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【MLB2021】レッドソックス、リリーバーのマット・アンドリーズと1年で合意

BOSTONはブルペン補強へ

 現地2020年12月23日、ボストン・レッドソックスに動きがありました。

 リリーバー右腕のマット・アンドリーズ(Matt Andriese)と1年で合意。課題の一つであったブルペン補強に着手しました。

契約内容

 レッドソックスとマット・アンドリーズの契約内容は1年/$2.1M(2021)を保証するもの。

 内訳は以下の通りです。

  • 2021:$1.85M
  • 2022: $3.5Mクラブオプション($0.25Mバイアウト)
  • パフォーマンス・ボーナス
    • 120 IP、130 IP、 140IP、 150IPを投げるごとに$0.125Mずつ加算
    • 2022 サラリーは 2021年に120 IP、130 IP、140 IP、150 IPを投げるごとに $0.25Mずつ加算

 2021年のサラリーは$1.85Mですが、2022年のクラブオプションが行使されない場合のバイアウトが$0.25Mなので、$2.1M保証ということになります。

エンゼルスからノンテンダーFA

 現地12月2日のノンテンダー・デッドラインでエンゼルスはリリーバーを中心にテンダー(オファー)せず。

 どうやってブルペンを作っていくのか?と疑いを持ってしまいましたが、レッズからライセル・イグレシアスをトレードで獲得するなど手は打っております。

 マット・アンドリーズの2020年の成績は、16試合に登板。32.0イニングを投げ、2勝4敗でERAが4.50。この高いERAがノンテンダーの理由づけになってしまった感があります。あとはMLSが2021年の1月で5.071になる予定ですから、調停のファイナルイヤーで、サラリーアップを嫌った面もあったと思います。

 ちなみに2020年のサラリーは$1.395Mで決して高くはありませんでした。

マット・アンドリーズとは

 あらためてマット・アンドーズについて記しておきたいと思います。

 1989年8月28日生まれの31才(現地2020年12月23日時点)。ドラフトは2011年のパドレスの3巡目指名。

 2014年1月にパドレスとレイズ間で発生した計7名が動くブロックバスター・トレードでレイズへ移籍。この時、パドレスからレイズ移籍したメンバーにはブラッド・ボックスバーガー、ローガン・フォーサイスも含まれていました。また、パドレスからレイズにはジェシー・ハーンとアレックス・トーレスが動きました。

デビューはレイズ

 デビューしたのは2015年。トレードの翌年のシーズンです。1年目は先発とリリーフの両方を兼任。3勝5敗、ERA 4.11。

 2年目の2016年からは先発をメインに担当。29試合中、19試合に先発。127.2イニングを投げ、8勝8敗、ERA4.37。シャットアウト勝利も1つ記録しています。3年目は18試合中17試合に先発、5勝5敗、ERA 4.50。

 その後、2018年7月のトレードデッドラインでレイズからDバックスへ移籍。ここからリリーフの専任となりました。

2019年、Dバックスで好リリーフを見せる

 マット・アンドリーズが際立っていたのは2019シーズンではないかと筆者は思います。シーズン開始当初はグレッグ・ホランドとアーチー・ブラッドリーがダブルストッパーのように機能し、そこにつなげていたのがマット・アンドリーズでした。

 シーズン後半はアーチー・ブラッドリーが抑えを努め、マット・アンドリーズがセットアップロールを担う形となりましたが、マット・アンドリーズはシーズンを通して、Dバックスのゲーム後半の大事な場面を任されることが多かったです。

 2019年の成績は5勝5敗、ERA 4.71ながら、54試合、70.0イニングを投げ、SO9は10.1を記録。6回と7回あるいは7回と8回という試合の重要な局面でのイニングまたぎが多かったですね。

 6回、7回、8回はゲームが動く場面が多いので、ERAが高めなのは、致し方ない面もあります。 

 そして、2020年1月、右腕のジェレミー・ビーズリーとのトレードでエンゼルスへ移籍。2020年12月2日、ノンテンダーFAとなったのは上述の通りです。

ファストボールが92mph前後

 マット・アンドリーズのベロシティーは決して速くはありません。4シームで92-93mph前後。よって、被打率はそれなりに高く、メジャー8年のキャリアでH9は7度も9.0を上回っています。ただし、マット・アンドリーズのHR9はキャリア通算でも1.3と非常に少ないのです。

 粘りの投球をするとも言えますね。

 また4シームがそれほど速くない分、カーブ、カットボール、スライダーという横の変化に加え、チェンジアップも持っており、スピード差で奥行きも使えるピッチングができるのが魅力です。スライダーのキレはかなりいいです。この点がメジャーで生き残っているポイントとも言えるでしょう。

レッドソックス、元レイズが集まるか?

 レッドソックスのフロントオフィスのハイム・ブルーム氏は元レイズ幹部。今回のマット・アンドリーズもレイズ出身。先日獲得したハンター・レンフローもレイズ出身。

 何やらレッドソックスにはレイズ出身者が集まりそうですね。元レイズのFA右腕、ジェイク・オドリッジも狙うのでしょうか!?

 注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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