スポンサーリンク

【MLB2024FA】タイガース、シェルビー・ミラーと1年契約でサイン!ブルペンが豊富に!

2023年の成功をもって、DETのブルペンに!

 現地2023年12月22日、デトロイト・タイガースはドジャースからFAとなっていた右腕のシェルビー・ミラー(Shelby Miller/33)と1年契約でサインしたと発表。すでにオフィシャルです!

 2023年、ドジャースで成功を収めたシェルビー・ミラーはタイガースのブルペンを支えることとなりました!

 なお、ドジャースの18番をつけていたのがシェルビー・ミラーです。そのまま山本由伸投手に渡りそうですね。

契約内容

 タイガースとシェルビー・ミラーの契約は以下の内容です。ちょっと情報量は多いですが、パフォーマンス・ボーナスの設定が細かいだけです。

  • 1年/$3M保証(2024) + オプション
    • 2025 $4.25M クラブオプション($0.25Mバイアウト)
    • パフォーマンス・ボーナス
      • 2024: $1.175M
      • 2025: $1.15M
        • 50/55/60試合登板ごとに +$0.1M =$0.3M
        • 65/ 70試合登板クリアーで +$0.125M = $0.25M
        • クローザー・ロールなら、40/45/50/55試合を締めるごとに +$0.15M = $ 0.60M
    • 2025年のベース・サラリーは2024年に以下の内容で達成した場合、最大+$1.4Mベースアップ
      • 50/55/60試合登板ごとに +$0.1M =$0.3M
      • 65/ 70試合登板クリアーで +$0.15M = $0.3M
      • 40/45/50/55試合を締めるごとに +$0.2M = $ 0.80M

2023年のシェルビー・ミラー

【YOUTUBE】Shelby Miller’s Journey Through the Majors – Backstage Dodgers Season 10 (2023)

 現地2022年11月末にドジャースがシェルビー・ミラーとの契約に合意したとき、これは大丈夫か?と失礼ながら思いました。しかもメジャー契約です。どうして心配したかの理由は下記に書かせていただいているのでぜひご参照を。

ドジャースの見立ては正解だった!

 もともとは素晴らしい右腕だったシェルビー・ミラーですが、2015年からは本来の姿とは程遠い苦戦の投球が202年まで続いていました。しかし、ドジャースが魅力を感じた理由は、2022シーズンのマイナーの登板にあり、ヤンキースのAAAで16試合、21.0イニングでERA 1.71をマーク。奪三振は25。さらにジャイアンツのAAAでは、27試合、32.1イニングで奪三振44をマーク。SO9は12.2です。 

 2022年、ジャイアンツでの登板でSO9 18.0をマーク。ドジャースは復調を示すものであることを期待し、メジャー契約を結んだのでした。

 その結果、シェルビー・ミラーは2023シーズンの開幕から7試合連続でスコアレス・リリーフを展開。4月は11試合に登板して2失点のみ。5月以降、6月15日まで14試合に登板し、18.0 IPでERは6でこの期間だでもERA 3.00。

 ただ、6月半ば以降、首を傷めこれが約2ヶ月半継続。その間、15Day ILから60 Day ILへ移されておりました。

 ようや復帰した8月31日からの最後の1ヶ月は、11試合、12.0 IPでERは0で、ERAは0.00。

 結局、2023シーズンは離脱はしたものの、36試合を投げ、1試合のみ先発。12試合のゲームを締めて、ERAはたったの1.71。BB9は4.1でSO9は9.0をマーク。

 ドジャースの見立ては正解だったということですね。

タイガース、ピッチャーが揃う

 このオフ、割と積極的に動いているタイガースは、先発ローテーションで前田投手とジャック・フラハーティーを獲得。

 これでタイガースのローテーションは、前田投手、ジャック・フラハーティー、マット・マニング、アレックス・ファエド(Alex Faede)、リース・オルソンがその候補。

 タイガースはブルペンもすでに補強済み。2023年はDバックスからブルワーズに移籍し、ブルワーズからFAとなっていたアンドリュー・チェイフィンを獲得しています。

 タイガースは2023年はブルペンも良かったです。アレックス・ラングは67試合でERA 3.68、26SV。タイラー・ホールトンは59試合でERA 2.11。ジェイソン・フォーリーに至っては、70試合でERA 2.61をマーク。ホセ・シスネロはFAとなっていますが、ウィル・ベストは48試合でERA 2.98。この面々にアンドリュー・チェイフィンとシェルビー・ミラーが入るわけです。

