スプリングトレーニング初登場
スプリングトレーニングのゲームが始まり、腕試しとばかりジャスティン・バーランダーやジェイコブ・デグロムなど各クラブのエースや4番がすでに登場しています。
そんな中、現地2019年2月25日、期待の新戦力が登場しましたので記しておきたいと思います。
マリナーズ菊池投手が2回2失点(自責点0)
マリナーズの菊池投手がいよいよ実戦のマウンドに上がりました。
対戦相手のレッズ
レッズのスターターです。2番に強打者の布陣でジョーイ・ボットを入れてきました。3番に新戦力のプイーグ、4番にスアレス、先発投手はこちらも新戦力のアレックス・ウッド。
CFにはビリー・ハミルトンではなく、トッププロスペクト・ランクのPre-2019で10位のニック・センゼル、2Bにはスクーター・ジェネットではなく、ブレイク・トラハン(2018年にデビュー済み)を起用しています。
かなりいいメンバーで臨んでおります。
マリナーズのスタメン
両チームが載っておりますが、マリナーズはご覧のメンバー。
CFにはソニー・グレイとのトレードでヤンキースから一旦はレッズに移籍となり、すぐにマリナーズへ移籍となったシェド・ロングが出ています。
SSにはオリオールズから移籍してきたティム・ベッカムが入っています。
そしてエンカーナシオンとドミンゴ・サンタナですね。
対戦ログ
菊地投手のこの日の対戦ログを記しておきたいと思います。
1回表
- センゼル:RFライナー
- ボット:カーブで空振り三振
- プイーグ:1塁線への強いゴロ(ナイスカバー)
2回表
- スアレス:四球
- オキー: センター前に抜けそうなコースをティム・ベッカムがうまく抑えるも2Bへのトスが出来ず、1Bへ投げるも間に合わずフィルース・チョイス
- ファーマー:センター前タイムリー
- アービン:5-4-3のダブルプレー
- パターソン:SSゴロ
菊池投手の初戦は2回を被安打1、失点2、自責点0、与四球1、奪三振1の投球。
SSのティム・ベッカムがちょっともたつきましたね。
期待の持てる初登板
変化球に苦労してもっと四球が多くなるのかと思っていましたが、初登板としてはかなり良いスタートを切ったのではないでしょうか?
上の動画を拝見すると、まだカーブで抜け球があったりしますが、2月でこれだけ馴染んでいれば日本開幕での登板もあるかもしれませんね。
アレックス・ウッドは3失点
なお、レッズ先発のアレックス・ウッドは1回を被安打2、失点3、被本塁打1という内容で、エンカーナシオンにタイムリー・ダブルを、ドミンゴ・サンタナに2ランHRを打たれております。
ゲームスコア
マリナーズはエンカーナシオンを使ってきました。まだトレードの噂が消えたわけではありませんが、エンカーナシオンを置いておかないと得点力が落ちているのでピッチャーは腕を振れないんじゃないかと思います。
このまま開幕を迎えてもらいたいですね。
日本開幕戦に行く方はエンカーナシオンも見られるなんて羨ましい!(移籍とか怪我などがない場合は)
トゥロウィツキーがNYY初戦でHR
もうひとり、よい結果を出した選手がいるので記しておきます。
ヤンキースのトロイ・トゥロウィツキーがブルージェイズとのグレープフルーツ・リーグのゲームでHRを放ちました。
1番先発SSとして起用されたトゥロウィツキーは、1回裏の初打席でいきなり結果を出しました。
対戦投手はブルージェイズの開幕投手候補のマーカス・ストローマン。
ジーター好きが見て取れる
ジーターに憧れていたトゥロウィツキーは、なんとなくその面影を感じさせますね。
背番号も12でジーターの2番に寄せているというのもあるでしょうが、このまま故障なく進んでもらいたいものです。
ブルージェイズは今季、トゥロウィツキーを抑えないと給料を払いながら打たれるという切ない状況が続きますので、工夫を試みて欲しいものです。
パクストンも登場
このゲームのヤンキース先発はジェームス・パクストン。
与四球2が出ましたが、無安打、無失点のナイスピッチングを披露しています。
【動画】Paxton’s 1st K with Yankees
パクストンはやはり速いですね。
ゲームスコア
2019年のBOS-NYY
もうわかっていることですが、今季のヤンキースは相当強いです。
2年連続のWS制覇を狙うレッドソックスとの対戦はかなり盛り上がりそうです。
コメント