白熱のSEA vs BOS戦
連日にわたって記事にしたためているマリナーズVSレッドソックス戦ですが、現地2018年6月16日も好ゲームが展開されましたので、本日も記事にしたためさせていただきます。
後日、振り返ったときに、2018年の6月はマリナーズが日程も相手もハードな中、よく戦っていたというのが思い出せればいいなと思っています。
投手戦
TOPにあるTwitterの埋め込みでご推察の通り、この日は投手戦。
先発はマリナーズがウェイド・ル・ブラン(Wade LeBlanc #49)、レッドソックスが”帰ってきた”ナックルボーラー、スティーブン・ライト。
スティーブン・ライトが復帰
なぜ帰ってきたかと言えば、スティーブン・ライトは昨年12月に奥さんへのDV疑惑で逮捕され(本人は否定)、今季はじめに15試合の出場停止処分を課されていて、その影響もあり、今季の実戦復帰が遅かったからです。
当初はリリーフで復帰。6月に入り、ようやく先発を任せられるようになっています。今季3度めです。
双方ともに33才のベテランですが、実績から行くと、スティーブン・ライトに軍配が上がりそうな顔合わせです。
彼のナックルは素晴らしいですし、ルブランはローテーションの谷間を埋めるイメージが強く、レッドソックス打線が相手だと打ち込まれるイメージが先行してしまうからです。
ところが、そのルブランがナイスピッチングを見せました!
チェンジアップが冴えていましたね。
ルブランはチェンジアップとカットボールが投球の大半です。チェンジアップが78mph−80mph前半、カットボールが85mphほど。ファストボールとして4シームとツーシームがありますが、いずれも80後半で90mphに到達しないスピード。
スピードの落差とボールの動きで勝負するタイプですが、レッドソックスの右打者はどうしたんでしょうね?アウトコースの見極めが出来ていなかったように思います。目もいいレッドソックス打線がどうしてそうなったのかは本当に不思議です。
レッドソックスのスティーブン・ライトも7回を投げきり、被安打5、失点1とナイスゲームメイク。
唯一の失点は序盤3回にシングルが3本つながり、タイムリーで1点を奪われました。
マリナーズのルブランは8回2アウトまで登板し、被安打がたったの2、奪三振も9を数えました。素晴らしかったですね。
マリナーズはこのあと、アレックス・コロメ➙エドウィン・ディアスとつなぎ、完封リレーです。
ディアスを使ってしまいましたが、ルブランの好投のおかげでブルペンをセーブすることができました。連戦にこの好投は大きかったですね。
マリナーズ、レッドソックスとの4連戦をここまで2勝1敗と勝ち越しています。現地日曜日にもう1試合あります。
せっかくの連勝でしたが、アストロズが10連勝を果たしているので、ゲーム差は0.5で変わらずです。
一方のレッドソックスはこの連敗で、ヤンキースとゲーム差1.0がついてしましました。ヤンキースは3連勝中なんですね。
現在、レッドソックスが48勝24敗、ヤンキースが46勝20敗で、勝利数はレッドソックスが上回っているものの、勝率の差でヤンキースがトップとなっています。
マリナーズ、レッドソックスともにGame4は落としたくないですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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