スプリング・トレーニングで2度めの登板
今オフにメッツと5 年/$75M (2023-27)+ 2028年$15Mコンディショナル・オプションでサインし、来たるべきメジャー初シーズンに向けて調整をしている千賀滉大投手が現地2023年3月16日、グレープフルーツ・リーグで2度めの登板。ナショナルズを相手に好投しました。
ナッツ相手に3回、5K
ナショナルズ打線はご覧のスターティング・メンバー。ドミニク・スミス、ケイバート・ルイーズ、ビクター・ロブレスなどが名を連ねております。
Two weeks until Opening Day.#NATITUDE pic.twitter.com/g0SC7krgge
— Washington Nationals (@Nationals) March 16, 2023
千賀投手はそのナショナルズ打線を相手に3イニングで被安打3,失点1、自責点1、奪三振5、BB0という投球を披露。
1回裏はレーン・トーマスに二塁打を浴び、内野ゴロで3塁への進塁を許した後、アレックス・コールに犠牲フライを打たれ1失点。
2回裏は2アウトからビクター・ロブレスとマイケル・チャビスに連続単打を許したものの、ジーター・ダウンズを三振に斬って取り無失点。
3回裏はレーン・トーマス、ドミニク・スミス、アレックス・コールを3者連続三振に斬って取り、マウンドを降りました。
WBCで主力を欠き、千賀投手が負け投手に
このゲームはメッツ打線がナショナルズ投手陣から4安打しか放てずシャットアウト負け。初回に失点した千賀投手に負けがついてしまいました。
WBCにはメッツから主力が多数出場しており、SSのフランシスコ・リンドーアがプエルトリコ、3Bのエドゥアルド・エスコバーがベネズエラ、1Bのピート・アロンゾ、ジェフ・マクニールがUSA代表という具合です。
よって反撃力が落ちていますので、そのような結果に。これは致し方ありません。
なお、ナショナルズからもジョーイ・メネセスがメキシコ代表、ジェイマー・キャンデラリオがドミニカ共和国代表でプレーしています。
千賀投手は上り調子
千賀投手のグレープフルーツ・リーグ・デビューは3月5日のカージナルス戦。この時は2イニングで被安打1、失点1、被本塁打1、BB2、SO2という内容。HRを打たれたのは捕手のトレス・バレーラ。
今回はこの陶板から11日を空けての実践陶板でしたが、BBも無くなり、かなりチューンナップしてきたなという内容でもありました。
寄せられる期待
千賀投手はサインした時からメッツのローテーションに数えられており、マックス・シャーザー、カルロス・カラスコ、ジャスティン・バーランダー、ホセ・キンタナ、千賀投手という具合にです。
ところが、ホセ・キンタナが肋骨の移植手術で最低でも7月まで復帰出来ないことになりました。
そしてあろうことか、クローザーのエドウィン・ディアスが試合終了後のセレブレーションで右膝の膝蓋腱を断裂。今季はシーズン・エンディングとなってしまいました。
クローザー不在は少なからずローテーションにも影響を与えそうです。
そんな中でもローテーションの柱として数えられている千賀投手はやはり相当期待されています。
本番に向けた陶板はあと1回か2回。さらに調子を上げてくると思われます。
Here’s newest Met, Kodai Senga, striking out the side against Team USA at the 2017 WBC.
— daniel (@daniel_amoia) December 11, 2022
Hosmer, McCutchen, and Posey all rung up.
That’ll play. #LGM pic.twitter.com/TA4niP7K7x
お読みいただき、ありがとうございました。
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