スポンサーリンク

【MLB】マリナーズで11シーズン!カイル・シーガーが引退を表明

エモーショナルな最終戦がそのまま引退試合に

 現地2021年12月29日、驚きましたね。

 マリナーズで11シーズンを過ごし、2022年に向けてFAとなっていたカイル・シーガー(Kyle Seager )が引退を表明しました。

 ファンへの告知は奥様のツイッターアカウントにて行われました。シアトルでの最終戦が非常にエモーショナルだった訳ですが、実は密かに胸に秘めていたものがあったようです。

まだ34才! 2021年に35HR

 カイル・シーガーは1987年11月3日生まれで、先月に34才の誕生日を迎えたばかり。2021シーズンはマリナーズの躍進に貢献。35HR,101 RBI、 3.8fWARをマークした選手です。

 このオフ、1994年4月27日生まれで6才4ヶ月年下の弟のコーリー・シーガー(Corey Seager)がドジャースをFAとなり、10年/$325M (2022-31)のメガ・ディールを獲得。

 2021年のカイル・シーガーの成績なら、当然他のクラブでのチャンスを探し、そして見つかるでろうと踏んでいただけに余計に驚かされました。

引退覚悟で最終戦に

 カイル・シーガーは地元のThe Seattle timesの記者ライアン・デビッシュ氏に引退の心境を告白。マリナーズがポストシーズンを逃した時から引退を決意し、打席、守備、グランドから見た光景を含めてこれで最後であるとしみじみとその瞬間を噛み締めながらプレーしたとのことです。

 2021年、マリナーズのポストシーズンの行方は最終戦にまでもつれました。レッドソックスとヤンキースがともに負け、マリナーズが勝利すればという厳しい条件ではありました。現地2021年10月3日のエンゼルスとの最終戦は、対象クラブのレッドソックスとヤンキースがともに勝利。この時点でマリナーズのポストシーズンへの進出はなくなり、当日はエンゼルスに3-7で敗戦。

 地元シアトルでの最終戦は非常にエモーショナルなものになりました。スコット・サービス監督は、カイル・シーガーを4番で起用。マリナーズは序盤からエンゼルスに得点され、ビハインドのまま終盤に。カイル・シーガーは7回裏にホセ・キハーダから三遊間へするどい当たりのライナーを放つもアウト。これが最終打席となりました。

 9回裏はランナーが2人出れば、カイル・シーガーにまで打席が回るターンでもありましたが、マリナーズでの最後はフィールドでという思いやりからスコット・サービス監督はカイル・シーガーが9回表の守備に就いたところで、交代を告げました。ちょうどイチロー選手の最終試合の時のように。

 スタンディング・オベーションで迎えられたカイル・シーガーはそれに応えてベンチに。ファンも来年は違うクラブでシアトルに襲いかかるかも!との思いも少しはよぎったかもしれませんが、マリナーズでの貢献をしっかりと讃えました。

カイル・シーガーの成績

 カイル・シーガーは2009年にマリナーズから3巡目指名を受け、プロ入り。2011シーズンにメジャー・デビュー。2012年からはほぼほぼフル出場に近い数字を残しています。怪我もあったでしょうが、長期離脱なしというのがプロとしての凄さを感じさせます。通算HRは249。

YearAgeGH2BHRRBIBAOBPSLGOPS
201123534713313.258.312.379.691
201224155154352086.259.316.423.738
201325160160322269.260.338.426.764
201426159158272596.268.334.454.788
201527161166372674.266.328.451.779
201628158166363099.278.359.499.859
201729154144332788.249.323.450.773
201830155129362278.221.273.400.673
20193110694192363.239.321.468.789
202032604912940.241.355.433.788
2021331591282935101.212.285.438.723
11Years14801395309242807.251.321.442.763
カイル・シーガーの成績

 2014年にはオールスター、ゴールドグラブ賞を受賞。2016年にはMVP投票で12位にランクインしました。

マリナーズとの契約

 一応、カイル・シーガーの契約を記載しておきます。

  • 7年/$100M (2015-21)

 マリナーズとカイル・シーガーは2014年12月に上記のように契約延長をしていました。2021年のサラリーは$18Mで、2022年は$15Mのクラブオプションがついていましたが、最終戦の時点でもうクラブオプションは行使しないことがわかっており、11月3日にそうなりました。

マリナーズの3B

 カイル・シーガーは今回、引退となったわけですが、マリナーズは3Bの候補として、タイ・フランス、エイブラハム・トロのどちらかを2Bもしくは3Bとして考えると思われます。そのほかにディラン・ムーアらもおります。

コーリーの兄!

