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【MLB2025】強烈!ブルワーズのプロスペクト、ジェイコブ・ミズロウスキーがマイナーで103 mphを記録!

豪快なハードスロー・ライティー

 ブルワーズのトップ・プロスペクトのジェイコブ・ミズロウスキー(Jacob Misiorowski)がトリプルAナッシュビルでその実力がメジャーで通用することを証明するような好投を続けております。

 ジェイコブ・ミズロウスキーは2002年4月3日生まれの23歳の右腕。ミズーリ州のクラウダー・カレッジの出身で、ブルワーズの2022年ドラフト2巡目指名。大学の同窓には2018年にドラフト指名された同じブルワーズのアーロン・アシュビー(左腕)がおり、ドラフト同期の1巡目指名はSSのエリック・ブラウンで現時点ではダブルAでプレー中。

制球難を克服! 

 プロ初年度の2022年はドラフト後にルーキー・リーグを経ずにクラスAにアサイン。1.2イニングでBB 7という超制球難のプロデビューでした。

 本格稼働となった2023年はクラスA、クラスA+そしてダブルAと除々に昇格を果たし、3つのレベルを併せて20試合に先発し、71.1イニングを投げ、BB 42、SO 110、4勝2敗でERA 3.41。BB9は5.3とやや落ち着きを見せたものの、HBP(死球)が18もあり、BB9にHBPは含まれていませんので、5.3どころではありません。SO9は13.9。ここは輝いていました。ちなみにワイルドピッチは13。

 2024年はダブルAで開幕を迎え、最後の1ヶ月はトリプルAに昇格しました。ほとんどはダブルAでの成績でしたが、両レベルを併せて33試合中21試合に先発し、97.1イニングでBB 60、SO 127。BB9は5.5でSO9は11.7。この年もHBPが13もありましたので、実質的なフリーパス率はもっと高いです。また、ワイルドピッチは15にアップ!

イニング数も増える! 

 そして2025年。トリプルAで開幕を迎えたミズロウスキーはBB数が減少。4月半ばまでは毎試合BBが出ていたものの、4試合18.2イニングで12個と変化の兆しを見せていました。4月22日には6.0 IPでBB 1をマークし、4月27日は5. 0 IPでBB 0。

 そして5月に入ってからの3度の登板はご覧の成績。

DateIPHRERBBHBPSO
5/36.0511405
5/96.22001011
5/157.0411105
ジェイコブ・ミズロウスキー の2025年5月の最初の3試合の結果

 5月3日のゲームではBB 4を出したものの、後の2回の登板ではそれぞれ1つずつ。非常に精度が上がってきました。

 無駄な球が少なくなったため、ここ3試合はいずれもQS(Quality Start)以上のものをマークしております。

103mphを計測

 さらに、精度が上がっただけではなく、驚くべきはそのベロシティー。もともと豪球を投げていたミズロウスキーでしたが、現地15日のゲームではなんと103mphを記録。コントロールがよくなってしかもファストボールが100mph超えですから、これは楽しみすぎる素材です。

 下記は15日の登板で100mph+を記録した投球の模様です。豪快そのものです。

 15日にプロキャリアで先発最長イニングに登板したミズロウスキーはスタットキャストが記録した過去3シーズンにおけるトリプルAナッシュビルの投手による最速投球という2つを達成しました。しかもこの日の登板は7イニングをわずか86球(ストライク58、空振り10)でクリアーしております。

デビュー待ちの状態

 2025年シーズンを迎えるにあたり、ミズロウスキーにとっての最大の課題は、コントロールでしたが、これをクリアーしつつあります。しかも今季はHBPも0を継続。

 ミズロウスキーの変化球はmid-80 mphのカーブとlow-90mphのスライダー。2024年にチェンジアップにチャレンジしたものの、この時は合わなかったようです。後は変化球がコマンド・レベルで精度よく投げられるかがメジャーへの切符というところでしょうか。

 下記はSO 11をマークした5月9日の登板の模様です。

けが人多数のブルワーズの先発

 ただ、ミズロウスキーの精度アップを待つよりも早急にコールアップしたい事情があり、それが今のブルワーズの投手陣の故障者の数々。ご覧の面々がILです。

 オフに獲得して稼働していたホセ・キンタナが離脱。ひょっとしたら長引くかもしれません。復帰間近だったブランドン・ウッドラフは右足首を傷めてまだ今季はデビューしていません。

  • ホセ・キンタナ:左肩インピンジメント(IL-15)
  • ブランドン・ウッドラフ:右肩の手術、右足首の腱炎(IL-15)
  • アーロン・シバーリ:左ハムストリング痛(IL-15)
  • アーロン・アシュビー:右斜角筋痛(IL-15)
  • コナー・トーマス:左肘関節炎(IL-15)
  • DL・ホール:左広背筋の捻挫(IL-60)
  • ネスター・コルテス:左肘前腕部の捻挫(IL-60)
  • ロバート・ガッサー:左肘トミー・ジョン手術(IL-60)

現在稼働している投手

 現在、稼働しているのはオープニングを務めたフレディー・ペラルタの他にクイン・プリースター、トビアス・マイヤーズ、チャド・パトリック・・・後はブルペンで投げられそうな投手を先発させ、回している状態です。

 このような状態なので、ブルワーズは17日を終えた時点でNLセントラル4位で、21勝25敗で借金4。

 ブルワーズは割と早くにこの豪球投手のジェイコブ・ミズロウスキーの早期デビューを実現させるかもしれません。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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