スポンサーリンク

【MLB2023】白熱のALウエスト!TEXが連敗を8でストップ!SEAとの勝負は9月22日以降の7戦

レンジャーズがようやく連敗から脱する

 現地2023年8月26日、テキサス・レンジャーズはツインズとのゲームをものにし、6-2で勝利。これで8月16日のエンゼルスでリード・デトマーズの好投で0-2で敗戦してから始まった連敗を8でストップしました。

 前日には2-12で大敗し、相当まずいムードだったのですが、この日は立て直しました。

やっぱり、シャーザー

 このゲームの立役者はやはりマックス・シャーザー。ツインズ打線を7回まで被安打4、失点2、BB 1、SO 10,HR 1に抑えゲームメイクしました。これが終盤9回の4得点を呼び込んだ形に。レンジャーズは9回のビッグイニングもグリフィン・ジャックスの乱調に助けられたところが大きかったのですが、そういったラッキーもこれまでなかったので、状況はよくなりつつあると見て良さそうです。

MLB Gameday: Rangers 6, Twins 2 Final Score (08/26/2023)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

8連敗中の成績

 さて、トレードデッドラインでマックス・シャーザー、ジョーダン・モンゴメリーらを補強したレンジャーズはフレッシュ・スタートを切り、8月1日から15日までの14ゲームで12勝2敗と絶好調でした。

 ところが、8月後半は上述のエンゼルスとのゲームを皮切りに25日のツインズとのGm2まで8連敗。あれれ?というほどブレーキがかかりました。

チーム成績(直近15日)

 この連敗中、打線があまり機能しない中、投手陣が荒れたという状態が続きました。

 直近15日(現地2023年8月12日から26日まで)の成績ではチーム打率は、,240でまあまあなものの、それでもMLBで18位。チームOPSも.721で17位。この間、この2つの指標でMLBトップだったのはマリナーズでした。

 また、投手陣はというと、チームERAは4.86で22位。対戦相手の打率は.260でMLB19位。

 双方ともに落ちたというところです。投手陣はやや疲れが出た時期でもありました。

個人成績(直近15日)

 直近15日(現地2023年8月12日から26日まで)の個人の打撃成績で顕著なのは、アドリス・ガルシアの打率が.156、トラビス・ジャンコウスキーが.194、ジョナ・ハイムが.083とガクンと落ち込んでおります。

 ただ、補強した捕手のオースティン・ヘッジスが.333、エジキエル・デュランが.316、コーリー・シーガーが.298、ナサニエル・ロウが.286、ロビー・グロスマンが.278と他の選手が良い数字を残しているのでMLBの順位で行くと真ん中近辺をキープしているというところ。

 一方の投手陣は、リリーバーの乱調が目立ちます。ウィル・スミスのERAが18.90、ジョシュ・スボルツが23.14とゲーム後半の二人の乱調が目立っておりました。ただ、ILから復帰したホセ・レクラクが5試合でERA 0.00、アロルディス・チャップマンが1.50とこの二人は非常によく機能しています。

 先発はデーン・ダニングが3試合でERA 4.50、ジョン・グレイが2試合でERA 4.91、アンドリュー・ヒーニーがERA 6.75、マーティン・ペレスがERA 6.48と数字が落ちている投手が目立ちます。それをERA 2.50のマックス・シャーザーとERA 0.64のジョーダン・モンゴメリーがカバーしている状況。

 ここから立て直したいところです。ネイサン・イオバルディは前腕部を傷めています。今はブルペン・セッションで復帰に向け、調整中です。

マリナーズに並ばれるのは想定内

 レンジャーズはチーム状態が良ければ、他のクラブのことはあまり関係ないほど、良い状態をキープしていましたが、上述の通り投打で落ち込みがあったため、8連敗を喫しました。

 そして現地2023年8月25日、ついにマリナーズに首位に並ばれるという状況に。

マリナーズは.500以下の対戦が続く

 ただ、マリナーズはスケジュールも良く、ホワイトソックス(2勝1敗)、ロイヤルズ(2連勝中)、アスレチックス、メッツと勝率.500以下のクラブとの対戦が続いており、ここで一旦は並ばれ、ある程度追い越されるのは想定内のはずです。

