スポンサーリンク

【MLB2020FA】レッドソックスの愛されキャラ、ブロック・ホルトがブルワーズと合意へ

ブロック・ホルトもディール決定!

 現地2020年2月17日から18日はMLB全クラブのポジション・プレーヤーのスプリングトレーニング開始が集中しています。全員集合という状態になりますね。

 そんな中、その行き先が注目されていたレッドソックスからFAのブロック・ホルト(Brock Holt )がブルワーズと合意した模様です!

ブルワーズと合意へ

 契約内容はまだ明らかとなってはいませんが、合意は間違いないところで現在のところフィジカル・チェックの結果待ちです。契約相手がお金に渋いブルワーズですのでおそらく1年$2-3M?というところではないかと?予想するのですが、分かり次第こちらにきちんとした契約内容を記すようにします。

追記:契約内容

 現地2020年2月19日、契約はファイナライズとなりました。

  • $3.25MM(2020)
  • $5Mクラブオプション+ バイアウト$0.75M(2021)
  • インセンティブ:400PA/425PA/ 450PA到達ごとに$0.25M

2019年は1年.575M

 2019シーズンに入る前、調停イヤーだったブロック・ホルトは現地2019年1月11日にレッドソックスと1年/$3.575Mでサイン。調停を避けてのサインでした。

 2019シーズン終了後の10月31日にFAになっていたのでした。今季のサラリーはこれより低くなるのではないか?と思われます。

ブロック・ホルトとは

 ブロック・ホルトは2009年パイレーツ9巡目指名でプロ入りした選手。1988年6月11日生まれで、2020シーズンは6月の誕生日で32才になります。

 2012年パイレーツでデビューしましたが、その年のオフにトレードに。当時レッドソックスに在籍していたマーク・マランソン(現ブレーブス)らとのトレードでレッドソックスに移籍してきたのでした。

 もともと評価の高い野手でした。レッドソックスでは移籍1年目の2013年にもゲームに出ていたのですが、その年は26試合出場にとどまりました。本格的にゲームに出始めたのは2014シーズンから。ウィル・ミドルブロックスが怪我で離脱したのをきっかけにレギュラーを掴んだ状態になりました。

2015年にASG出場

 ルーキー・ステータスであった2014年にROY投票8位に。2015年にはオールスターにも出場しています。

 メジャー通算8シーズンを経験して、639試合に出場。打率.271、OBP .340、SLG .374、HR 23、RBI 206を記録。

2019年は87試合に出場

 そして直近の2019シーズンの成績はどうだったかというと・・・87試合、259打数77安打、打率.297、OBP .369、 HR 3、RBI 31、WAR 1.0。2019シーズンはチャビスの台頭などもあり、出場機会が減りました。

PS史上初のサイクル

 ブロック・ホルトと言えば、やはり2018年に達成したポストシーズン史上初のサイクルというのが代名詞になるかもしれません。

ブルワーズの内野は混戦状態

 ホルトが移籍するブルワーズですが、現時点での彼の本職の内野は大混戦状態。期待の若手、ルイス・ウリアスが有鉤骨骨折で前半戦はほぼ出られませんから、ひょっとしたら、ブルワーズはその背景があってホルトを獲得したかもしれません。

 それでもご覧の布陣です。

  • 3B: エリック・ソガード、リオン・ヒーリー、ジェド・ジョーコ
  • SS:オーランド・アルシア
  • 2B: ケストン・ヒウラ、エリック・ソガード

 内野のこの3つのポジションにルイス・ウリアスが入ってきます。

  • 1B: ライアン・ブラウン、ジャスティン・スモーク、リオン・ヒーリー、ローガン・モリソン、オマール・ナルバエス(捕手休養日) 

 ブロック・ホルトはユーティリティープレーヤーでもあり、外野も守りますので外野をピックアップしますとご覧のメンバー。

  • CF:ロレンゾ・ケイン
  • LF:クリスチャン・イェリッチ(2020はRFではなくLF固定かもしれません)、ライアン・ブラウン(一応)、ベン・ギャメル、タイロン・テイラー
  • RF:アビサイル・ガルシア、クリスチャン・イェリッチ、ベン・ギャメル、タイロン・テイラー

