【MLB2020FA】アンソニー・レンドンはエンゼルスに決定!7年245Mドル!(追記あり)

S・ボラスの大型FAが全て決まる!

 いやー驚きましたね。

 現地2019年12月11日、ナショナルズからFAのアンソニー・レンドン(Anthony Rendon)のディールが決まりました。スティーブン・ストラスバーグ、ゲリット・コールのディールが決まってから、アンソニー・レンドンに関してはドジャース、エンゼルスなどの名前が上がっていましたが、エンゼルスが勝ち名乗りを上げることとなりました!

 これで今オフ、注目されていたスコット・ボラス氏がエージェントを務める大型案件が全て揃いました。

  • スティーブン・ストラスバーグ:7年$245M >>記事
  • ゲリット・コール: 9年$324M >>記事
  • アンソニー・レンドン: 7年$245M
2019ウィンターミーティングを5つピックアップしました。

 ボラス氏の案件はまだ残っていますが、大きな石を先に容器に入れないことには、後はどの石を入れられるかどうかわかりませんので、その意味でクリスマス前に決まったというのは大きな意味があります。加速しそうですね。

7年$245Mのディール

 契約は7年(2020-26)/$245M。ディールが決まったばかりなので、詳細はまだ出ておりませんが、明らかになったら追記したいと思います。

均等割なら$35M

いみじくもストラスバーグと同じ年数、金額となっています。

  • 2020-26: $35M/年

2019シーズンは調停を避けて1年18.8Mでしたから、1.8倍ほどの単価となりました。ここで心配になるのはエンゼルスのペイロールです。特に贅沢税上の計算はどうなっているでしょうか。

契約詳細(追記)

 12月11日に正式合意となり、詳細が判明致しました。

  • サイニングボーナス:$4M(支払いは2019年12月31日)
  • 支払い
    • 2020:$25.5M
    • 2021:$27.5M
    • 2022 :$36M
    • 2023-2026:$38M/年
  • アウォード・ボーナス
    • WS MVP: $0.25M
    • ALCS MVP: $0.15M
    • オールスター・スターター: $0.125M
    • オールスター・リザーブ: $0.1M

エンゼルスの贅沢税の状況

 特に心配になるのはマイク・トラウトをはじめ、大型契約の選手が多いこと。マイク・トラウトはレンドンとほぼ同じで$35.5M。2人で$70M超え!

$173.2M→残り$34.4M

 現地2019年12月11日時点での40manロスターの総額は約$173.2M。2020年の贅沢税基準額の$208Mのラインを下回ってはいますが、残りスペースは$34.4Mほど。

【2020エンゼルス主要選手の贅沢税上のサラリー】(現地2019年12月11日時点)

  • トラウト: $35.5M
  • レンドン:$35M
  • プホルズ: $24M
  • J・アップトン: $21.2M
  • シモンズ: $8M
  • ディラン・バンディ:$5.25M(調停イヤー。予測額)
  • アンドリュー・ヒーニー: $5M(調停イヤー。予測額)
  • ハンセル・ロブレス: $3.7M(調停イヤー。予測額)
  • キャム・べドローシアム: $3M(調停イヤー。予測額)
  • トミー・ラステラ:$3M(調停イヤー。予測額)
  • ノエ・ラミレス:$2M (調停イヤー。予測額)
  • マックス・スタッシ: $1.5M(調停イヤー。予測額)
エンゼルス、オリオールズから右腕のディラン・バンディーをトレードで獲得

 エンゼルスは以下の選手をFAで放出して、表現はよくないですが、身軽にはしておりました。

  • コール・カルフーン OF: $8M
    • 2020はクラブOpt→ 11/4エンゼルスは行使せず=FA
  • トレバー・ケイヒル : $9M
    • RHP→10/31 FA
  • ジャスティン・ボーア OF: $2.5M
    • 10/28 アウトライト→FA→阪神へ
  • ザック・コザート 3B: $12.67M
    • (2018-20-3年$38M)→12/10 SFGへトレード

 そもそも3Bのコザートのディールが決まった時点でかなりの本気度を持っていたということでしょうね。

エンゼルスはゲリット・コール争奪に敗れる

 前日にゲリット・コールのディールが決まりましたが、エンゼルスはかなり本気で獲りに行った模様です。ドジャースとともに$300Mのオファーを出したとの情報も。

 結論としては、ゲリット・コール分の予算をそのまま使うことができたようです。

アンソニー・レンドンとは

2019: 34 HR, .319 BA (3rd), 126 RBI (1st),Career: 136 HR, .290 BA, 546 RBI, 3B/2B, AllStar, Nationals 2013-2019, b:R/t:R, 2x 2B Leader, born in TX 1990

 有名選手ですが、簡単にプロフィールを記載しておきたいと思います。出身州はヒューストン。1990年6月6日生まれで29才。2020シーズンは30才の誕生日を迎えます。よって今回の7年のディールは37才のシーズンまでの契約となります。

 ドラフトは2011年ナショナルズ1巡目指名(全体順位6位)。ゲリット・コール、トレバー・バウアーと同じドラフトイヤーです。ゲリット・コールは全体1位、トレバー・バウアーは全体3位。ちなみに全体4位はトレードでオリオールズからエンゼルスに入ったディラン・バンディーです。また高卒時の2008年にはブレーブスから27巡目で指名されていました。

 デビューは2013年。この年、98試合に出場。打率.265、OBP.329、SLG .396、HR 7、RBI 35もルーキーの投票には選ばれず。

2014年に早くも飛躍

 MLB2年目のシーズンとなった2014年には153試合に出場。打率.287、OBP.351、SLG .473、HR 21、RBI 83、Run 111はナ・リーグタイトル。この年の176安打は安打数ではキャリアハイです。この年、MVP投票5位、シルバー・スラッガー賞を受賞しました。

