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【MLB2022FA】レッドソックス、マイケル・ワカと1年で合意。その獲得動機とは?(追記あり)

今オフ初のFA獲得はスターター右腕

 現地2021年11月26日、サンクス・ギビングが終了し、複数のディールのニュースが入ってきました。

 まずはレッドソックスのニュースから。同日、レッドソックスはレイズからFAのマイケル・ワカ(Michael Wacha)と1年で合意した模様です。

契約詳細

 ディールの中身が判明しました。

  • 1年/$7M

 予想は$3MからMaxで$4Mくらいかと踏んでいたのですが、予想外に跳ねた模様。

2015年に17勝7敗

 マイケル・ワカは1991年7月1日生まれの30才。2022シーズン途中で31才になるベテラン右腕。

 2012年アマチュア・ドラフトでカージナルスの1巡目指名(全体19位)。デビューがその翌年の2013年で15試合、9スタートで64.2イニングを投げ、4勝1敗、ERA2.78。 

 このデビュー・イヤーはかなり衝撃的でしたね。角度のあるボールを投げますし、4シームのアベレージで94.1mphをマークし、MAXではHigh−90mphを記録すること多数。いいピッチャーが出てきたなと思ったものです。

2013年のBOSとのWSで1勝1敗

 デビュー・イヤーの2013年はドジャースとのNLCSでMVPに輝きました。

 さらに、ワールドシリーズではレッドソックス相手にGame2とGame6に登板。Game2では6.0イニングを投げ、被安打3、失点2とジョン・ラッキーとの投げ合いを制しました。

2013 World Series Game 2, St. Louis Cardinals vs Boston Red Sox: October 24, 2013 | Baseball-Reference.com
St. Louis Cardinals beat Boston Red Sox (4-2). Oct 24, 2013, Attendance: 38436, Time of Game: 3:05. Visit Baseball-Reference.com for the complete box score, pl...

 そしてGame6では、同じくジョン・ラッキーとの投げ合いになった訳ですが、この時は、シェーン・ビクトリーノの走者一掃のタイムリー・ダブルやスティーブン・ドリューのHRなどで4回途中、6失点でマウンドを降り、敗戦投手になっています。

2013 World Series Game 6, St. Louis Cardinals vs Boston Red Sox: October 30, 2013 | Baseball-Reference.com
Boston Red Sox beat St. Louis Cardinals (6-1). Oct 30, 2013, Attendance: 38447, Time of Game: 3:15. Visit Baseball-Reference.com for the complete box score, pl...

 2013年から2019年までカージナルスに所属し、7シーズンで165試合、その内先発は151試合に登板。867.2イニングを投げ、59勝39敗、ERA 3.91。BB9 3.9、SO9 は7.9、HR 9は1.0。

 なかでも2015年は17勝7敗、ERA3.38をマークするなど活躍しました。

2020年(NYM)では苦戦

 カージナルスからFAとなり、2020シーズンはメッツとサイン。特殊なシーズンとなった2020年、マイケル・ワカは苦しみました。8試合中、7試合に先発。1勝4敗、ERA 6.62。BB 9は1.9、SO 9は9.8とともにキャリアを通じて最高の数字にもなったのですが、HR 9は2.4でキャリアワースト、何より34.0イニングで被安打46を喫し、12.2のH9が示すようにとにかく打たれました。

2021年は3勝5敗

 2021年はレイズとサイン。1年/$3Mでした。

 29試合中、23試合に先発。124.2イニングを投げ、3勝5敗、ERA5.05。 ERA+ は78。

BOSはなぜワカを獲得?

 E・ロッドが抜けたレッドソックスのローテーション。

 その抜けた穴の補強としてマイケル・ワカというのがいささか物足りなく、疑問でした。

 その獲得の動機を探って行った時、見えてきたものがありました。

サラリーは安い(追記あり)

 どうしてレッドソックスがマイケル・ワカ獲得に走ったのか?を考えた時に、まずはサラリーが安いというのがあったと思います。2021年で$3Mですからね。今回のディールも高くないはずです。そのうえ、経験値があり、なおかつゲーム数をこなしてもらえるという目論見が立ったからだと思います。まだ2022シーズンの贅沢税の基準額は決まっていませんし(新CBAで決まる)、レッドソックスもまだまだ余裕がある状態ですが、いずれ$200Mを超える見込みではあると思います。

 よって、安いに越したことはないというのが1点。

 追記です。1年/$7Mと結構高くつきました。

ヤンキース戦で大成果

 そして最大の獲得動機はこれだと思うのですが、まず、マイケル・ワカはレッドソックス戦に強かったです。2試合に登板し、.243/.310/ .324/ 0 HR/ 3 ダブルと抑えています。

 リリーフで対したALDS Game2でもレッドソックスは抑えられました。

 まずは自軍の打線が弱い投手をライバルに獲得される前に獲ったというところかと。ただ、それだけではやはり弱いです。しかし、いいデータがありました! 

 2021年は全般的に結果が出なかったマイケル・ワカですが、大きな成果を上げている対戦相手がいました。それがヤンキースです。5試合に登板し、.129/ .215/. 243と完璧に抑えています。被本塁打は2。おそらくこれが獲得の動機につながったのではないか?と見ています。

 ちなみに対戦相手で分が悪かったのは、マリナーズ、オリオールズで、マリナーズの打者は打率が.488、オリオールズの打者は打率が.333を打っていました。ホワイトソックス打線は打率.320。

 今回のマイケル・ワカの獲得以上に、ローテーションの補強で動いているのが、マーカス・ストローマンですが、かなりライバルが多いですから、レートはつり上がっているのではないか?と思います。どこまでコミットするのか、注目です。

 それより、早くブルペンを補強しましょうよ!とファンは思いますね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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