スポンサーリンク

【MLB2023】レンジャーズ、6HRでマリナーズとの1度目の決戦シリーズをスウィープ!

レンジャーズ、2位アストロズに2.0ゲーム差

 レンジャーズ、よく打ちますね。

 シーズンの佳境で設定されていたレンジャーズVSマリナーズの2シリーズ計7戦のうちの最初の3ゲームシリーズが終わりました。

 今季のレンジャーズはマリナーズとの相性が非常によく、このシリーズのGm1,Gm2においてもレンジャーズの良さが光り、マリナーズは不運もあり、あと1歩及ばない戦いが続いていました。

 現地2023年9月24日のGm3においても、やはりその傾向は続き、またしても!というマリナーズの不運もありました。

ネイト、悪いながらもゲームメイク

 Gm3の先発はレンジャーズがネイサン・イオバルディ、マリナーズがブライアン・ウー(Bryan Woo)でした。

 ネイサン・イオバルディは、腕の疲労での離脱後、やはり本調子ではありません。このゲーム前までの直近4試合の成績は、12.0 IPでERAは6.75。対戦相手の打率は.313で、被本塁打は3本。度胸と経験とスキルを総動員してなんとかゲームメイクしている状態。ただ、直近4試合ではチームは3勝1敗と良い成績を上げています。

 この日のネイトは初回こそ三者凡退で抑えたものの、2回表にはテオスカー・ヘルナンデスに、3回表にはJ.P・クロフォードに一発を浴びて2失点。

 それでも4回、5回と無失点に抑え、大崩れすることなくゲーム前半を終えました。

6回に降板

 丁寧にというのが見てとれるほど苦心の投球を続けていたネイトですが、6回表に2連続シングルと四球で満塁のピンチを作ったところで降板。

 5イニング、86球で被安打6。降板時は2失点でしたが、2番手のマーティン・ペレスがタイムリーと犠牲フライなどで3失点し、いずれもネイトの出したランナーだったゆえにネイトに自責点がついて5失点、BB2、SO6でした。

レンジャーズが6HR

 レンジャーズ打線は、1回裏のマーカス・セミエンのリードオフHRで幸先良く1点を先制。3回にはコーリー・シーガーが2ランHRを放ち、最初の3イニングで3-2と1点をリード。

 迎えた4回裏、イニング先頭のアドリス・ガルシアにソロHRが出てスコアは4-2。

 さらに1アウト後にレオディー・タベラスに2ランHRが出てスコアが6-2となったところで、ブライアン・ウーは降板。3.1イニングで6失点でした。

 レンジャーズは2番手のゲイブ・スパイアーも攻め、マーカス・セミエンがこの日2本目のホームランを放ち、このイニングに計4得点を上げてスコアは7-2に。

 レンジャーズは6回裏にもエバン・カーターがHRを放ち、9-5と一方的な展開に。

1点差ゲーム

 しかし、7回表、マーティン・ペレスが2アウトから2つの四球を出したところでクリス・ストラットンにリレー。これが裏目でストラットンは3本のタイムリーで3点を奪われ、9-8と1点差ゲームに。

 レンジャーズはやはりブルペンの脆さを露呈した形に。しかし、9回表にホセ・ルクラークがスコレスに抑えてゲームセット。

 9-8でレンジャーズが勝ちました。

MLB Gameday: Mariners 8, Rangers 9 Final Score (09/24/2023)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone info, and Statcast data for Mariners vs. Rangers at Globe Life Field

(YOUTUBE)Mariners vs. Rangers Game Highlights (9/24/23) | MLB Highlights

1点の攻防

 レンジャーズはまたしても最終回に1本出れば同点というピンチを迎え、そこをきっちりと抑えました。

 点差はわずか1点。

 マリナーズは不運もありました。

 4回裏のマーカス・セミエンの打席ですが、結果的にHRとなったものの、これはフリオ・ロドリゲスのグラブを経由してのスタンドイン。このようなことが起こる不思議さを感じざるを得ませんでした。

 結果論となりますが、この1点が無ければレンジャーズは危なかったわけです。マリナーズは前日にはディラン・ムーアの当たりがウォール最上段の境界で跳ね返されてHRにならなかったり、このフリオのグラブ・アシストがあっりと、不運が続きました。