大きな怪我は2015年のみ 

 アンソニー・レンドンは2015年のスプリングトレーニングのゲームの守備中に膝を負傷。これが長引き、この年のデビューは6月まで待たなければなりませんでした。ただ、アンソニー・レンドンの大きな怪我はこの1度のみ。

 2019年も一応ILには入っています。4月20日のマーリンズ戦でホセ・ウリーナから左肘に死球を受け、1ヶ月ほど戦列を離れました。ただ、2015年の膝の怪我ほど心配する要素はありませんでした。よって、非常にヘルシーな選手と言えますね。

 2016年はキャリアハイとなる156試合に出場。2017年はMVP投票6位に入る活躍。そして2018年、2019年の活躍ですね。

こんにちは。 現地2017年4月30日は他のトピックをすっ飛ばすような活躍を見せた選手がいました。 それがナショナ...

 2018、19年で2年連続で二塁打44本を記録。2019年は打率.319、OBP .412、SLG .598、OPS 1.010、HR 34、RBI 126、安打数 174、WAR 6.3。RBIのタイトルも獲得し、MVP投票3位、シルバースラッガー賞も受賞。そしてオールスターにも初出場となりました。

現地2019年8月30日、ナショナルズがアンソニー・レンドンのサヨナラHRで勝利。MVPレースに参戦です。

頼もしかった2019ポストシーズン

 なんと言っても2019ポストシーズンの活躍はしびれましたね。

  • WC : 3-0
  • NLDS: 17-7、BA .412、HR 1、RBI 5
  • NLCS: 12-5、BA .417、二塁打 1、RBI 2
  • WS: 29-8、BA .276、二塁打 3、HR 2、RBI 8

 ワールドシリーズGm7では0−2のビハインドの状況で7回表に反撃の狼煙となるソロHRをザック・グレインキから放ちました。この一発は大きかったですね。

 ポストシーズンを通じてずっと警戒されていたにも関わらず、結果を出し続けた頼もしさと言ったらありませんでしたね。

現地2019年10月30日、ナショナルズがGame7で大逆転勝利。見事にワールドシリーズ制覇を成し遂げました。

エンゼルス、大谷選手にも刺激

 2020年、二刀流の復活となる大谷選手ですが、レンドンの加入は投手としては非常に心強いですね。トラウトと並ぶ右打者ですから頼もしすぎます。また、レンドンは守備も非常にうまいので、助けてもらうケースも増えると思います。

 そして大谷選手の打撃にもよい影響を与えてくれそうに思いますね。

独特のバッティングフォーム

 背筋を曲げたような構えから、ボールの軌道に沿ったようなあの振り出しはテクニックが高等すぎて、説明ができません。あの独特のバッティングフォームは高校生の時からのようです。

 レンドンに期待しましょう。大谷選手との競演は楽しみです。それにシモンズとの三遊間が楽しみすぎます。

エンゼルス、残り34.4Mの使いみち

 エンゼルスですが、2019シーズンのチームERAは30クラブ中25位の5.12。このウインターミーティングでは投手補強かと思われました。だからこそ、ゲリット・コールを狙いに行ったわけですが、大物野手の補強となりました。

 2019のローテーションはご覧の成績でした。誰一人100イニングを超えておらず、非常に厳しい状況。もしタイラー・スキャッグスに不幸がなければもう少しましだったとは思いますが、それにしても厳しい数字でした。

【2019エンゼルス・ローテーション成績】

  • アンドリュー・ヒーニー:4勝6敗、 ERA 4.91、95.1イニング
  • グリフィン・カニング:5勝6敗、ERA 4.58、90.1イニング
  • ハイメ・バリア: 4勝10敗、ERA 6.42、82.2イニング
  • ホセ・スアレス: 2勝6敗、ERA 7.11、81.0イニング
  • タイラー・スキャッグス: 2勝6敗、ERA 4.29、79.2イニング
  • ディロン・ピータース: 4勝4敗、ERA 5.38、72.0イニング

 2020年のローテーション候補は今のところ、ご覧のメンバー。

【2020ローテーション】

  • アンドリュー・ヒーニー(L)
  • 大谷翔平投手
  • ディラン・バンディー
  • グリフィン・カニング
  • パトリック・サンドバル(L)
  • ディロン・ピータース(L)
  • ハイメ・バリア
  • フェリックス・ペーニャ

 やはり、ローテーションにあと2枚は必要かと思いますので、これからは投手補強に力を入れてきそうです。なお、ブルペンはH・ロブレス、キーナン・ミドルトン(TJから復帰済み)などそれなりに良いので、とにかくローテーションですね。

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コメント

  1. 匿名 より:

    大谷選手の初ポストシーズンへ心強い補強で嬉しいです!
    ただ年俸が今後数年の補強にも影響しかねないほどですね。
    年数が最近の大型契約の中では短めなのでこの金額が妥協点だったのですかね。

    • hirotee より:

      匿名様

      お世話になります。

      >大谷選手の初ポストシーズンへ心強い補強で嬉しいです!
      そうですね。きっと良い影響を与えてくれると思います。

      >ただ年俸が今後数年の補強にも影響しかねないほどですね。
      シモンズが20年で終了、プホルズが21年で終了で、アップトンが22年終了ですから、
      そこを見通しての契約かなと思います。

      >年数が最近の大型契約の中では短めなのでこの金額が妥協点だったのですかね。
      そう思います。$35M/年で、36才のシーズンまでですから、
      十分納得したのではないかと思います。
      コメントをありがとうございました。