 シェルビー・ミラーは故障が多いので、また離脱する時期はあるかもしれませんが、それでもなかなかのメンバーだと思います。

 ALセントラルはロイヤルズの補強が目立っていますが、タイガースも負けてはいません。

 2024年は面白い存在になりそうです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】レッドソックス、ヤンキースとの今季初のシリーズを勝ち越す!
【MLB2025】デビュー待ち!レッドソックスのローマン・アンソニーが497 ft (150m)の超特大GSを放つ!
【MLB2025】鈴木誠也が15号/16号の2本塁打!カブスはPCAにも一発が出てタイガースに勝利
【MLB2025】Dバックスのコービン・バーンズがトミー・ジョン手術へ
【MLB2025】Dバックスが敗戦確率99.9%からの大逆転!9回に6点差をひっくり返しATLに勝利
【MLB2025】パドレス、負けゲームをひっくり返す!9回に同点に追いつき、延長で勝利
【MLB2025】激アツ!パドレスが延長の末、1-0でジャイアンツを下す!最後はホセ・イグレシアスが決める!
【MLB2025】大谷が23号HR!さらに土壇場であわやHRかという大きな犠牲フライを放つも、ドジャースは延長戦で敗れる
【MLB2025】ドジャース、ライアン・ヤーブローの軟投に大苦戦!山本は今季初の早期降板
【MLB2025】DET-KCで壮絶な投手戦!マイケル・ワカとタリク・スクーバルがともに譲らず!(追記あり)
【MLB2025】ドジャース、18-2でヤンキースに大勝!大谷は2安打、ジャッジは2HR(21号)
【MLB2025】ジャッジの狼煙の一発に対し、大谷が2発で応酬!WSリマッチはドジャースが先勝!
【MLB移籍2025】ドジャースがトレードでレッズからアレクシス・ディアスを獲得
【MLB2025】カブス、鈴木誠也とPCAがRBIランクNO.1、2を争う
【MLB2025】大谷がMLB1番乗りの20号!ドジャースはコンフォート、マンシーにもHRが出て連勝
【MLB2025】山本がCLE戦で安定の投球!6勝目をマーク!大谷もリードオフHR(19号)で支援!
【MLB2025】122.9mph!パイレーツのオニール・クルーズがミサイルHRを放つ!
【MLB2025】レッドソックスのマーセロ・マイヤーがメジャーデビュー!Gm1ではデバースがサヨナラ安打!(追記あり)
【MLB2025】アクーニャが復帰戦で躍動!しかし、ブレーブスはチャンスで逆走!?して敗戦
【MLB2025】開幕から50試合!タイガースが33勝でMLBベスト!2006年以来の好成績
【MLB2025】山本が6回までノーヒッター!ドジャース、連敗を4でストップ(2025/5/20)
【MLB2025】千賀、ピート・アロンゾの「出来たぞ」というアピールに和む(NYM@BOS戦)
【MLB2025】大谷に17号が出るも、ドジャースはDバックスに完敗で4連敗!B・ファートは7勝目
【MLB2025】ドジャースがベテラン・ユーティリティーのクリス・テイラーを解雇へ
【MLB2025】強烈!ブルワーズのプロスペクト、ジェイコブ・ミズロウスキーがマイナーで103 mphを記録!
【MLB2025】大谷が16号!しかし、ドジャースはジャック・コハノウィッツに苦戦して敗戦
【MLB2025】大谷、ボブルヘッドデーで14号・15号のマルチHR!D・ラッシングもメジャー・デビュー!
【MLB2025】ドジャース、オースティン・バーンズをDFAに!プロスペクトのD・ラッシングをコールアップ
【MLB INJURY 2025】球速ダウンが目立った佐々木投手がIL入り!ドジャースはカーショウを上げる予定
【MLB2025】エバン・ロンゴリアが引退!レイズはセレモニーのため1日契約へ
タイトルとURLをコピーしました