ALウエストとWC 

 この日、アストロズはロイヤルズに6-5で敗れ、まさかのスウィープ。

SeriesDateHOUSEATEX
19/22-24KCR x 3
●●●
@ TEX x 3
●●●
SEA x 3
◯◯◯
29/25-27@ SEA x 3HOU x 3@ LAA x 3
39/28-10/1@ AZ x 3
(9/29〜)
TEX x 4@ SEA x 4

 これによりレンジャーズと2位アストロズのゲーム差は2.5に。レンジャーズはかなり優位に立つことに。

【現地2023年9月24日終了時点のAL ウエスト】

RankClubW-LW%GBWC Rank
1TEX87-68.561
2HOU85-71.5452.53
3SEA84-71.5423.04

 このままレンジャーズはブルペンに不安を抱えていますが、このまま地区優勝を勝ち取るのかどうか見ものです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2024FA】ドジャース、ジョー・ケリーと再契約!1年契約で合意
【MLB制度】クオリファイング・オファー(QO)結果判明後の補償とペナルティーについて(CBA 2022-26)
【MLB制度】贅沢税とは(2022-26 CBA 版)
【MLB2024】メッツ、格安でジョーイ・ウェンドルを獲得!
【MLB2024】メッツ、ルイス・セベリーノを獲得!1年契約で合意
[MLB2024]ベイスターズ今永投手もポスティング開始へ!WBCファイナルの米国戦に先発!
【MLB2024FA】ドジャースがジェイソン・ヘイワードと再契約!テオスカー・ヘルナンデスは諦めたか??
【MLB移籍2024】ツインズからFAのソニー・グレイはカージナルスと3年契約でサイン
【MLB移籍/FA 2024】タイガース、前田健太投手と2年/24Mドルでサイン!
【MLB2023】WS制覇のレンジャーズ、ポストシーズン・シェアを気前よく分配!
【MLB2024】交渉申し込み殺到中の山本由伸投手のポスティング・プロセスを改めて
【MLBトレード2024】Dバックス、マリナーズからユーヘイニオ・スアレスを獲得!
【MLB2024FA】ホワイソックスがSSにポール・デヨングを獲得!
【MLB2024FA】カージナルス、カイル・ギブソンと1年/12Mドルでサイン
【MLB2024FA】ランス・リン、カージナルスと1年/11Mドル保証で契約
【MLB2024FA】フィリーズ、アーロン・ノラとの再契約に成功!7年/172Mドル!
【MLB FA】2024シーズンに向けたクラブ別主要FAプレーヤーリスト(更新あり)
【MLBジャージ】Dバックスが2024シーズンに向け新デザインを披露!
【MLB】2024シーズンに向けたノンテンダー・デッドラインが到来。MILのB・ウッドラフらがノンテンダーFAに
【MLBトレード2024】ブレーブスがマイケル・ソロカを出してアーロン・バマーを獲得!
【MLB2023】ブレーブスのロナルド・アクーニャ・Jr.が満票でNL MVPを受賞!輝いた40-70!
【MLB2023】大谷選手がAL MVPに輝く!2021年に次ぎ2度目!しかも2度とも満票での受賞!
【MLB2023】サイ・ヤング賞はALがゲリット・コール、NLはブレイク・スネルに決定!
【MLB 2024 契約】”ルール5”に向けた40manロスターのデッドラインが到来!CLEのカル・クアントリルらがDFAに
【MLB2023】MOYはO’sのブランドン・ハイド監督とMIAのスキップ・シューメーカー監督が受賞!
【MLB2023】ROYはO’sのガナー・ヘンダーソン、Dバックスのコービン・キャロルに決定!ともに満票での受賞
【MLB2024】アストロズの新監督はベンチコーチのジョー・エスパーダに決定! 順当な人事に
【MLBプロスペクト】2023 AFL MVPはパドレスのジェイコブ・マーシー(Jakob Marsee)が受賞
【MLB】2023年のシルバースラッガー賞が決定!大谷選手、アクーニャらが受賞!
【MLB2024】エンゼルスがロン・ワシントンを監督に迎える!レンジャースで2度のWS進出実績
タイトルとURLをコピーしました