 ケインとイェリッチ、そしてアビサイル・ガルシアが順当なところで、ベン・ギャメルが4番目でゲームの隙間を埋めて行くというプランかもしれませんね。

 内外野ともに非常に層が厚いです。ホルトももちろん狙えますが、クラブとしての層は厚いものの、中で競う選手達はかなり大変ですね。

 ホルトにはがんばってもらいたい。

キュートなグリフィン君のパパ

 レッドソックスで人気に火がついたのは息子のグリフィン君の可愛さもありました。2018年の優勝パレードの時にはイオバルディーの息子さんとともに、ファンのハートを鷲掴み。もっとも、グリフィン君はパレードよりも前にファンから注目されていました。父と子のコミュニケーションが実に良いんですね。

 グリフィン君とホルトのやりとりがとりわけかわいいSNSの動画がこれ。

 ブロック・ホルトにはぜひともレギュラーを獲ってもらいたいと思います。

選手間の中でホルトが他クラブへ行くのが一番悲しいのはJ.D.マルチネスかもしれません。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLBトレードDL2024】マリナーズ、レイズからランディー・アロウザリナを獲得
【MLBトレードDL2024】Dバックスがブルペン補強に動く!マイアミからA.J. パックを獲得!
【MLB2024】レッドソックス、アレックス・コーラと3年の契約延長!
【MLB2024】ドジャース、SSの緊急補強でニック・アーメッドとメジャー契約でサイン
【MLBトレード2024噂】打撃不振が続くマリナーズ、オリオールズのライアン・マウントキャッスルに手を出すか?!
【MLB2024】ドジャース、ジェームス・パクストンをDFA!25才の右腕を招集
【MLB2024】ブレーブス、今度はオジー・アルビーズが長期離脱!マックス・フリードもILへ
【MLB2024】勝率5割超え、NLウエスト2位で上昇気流に乗ったDバックスはトレードDLでバイヤーへ
【MLB2024】レッドソックス、終盤に大失速し、逆転負け!またもピベッタの好投を活かせず
【MLB2024】ジェイコブ・ウィルソン、守備と打撃で華麗にMLBデビューを果たすも、故障で途中交代
【MLB2024】「マイナーで打ちまくり!」A’sのNO.1プロスペクト、ジェイコブ・ウィルソンがメジャー・デビューへ
【MLB2024】大苦戦のホワイトソックス、来季を見据え、ワールドシリーズ捕手のマーティン・マルドナードをDFAに
【MLBオールスター2024】大谷が先制3ランHRを放つも、MVPは決勝2ランのジャレン・デュランが受賞
【MLB移籍2024】ロイヤルズ、ハンター・ハービー獲得でリリーバーのERA改善を狙う!
【MLBオールスター】2024HRダービーを制したのはテオスカー・ヘルナンデス
【MLBドラフト2024】左右両投げでともに95mph以上!ジュランジェロ・セインチェ(Jurrangelo Cijntje)はマリナーズがピック!
【MLBドラフト2024】ガーディアンズ・ピックの全体1位はオージー生まれのトラビス・バザーナ!2Bでは史上初
【MLBオールスター】2024フューチャーズ・ゲームはレッズのキャム・コリアーがMVP
【MLB2024】フューチャーズ・ゲームのプレ・イベント、「スキル・ショーケース」が初めて開催される
【MLB2024】フィリーズがウィット・メリフィールドをリリース!目的はA’sのあの人?(追記あり)
【MLB2024】O’sのブランドン・ハイド監督がキャースタッドへの頭部死球に激昂!ベンチ・クリアー案件に
【MLB2024】ブルージェイズ、ケビン・キアマイアーをウェーバーにかける
【MLB2024】今永がまた輝く!オリオールズを相手に6回スコアレスで8勝目!ERAは再び2点台に
【MLB2024】メッツ、フィル・メイトンをレイズからトレードで獲得
【MLB2024】注目カードのドジャース@フィリーズ戦Gm1は、フィリーズが圧勝!マーシャン、ターナーが併せて6安打!
【MLBトレードDL噂2024】マイアミ、クローザーのタナー・スコットに加え、ジャズ・チザム・Jr.も放出の可能性大
【MLB2024】オールスターのピッチャーとリザーブが明らかに!今永、ポール・スキーンズ、ジャレン・デュランらが選出
【MLB2024】ラファエル・デバースが27才でキャリア通算1000安打を達成!得意のゲリット・コールからHRも(追記)
【MLB2024】ダルビッシュ投手がリストリクティッド・リスト入り
【MLB2024】ウィル・スミスが3HRと大爆発!ドジャース、逆転でブルワーズに勝利(追記あり)
タイトルとURLをコピーしました