CREW、1B獲得へ
現地2019年12月19日、ブルワーズがまたしてもディールを成立させました。ブルージェイズからFAとなっていたジャスティン・スモーク(Justin Smoak )を獲得です。正式発表はまだ。
契約内容
決定したディールの詳細ですが、2020年のサラリーは$4.0M、2021年がクラブオプションで$5.5M、1Mバイアウトがついています。よって、最低でも$4M+$1Mで$5Mの保証があるという内容になっています。
探していた1B
ブルワーズは11月4日にエリック・テームズのクラブオプションを拒否。テームズの2020年のクラブオプションは$7.5Mプラス$1Mバイアウト。よってブルワーズは1Bにライアン・ブラウンを外野からつけるかというプランを考えていました。
エンカーナシオンの線もあったが
補強でポジションを埋めて行く中で、ブルワーズはエンカーナシオンとのディールも探っていました。エンカーナシオンはヤンキースとの間で2020年に$20Mものクラブオプションの規定がありましたが、ヤンキースはこれを拒否。FAとなっていました。
おそらくエンカーナシオンとのディールはコストが合わなかったと思われます。仮にエンカーナシオンが$20Mだったとして、ジャスティン・スモークとのディールはその1/4で収まりました。
ジャスティン・スモークとは
ジャスティン・スモークは1986年12月5日生まれの33才。左投げ両打ちの選手です。マリナーズの印象の強い選手ですが、ドラフトは2008年のレンジャーズの1巡目指名。デビューもレンジャーズ時代で、2010年4月23日でした。
TEX→SEA→TOR→MIL
デビューしたばかりのジャスティン・スモークでしたが、2010年7月9日にトレードでマリナーズに移籍。これはレンジャーズがクリフ・リーとマーク・ロウの2人を獲得したトレードで、複数人とともにマリナーズに動いたのでした。
その後、2014年10月、アウトライトウェーバーとなり、マイナーへ落ちる前の続きでブルージェイズがクレームオフ。同年12月にFAとしてサイン。そして2019年10月31日に再度FAとなったのでした。
魅力は一発。2017年には38 HR、90 RBIを記録。キャリア10年で191 HR、年平均25HRを放っています。
2019年の成績
2019年は121試合に出場し、打率.208、OBP .342、SLG.406、HR 22、RBI 61、OPS+ 101、WARは0.6でした。
左右同じくらいの打率
スイッチヒッターなので、投手の右左は関係ありません。なお、キャリア通算で右打席での左投手の打率は打率.235。一方左投手相手での右打席は打率.228。左右どういった投手と対戦してもさしてかわりません。
ジャスティン・スモークのブルワーズでの活躍に期待したいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント
細かい所ですが、スモークは左投げ両打ちだと思います
匿名様
こんにちは
両打を間違えないように書いたところ、
投げの方を誤って記載しておりました。
ご指摘ありがとうございました。