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【MLB2025FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはフアン・ソトら計13名

2024-2025 クオリファイング・オファー

 現地2024年11月4日はクオリファイング・オファー(QO)の提示期限日。

 毎年、ワールドシリーズ終了から5日以内に提示されるのがクオリファイング・オファー(QO)で、同時にFAの解禁日です。2024年はドジャースがワールドシリーズを5戦で決めたので最大7戦設定の日付から少し早まりました。ドジャースが決めたのが現地2024年10月30日、そこから5日で11月4日。

 11月4日までは所属チームとの交渉期限で、この間は他クラブとの交渉は認められておりません。よって、この間に2024年終了時に設定されていたオプションの決定、またオプトアウト(契約途中破棄)が決められます。

 QOのその中の1つの動きであるのは間違いないありません。

QOについて

 QOについては過去記事に複数まとめてありますので、下記をご参照ください。一応、大まかな概要だけを記載しておきます。

QOとは「FAとなる選手を旧所属クラブが優先的に引き止めることが出来る制度のこと。選手側も初FAで市場に出る際にまずは確実な1年契約の補償があるのがメリット。提示される金額は毎年変動で年俸の上位125人の平均で算出される。オファーはクラブの独自の判断に依り、初FAであってもオファーされない選手もいる。そしてオファーを受けた選手はQOを断り、市場に打って出ることも可能。QOを断り、他のクラブと契約した場合、獲得したクラブはドラフト指名権を手放さないといけない。そして出て行かれた側のクラブにはドラフトで指名権の補償がある。補償や手放す権利の内容は贅沢税超過の有無、レベニュー・シェアリングの受領の有無によって変わってくる」

QOを提示された選手

 この2024年オフにQOを提示された選手が判明しました。計13名の選手が提示されております。なお、下記のリストの順はランキングなどではなく13名というのがすぐにわかるように便宜上つけたものです。

  1. フアン・ソト(Juan Soto): Yankees
  2. コービン・バーンズ(Corbin Burnes): Orioles
  3. アレックス・ブレグマン(Alex Bregman) :Astros
  4. マックス・フリード(Max Fried):Braves
  5. ウィリー・アダムス(Willy Adames):Brewers
  6. ピート・アロンゾ(Pete Alonso):Mets
  7. アンソニー・サンタンデア(Anthony Santander):Orioles
  8. テオスカー・ヘルナンデス(Teoscar Hernández ):Dodgers
  9. ニック・ピベッタ(Nick Pivetta):Red Sox
  10. クリスチャン・ウォーカー(Christian Walker):Diamondbacks
  11. ショーン・マナエア(Sean Manaea):Mets
  12. ルイス・セベリーノ(Luis Severino):Mets
  13. ニック・マルチネス(Nick Martinez):Reds

2024年は21.05Mドル

 今オフのQOの提示額は$21.05M。QOの提示は選手が市場でどれくらいの評価をされているか、そのベースとなるのが2024年のサラリー。現状で$21.05Mを上回るQO資格選手は概ね提示される傾向がありますが、それよりも下の選手は、提示を受けた場合にかなり高額のサラリーとなるので提示されないケースもあります。

 下記記事で提示予想の選手も入れておりますが、提示間違いないと思われた選手はやはり全員が入りました。

  • ウィリー・アダムス(ブルワーズ/SS)
  • ピート・アロンゾ(メッツ/1B)
  • アレックス・ブレグマン(アストロズ/3B)
  • アンソニー・サンタンデア(オリオールズ/RF)
  • フアン・ソト(ヤンキース/RF)
  • マックス・フリード(ブレーブス/LHP)
  • コービン・バーンズ(オリオールズ/RHP)

 「おそらく提示ありの選手」も入っております。

  • テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース/OF)
  • クリスチャン・ウォーカー(Dバックス/1B)
  • ショーン・マナエア(メッツ/LHP) 

 テオスカー・ヘルナンデスの場合、本人に残留の意向が強かったので、前向きな形、つまりQO提示ではなく、マルチイヤー・ディールの提示ではないか?ゆえにQOは避けるかもというニュアンスでの「おそらく提示ありの選手」としてここに入れましたが、結果は提示ありでした。

 ショーン・マナエアはもう、ポストシーズンの活躍でグンと価値が上がりましたね。

 クリスチャン・ウォーカーはDバックスが提示を渋るか?と思われたのですが、入りました。

「微妙」として入れていた選手は現サラリーとの開きがあった選手がほとんどなのですが、この中ではニック・ピベッタが入っております。彼は現時点では市場ではかなり評価が高いようです。

  • タイラー・オニール(レッドソックス/OF)
  • ジュリクソン・プロファー(パドレス/OF)
  • グレイバー・トーレス(ヤンキース/2B)
  • ポール・ゴールドシュミット(カージナルス/1B)
  • ニック・ピベッタ(レッドソックス/RHP)
  • シェーン・ビーバー(ガーディアンズ/RHP)

QO提示選手のサラリー

 ざっと2024年のサラリーをまとめてみます。ほとんどの選手は初FAですので、調停を避けた1年契約での内容。アレックス・ブレグマンは2019年3月に延長契約をしていました。 

 ショーン・マナエアやルイス・セベリーノ、ニック・マルチネスはFAイヤーにQOの提示がなかったため、今回はQOを提示されています。ニック・マルチネスの名前に驚きましたが、オプトアウトしたゆえにレッズはQOを提示した模様です。

  • フアン・ソト(NYY): 1 年/$31M (2024)
  • コービン・バーンズ(BAL): Orioles
  • アレックス・ブレグマン (HOU):5 年/$100M (2020-24)
    • 2024年は$28.5M
  • マックス・フリード(ATL):1年/$15M (2024)
  • ウィリー・アダムス(MIL):1 年/$12.25M (2024)
  • ピート・アロンゾ(NYM):1年/$20.5M (2024)
  • アンソニー・サンタンデア(BAL):1 年/$5.25M (2024)
  • テオスカー・ヘルナンデス(LAD):1 年/$23.5M (2024)
  • ニック・ピベッタ(BOS):1 年/$7.5M (2024)
  • クリスチャン・ウォーカー(AZ):1年/$10.9M (2024)
  • ショーン・マナエア(Sean Manaea):2年/$28M (2024-25)
    • オプトアウト行使。サラリーは$14.5M(24)、$13.5M(25)でした。
  • ルイス・セベリーノ(NYM):1年/$13M (2024)
  • ニック・マルチネス(CIN):2年/$26M (2024-25)
    • オプトアウト行使。サラリーは$14M(24)、$12M(25)でした。

QO資格ありも提示無しの選手

 QOを提示されるには資格が必要なのですが、有資格でありながら提示されなかった選手はこちらです。

  • マイケル・ワカ(KC):KCと再契約しました。(テオスカー・ヘルナンデスもこうなるのでは?と思ったのですが、QO提示となりました)
  • タイラー・オニール(BOS):サラリーが1 年/$5.85M (2024)でQO額とは開きがありすぎた
  • シェーン・ビーバー(CLE):TJリハビリ中
  • ジェフ・ホフマン(PHI)
  • ポール・ゴールドシュミット(STL)
  • グレイバー・トーレス(NYY)
  • キム・ハソン(SDP)
  • ジュリクソン・プロファー(SDP)

 お読みいただき、ありがとうございました。

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