スポンサーリンク

【MLBニュース2019】レッドソックス、ヤンキースに連敗!前半戦正念場のカードが続く

NYY2連戦を連敗

現地2019年4月17日、ボストン・レッドソックスはヤンキースとの2連戦の2戦目。

今季初顔合せで両チームともにガタガタな状態での対戦となりましたが、この2連戦はヤンキースが力を発揮しました。

Game2はイオバルディがゲームメイク

前日のGame1ではクリス・セールが5回を被安打7、失点4でまたしてもゲームメイク出来ず、前半で崩れてしまうパターンでした。

Boston Red Sox vs New York Yankees Box Score: April 16, 2019 | Baseball-Reference.com
New York Yankees beat Boston Red Sox (8-0). Apr 16, 2019, Attendance: ...

クリス・セールは今季4戦スタートで0勝4敗、ERA8.50。WARに至っては−0.4となっています。きついですね。

そしてGame2はネイサン・イオバルディが先発。2018年プレーオフ・ヒーローもこのゲーム前までは3戦スタートで0勝0敗、ERA8.40と結果を出しきれておりませんでした。

しかし、このゲームはよかったですね。

過去もファストボールは100マイル近くを計測していたものの、全体的にボールが甘めで、この日も甘いボールが結構あったのですが、肝心なところで良いコースに決まっていたと思います。

イオバルディは6回を投げて被安打がたったの3、失点1、奪三振6と見事にゲームメイク。先発がこれだけいいとチームも乗っていける・・・はずでした。

J.D.マルチネスとC・バスケスのHRで先制

事実、序盤レッドソックスはヤンキース先発のJ.A.ハップから2本のHRで3点を奪い、優位な立ち上がり。

初回にJ.D.マルチネスのセンターへのソロショットと、2回のクリスチャン・バスケスのライトへの2ランHRです。

幸先もよく、先発も結果を出してさあこれかという時ではあったのですが、そこに立ちふさがったのはJ.A.ハップ。

J.A.ハップが粘りの投球

ヤンキース先発のJ.A.ハップは上記のように立ち上がりに3失点を喫しながらも、中盤には立ち直り、とくに5回と6回をダブルプレーも含めて3人ずつで切り抜けたのが攻撃のリズムを作りました。

ブレット・ガードナーがグランドスラム

レッドソックス3−1と2点リードの7回裏、マウンドには2番手のブランドン・ワークマン。

この日のワークマンはコントロールに苦しみ、ヒットと2つの四球で1アウト満塁のピンチに。

ここはまずいということで、コーラ監督はリリーバーの中心であるライアン・ブレイジャーを投入。

バッターは左打者のブレッド・ガードナー。

2ストライクと追い込みながらも3球目のファストボールが甘めに入り、これが右中間スタンドに飛び込むグランドスラムに。

ヤンキースが一発で5−3とリードに。

ブレイジャーは後続を2者連続三振に討ち取ったので、ガードナーに打たれた一球が悔やまれます。

8回のオッタビーノを捕らえ切れず

レッドソックスは8回表にセットアッパーのオッタビーノから2アウト満塁のチャンスをつくるもヌネスが倒れて無得点。これでゲームが決まりました。

最終回はアロルディス・チャップマンに3人で抑えられ、ゲームセット。

ヤンキースが5−3で逆転勝ちし、2連戦を2連勝でこのシリーズは終了です。

Boston Red Sox vs New York Yankees Box Score: April 17, 2019 | Baseball-Reference.com
New York Yankees beat Boston Red Sox (5-3). Apr 17, 2019, Attendance: ...

前半戦の正念場

レッドソックスはここまで、4連戦、3連戦のシリーズを負け越してきたとは言え、スイープされることはありませんでした。

今回は2連戦ですが、スイープとなりましたね。

けが人が多いヤンキース相手でしたから、最悪でも1勝1敗のタイで終わりたかったところです。

1カード挟んで首位レイズと6戦

というのも、これからレイズとの対戦が控えるからです。

対戦の妙というか、現地2019年4月19日からはトロピカーナでレイズとの3連戦、ボストンに帰ってからタイガースと3連戦をこなした後、またしてもレイズ3連戦が控えています。

1カード明けてレイズ戦が続きますので、ここで元気のない姿を見せてしまうと立ち直りに数ヶ月を要すことになりかねません。

レイズは現地2019年4月17日のオリオールズ戦はオープナーの日。ライン・スタネックが1イニングで降板しました。ロングリリーフにはライアン・ヤーブローではなく、ヨニー・チリノスを起用。

先発ローテをロングリリーフさせましたので、19日の初戦はそのままブレイク・スネルで来るか、またしてもオープナーでくるか予告先発はまだ出ておりません(現地2019年4月17日時点)。

前半の正念場が早くも訪れた格好です。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷、バースデー登板で2回3K!しかし、ドジャースはアストロズに連敗
【MLB2025】マリナーズのカル・ロリーが34、35号の2HRs!オールスター前にキャリアハイ!
【MLB2025】オールスターのスターターが発表される!タイガースから3名!PCA、ジェイコブ・ウィルソンなど若いメンバーも!
【MLB2025】クレイトン・カーショウがキャリア通算3,000奪三振を達成!歴代SOランク20位に!
【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
【MLB2025】Dバックスのコービン・キャロルはILへ。死球を受けた手首の診断は骨折と判明
【MLB2025】大谷がドジャース移籍後初K!降板後は3ラン・トリプルと26号HR!この日はマンシーが大爆発!
【MLB2025】レイズのクラブ売却が現実味!フロリダの不動産デベロッパーが率いるグループが独占交渉に入る
【MLB2025】ラファエル・デバースが移籍後初HR!逆方向へらしい一発!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーが先発2戦で11ノーヒット・イニングを達成!近代でメジャー記録!
【MLB2025】ジャイアンツのラファエル・デバースが衝撃トレード後初のレッドソックス戦!セダン・ラファエラが成長を見せる!
【MLB2025】シリーズ最終戦でベンチクリアー!またもヒートアップしたパドレス@ドジャース戦!
【MLB2025】「モノが違う!」ドジャースのエメット・シーハンがTJから復帰で4回、6奪三振!
【MLB移籍2025】デバース、「どこでも守る」と宣言!!一方、BOS打線は早速沈黙で、吉田復帰を画策中!
【MLB2025】デバースがデビュー戦で勝ち越しRBIダブル!ジャイアンツは俄然、注目チームに
【MLB2025】レッドソックス、デバース移籍後の初戦にローマン・アンソニーのHRで勝利!
【MLB2025】大谷が投手復帰!初戦は1イニングも、トリプル・ディジットをマーク!
【MLB2025】衝撃的すぎる!ラファエル・デバースがトレードでジャイアンツへ移籍
【MLB2025】レッドソックスはヤンキースをスウィープ!デバースが15号HR!しかし、この後、まさかのニュースが・・・
タイトルとURLをコピーしました