烈なシーズンはブレーブスではまずは2012年から2014年までの3シーズン。ERAはいずれも1点台で、42セーブ、50セーブ、47セーブとキンブレルが出てくればもう終わりという無双状態でした。

 ブレーブスには2014年まで5シーズン在籍していたのですが、ここで上げたセーブ数は186!5シーズンのERAは1.43です。すごかったですね。

【YOUTUBE】Phillies fans mimic Kimbrel’s mannerisms

パドレス時代

 2015年4月5日、ブレーブスとパドレス間でブロック・バスター・トレードが成立。ブレーブスはクレイグ・キンブレルとB.J.アップトンをパドレスに出し、パドレスからはキャメロン・メイビンほか4名と2015年のドラフトピック権を受け取りました。

 2015年、パドレスでは61試合に登板し、39セーブでERAは2.58。

レッドソックス時代

 2015年11月には、パドレスとレッドソックス間でトレードが成立。レッドソックスはクレイグ・キンブレルを獲得する代わりに、ローガン・アレン、ハビー・ゲラ(細身の2Wayの投手)、マニュエル・マーゴットらをパドレスに出したのでした。ハビー・ゲラとマーゴットは現在はレイズに所属。現時点でゲラはマイナーですが、マニュエル・マーゴットにはよく打たれておりますね。

 レッドソックスには2018年まで所属。2018年にワールドシリーズ・チャンプになれたのはクローザーとしてクレイグ・キンブレルがいたからこそです。最後はバテ気味でしたが、シーズンを勝ち抜くには大きな存在でした。

 レッドソックスでは3シーズンで108セーブをマーク。ERAは2.44。

カブス以降

 2018年にワールドシリーズ・チャンプになり、契約も切れたキンブレルはビッグディールを目指してFA市場に出ます。ところが、本人の思惑とは裏腹に長年の登板過多でベロシティーが落ちていることを嫌った各クラブは二の足を踏み、キンブレルのディールは難航。

 カブスとの3年契約が決まったのは、シーズンが始まってからです。

 カブスには2021年の途中まで在籍。2020年の60試合シーズンもあり、セーブ数は38にとどまりました。

 2021年途中からホワイトソックスに移籍。ホワイトソックスでは1セーブに終わりました。

 2022年開幕直前、FAでケンリー・ジャンセンを出したドジャースは、OFのA.J.ポロックとのトレードでキンブレルを獲得します。

 ドジャースでは多少復調はしたものの、63試合登板でゲームフィニッシュは47試合。6勝7敗、22セーブ。リードを吹き飛ばすシーンも見られながらもなんとか22セーブを上げたというところでした。

 2023年、キンブレルはレッドソックス時代の関係もあり、デーブ・ドンブロウスキーが編成トップのフィリーズと契約。

 今季もやや苦戦していて、ここまで21試合で3勝1敗、ERA 5.68。ベロシティーが95-96mphのレンジに落ちましたが、フィリーズのチーム事情もありブルペンでなんとかチームに貢献しているという状況です。

歴代8位

 400セーブは歴代8位です(現地2023年5月26日時点)。

#Player (yrs, last mlb age)SVIPArm
1マリアーノ・リベラ【HOF】 (19, 43)6521283.2R
2トレバー・ホフマン【HOF】(18, 42)6011089.1R
3リー・スミス【HOF】 (18, 39)4781289.1R
4フランシスコ・ロドリゲス(16, 35)437976R
5ジョン・フランコ (21, 44)4241245.2L
6ビリー・ワグナー (16, 38)422903L
7ケンリー・ジャンセン (14, 35)401783.2R
8クレイグ・キンブレル (14 35)400707.1R
歴代セーブ数(現地2023年5月26日時点)

現役で2位

 現役では一足早くに400セーブを達成したケンリー・ジャンセンに次いで2位です(現地2023年5月26日時点)。

#Player (yrs, last mlb age)SVIPArm
1ケンリー・ジャンセン (14, 35)401783.2R
2クレイグ・キンブレル (14, 35)400707.1R
3アロルディス・チャップマン (14, 35)317658.2L
4マーク・マランソン(14, 38)262726.2R
5エドウィン・ディアス(7, 29)205399.2R
6デービッド・ロバートソン(15, 38)165761.2R
7ライセル・イグレシアス(9,33)161552.0R
8アレックス・コロメ(11, 34)159539.0R
9ジョシュ・ヘイダー(7, 29)145354.1L
歴代セーブ数(現地2023年5月26日時点)

 ジャンセン、チャップマン、キンブレルがMLBキャリア、年齢ともに同じですね。また、エドウィン・ディアスとジョシュ・ヘイダーもMLBキャリアと年齢が同じといのも興味深いですね。ディアスの方が一歩先に歩いていますが。

 以上です。

 キンブレル、マイルストーン達成、おめでとうございました!

 お読みいただき、ありがとうございました。

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