 一方のレンジャーズはツインズ、メッツ、ツインズ、アストロズ、アスレチックスというシリーズが続き、勝率.500 以下はメッツのみ。

 ここでどれだけ粘れるかがシーズン終盤に影響してきそうです。

決戦は、9月22日以降

 マリナーズとレンジャーズですが、シーズン終盤の9月22日からアーリントンで3試合、そしてシーズン最後の9月28日から始まるシアトルでの4連戦が組まれています。

 この9月22日以降の直接対決7戦がALウエストの最大の山場になりそうです。マリナーズはレンジャーズにここまで1勝5敗と負け越しているのがレンジャーズにとっての好材料。

 とは言え、最後はロードでのゲームですから、22日のラウンド1までにマリナーズにリードを許したとしても3.0ゲーム差くらいまでに止めておきたいところです。

 どうなるでしょうかね?

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025FA噂】フアン・ソトのディールは最終段階へ!Wミーティング前に決まる可能性も!
【MLB2025FA】レンジャーズ、カイル・ヒガシオカと2年/13.5Mドルでサイン(オフィシャル) 
【MLB2025FA】レッドソックスがアロルディス・チャップマンと1年/10.75Mドルで合意
【MLB2025FA】カブス、TJ後にアップグレードしたマシュー・ボイドと2 年/29Mドルで合意 
【MLB2025FA】メッツがフランキー・モンタスと2年契約へ!まずはローテ枠の1人を獲得!
【MLB2025FA】ブレーブスがジョー・ヒメネスの手術の影響でコナー・ギリスピーと1年契約!
【MLB2025】ドジャース、トミー・エドマンと5年の延長契約で合意!
【MLB2024】ブランドン・クロフォードが引退を表明!ジャイアンツが2度WSを制覇したときのSS
【MLB2025FA】ドジャースがブレイク・スネルを獲得!5年契約で合意へ
【MLB2025FA】エンゼルスが菊池雄星投手と3年/63Mドルでサイン!
【MLB2025】ジョシュ・スボルツが右肩手術で夏まで離脱!戦力充実のTEXはブルペン補強が鍵
【MLBFA2025】ロッキーズがマルチ・ポジションをこなせるカイル・ファーマーと1年契約でサイン!
【MLBトレード2025】ブレイディー・シンガーとジョナサン・インディアのトレードが成立
【MLB2024-25】ノンテンダー・デッドラインが到来!LAAのパトリック・サンドバルらの名が挙がる
【MLB2024】大谷がナ・リーグMVPを受賞!3度目の満場一致!輝いた50-50!
【MLB2024】AL MVPはアーロン・ジャッジが満票で受賞!自身2度目!
【MLB2024】サイ・ヤング賞はNLがクリス・セール、ALがタリク・スクーバル(満票)が受賞!
【MLB2025FA】クオリファイング・オファー(QO)の期限が到来!結果は13名中12名が辞退!
【MLB2024】”MOY”はMILのパット・マーフィーとCLEのスティーブン・ボートが受賞!
【MLB2024】”ROY”(Rookies of the Year )はNLがポール・スキーンズ、ALはルイス・ヒルに決定!
【MLBプロスペクト】2024 AFL MVPは三冠王を獲ったタイガースのホスエ・ブリセーニョ!
【MLB2025】ドジャースのリリーバー、ブラスダー・グラテロルが肩の手術でシーズン前半戦を欠場へ
【MLBスタジアム】レイズ、2025年はジョージ・M・スタインブレナー・フィールドでレギュラーシーズンを戦うことに
【MLB2025FA】エンゼルスがSSを補強!DバックスからFAのケビン・ニューマンとサイン
【MLB2024】All-MLB(オールMLB)が発表され、大谷がファーストチーム、今永がセカンドチームに選出される!
【MLB2025FA】レッドソックスがベテラン左腕のジャスティン・ウィルソンと1年契約でサイン
【MLB2025FA】エンゼルスがトラビス・ダーノーと2年12Mドルでサイン!
【MLBアウォード2024】シルバースラッガー賞が明らかに!大谷は2年連続3度目の受賞
【MLB2025FA】”ファイヤー・ボーラー”佐々木朗希投手のポスティング・プロセスについて
【MLB移籍FA】2025シーズンに向けたクラブ別主要FAプレーヤーリスト!注目FA選手の情報も!
タイトルとURLをコピーしました