 2017年、MLBはプレーヤーズ・ウィークエンドを実施。選手の背中にはニックネームがつけられましたが、この時、カイル・シーガーは、”Corey’s Brother”と記しました。

 ちょっと自虐の効いた感じがカイル・シーガーの人としての謙虚さを感じたものです。この人はたぶん、いい人であろうと。

 そんな人となりがにじみ出たカイル・シーガー。HRがキャリアハイとなったシーズンを最後に引退とは本当に残念です。かっこいいまま引退という点ではサンディー・コーファックスのようでもあります。

 お疲れ様でした。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2022】大谷選手がコペックと投げ合う!5.2イニング、11奪三振で7勝目をマーク
【MLB2022】一旦は野球から離れた2013年全体1位のマーク・アペルがついにMLBデビューへ
【MLBトレード2022】マリナーズ、ロイヤルズからカルロス・サンタナを獲得
【MLB2022】アストロズ、強い!今度はメッツを粉砕!フランバーが粘りの投球!
【MLB2022】”冴え渡るシンカー”ロッキーズ、チャド・クールがドジャースを3安打完封
【MLB2022】マリナーズ-エンゼルス間で起こった大乱闘は計12名がサスペンション対象に(追記あり)
【MLB2022】大ケイオスとなったエンゼルス、マリナーズの大乱闘の伏線
【MLB2022】アストロズ、ヤンキース相手にコンバインド・ノーヒットノーランを達成!
【MLB契約】ジャッジ、2022年のサラリーは19Mドルでサイン!延長は未だ決まらず!オフへもインパクトあり!
【MLB2022】バーランダーがさすがの1失点投球!アストロズがヤンキースに勝利
【MLB2022】ヤンキースが土壇場で3点差をひっくり返し大逆転!リッゾが16球も粘る!
【MLB2022】オリオールズ、オースティン・ヘイズがサイクル安打を達成!今季4人目!
【MLB2022】8RBIの翌日に13K!大谷選手、またしても強烈なインパクトを残す!
【MLB2022】こんな嬉しそうな顔は(笑)!デービッド・ロバートソン、14シーズン目でキャリア初打席
【MLB2022】大谷選手、パワー炸裂の2HR、8RBIをマーク!
【MLB2022】レイズ、アイザック・パレデスの3打席連続HRでなんとかヤンキースを振り切る
【MLB2022】”規格外SSの出現!”パイレーツ、オニール・クルーズがセンセーショナル・シーズン・デビュー
【MLB2022】ジョシュ・ハリソン・ナイト!2つの好守備、そしてHR(追記あり)
【MLB2022】パドレス、追撃のタイミングでマニー・マチャードを欠く事態に
【MLB2022】パイレーツのルーキー、ジャック・スウィンスキがサヨナラを含む1試合3HRを放つ
【MLB2022】ジャイアンツがヤーミン・メルセデスをウェーバーで獲得
【MLB2022】ブルワーズ、ロレンゾ・ケインをDFAに
【MLB2022】アンソニー・レンドン、右手首手術でシーズン・エンディングへ
【MLB2022】ハイレベルな投手戦!カブスが連敗を脱出!ブレーブスは14連勝でストップ
【MLB2022】「うなる剛球!」大谷選手、5勝目!
【MLB2022】アストロズのガルシアとメイトンがイマキュレート・イニングを達成!1試合で2度は史上初
【MLB2022】ドジャース、トニー・ゴンソリンとタイラー・アンダーソンがハーラートップ争い(追記あり)
【MLB2022】DETのエドゥアルド・ロドリゲス、「個人の事情」で今季の登板は未定に
【MLB2022】6月負けなし!ブレーブスが11連勝を達成!今、勝っておかないといけない理由とは(追記: 14連勝でストップ)
【MLBレコード2022】ジャレッド・ウォルシュがサイクル安打を達成!トラウト、大谷もHR!
タイトルとURLをコピーしました