スポンサーリンク

【MLB】ダルビッシュ投手、歴代最速で1500Kに到達!

ドジャース戦で11K

 現地2021年6月21日(月)、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が、ドジャース戦に登板。6回を被安打2、失点1、与四球1、7者連続を含む11奪三振で、シーズン7勝目、MLBキャリア通算78勝目を上げました。

 なお、ダルビッシュ投手はこの日の11奪三振で通算1500奪三振に到達。これだけでもすごいことですが、なんとMLBキャリア通算197試合での1500奪三振達成は、MLB歴代最速のベンチマークとなりました。

 Congratulations!

 それにしてもすごい記録です。

ダルビッシュ投手の1500K

 もうすでに話題となっているダルビッシュ投手の歴代最速の1500K到達の大金字塔ですが、もう少し詳細を見て行くと、以下の通りとなります。

 まず、ダルビッシュ投手は、MLB通算197試合目で1500奪三振に到達。MLB9シーズン目のことでです。ちなみに2015年のトミージョン手術後のリハビリイヤーはカウントに入れず。

ランディー・ジョンソンを抜く

 それまでの1500奪三振到達の歴代最速トップは、ランディー・ジョンソンの206試合でした。ダルビッシュ投手の今回の197試合目での到達はそれを9試合ほど早く更新したことになります。

 そして、現ヤンキースのゲリット・コールの212試合と続きます。

 なお、ランディー・ジョンソンは1995年7月20日のブルワーズ戦でそれを達成したのですが、その前の登板の7月15日のトロント戦では16Kをマークしています。

ノーラン・ライアンでさえ219試合目

 この記録のすごいところは、通算奪三振数NO.1のノーラン・ライアン(5,714K)よりも早く1500奪三振に到達していることです。ノーラン・ライアンの1500奪三振は、219試合目での達成。メジャー8シーズン目、1974年 8月25日のヤンキース戦でのことでした。

N・ライアンはリリーフでも登板

 なお、ノーラン・ライアンの場合は、時代が時代ですから、時にリリーフもこなしました。全てが先発登板だったなら、やはりもう少し早い記録になっていたかもしれません。

マックス・シャーザーでも229試合目

 そして現役投手の奪三振といえば、ジャスティン・バーランダーとマックス・シャーザーですが、マックス・シャーザーの場合、229試合目での達成でした。これはMLB通算8シーズン目の2015年8月4日のDバックス戦での達成です。

 錚々たる名前が並ぶ中で、すごいことをやってくれましたね。

ドジャース戦、7者連続三振

 さて、この日のドジャース戦ですが、ダルビッシュ投手は初回から気合全開という感じの投球を披露。初回、ムーキー・ベッツを3Bゴロ、2番のギャビン・ラックスに四球。圧巻はここからでした。ジャスティン・ターナー、ウィル・スミスを連続三振で乗り切った後、2回はマット・ビーティー、クリス・テイラー、ザック・マッキンストリーを3者連続三振。さらに3回に入り、8番、9番も2連続三振。これで7者連続三振を達成。

 その直後、ムーキー・ベッツの2巡目でHRを打たれ、1点を奪われましたが、失点はこの1点のみでした。 

 4回、5回は三者凡退。6回はエラーとシングルでピンチを迎えましたが、しっかりと後続を抑え、無失点。結局、上記の通り、6回2ヒッター、1失点、11奪三振で7勝目をマークしたのでした。

パドレス、初回に4得点

 また、この日は初回から打線も援護。ドジャース先発のフリオ・ウリアスが1アウトを奪う前にジェイク・クロネンワースのタイムリー2塁打、マニー・マチャードの3ランHRで4得点。

 パドレスはダルビッシュ投手の好投もあり、その後も流れをドジャースに渡しませんでした。

タティス・Jrが出場 

 なお、左肩を傷めていたフェルナンド・タティス・Jrですが、この日も2番SSでフル出場。3打数2安打を放っています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】マリナーズのカル・ロリーが34、35号の2HRs!オールスター前にキャリアハイ!
【MLB2025】オールスターのスターターが発表される!タイガースから3名!PCA、ジェイコブ・ウィルソンなど若いメンバーも!
【MLB2025】クレイトン・カーショウがキャリア通算3,000奪三振を達成!歴代SOランク20位に!
【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
【MLB2025】Dバックスのコービン・キャロルはILへ。死球を受けた手首の診断は骨折と判明
【MLB2025】大谷がドジャース移籍後初K!降板後は3ラン・トリプルと26号HR!この日はマンシーが大爆発!
【MLB2025】レイズのクラブ売却が現実味!フロリダの不動産デベロッパーが率いるグループが独占交渉に入る
【MLB2025】ラファエル・デバースが移籍後初HR!逆方向へらしい一発!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーが先発2戦で11ノーヒット・イニングを達成!近代でメジャー記録!
【MLB2025】ジャイアンツのラファエル・デバースが衝撃トレード後初のレッドソックス戦!セダン・ラファエラが成長を見せる!
【MLB2025】シリーズ最終戦でベンチクリアー!またもヒートアップしたパドレス@ドジャース戦!
【MLB2025】「モノが違う!」ドジャースのエメット・シーハンがTJから復帰で4回、6奪三振!
【MLB移籍2025】デバース、「どこでも守る」と宣言!!一方、BOS打線は早速沈黙で、吉田復帰を画策中!
【MLB2025】デバースがデビュー戦で勝ち越しRBIダブル!ジャイアンツは俄然、注目チームに
【MLB2025】レッドソックス、デバース移籍後の初戦にローマン・アンソニーのHRで勝利!
【MLB2025】大谷が投手復帰!初戦は1イニングも、トリプル・ディジットをマーク!
【MLB2025】衝撃的すぎる!ラファエル・デバースがトレードでジャイアンツへ移籍
【MLB2025】レッドソックスはヤンキースをスウィープ!デバースが15号HR!しかし、この後、まさかのニュースが・・・
【MLB2025】大谷、マルチHRでメジャー通算250号を達成!ドジャースはSFGに大勝!
タイトルとURLをコピーしました