【MLB移籍2020】レンドン、ゲリット・コールなど、とりわけ注目のFAプレーヤーは?

とりわけ注目となるプレーヤーを厳選

 現地2019年10月22日(火)から始まるワールドシリーズまであと1日!この間隙を縫って、より動向が注目される選手にフォーカスしたいと思います。いわば、前の記事のコンパクト版です。

2020シーズンに向けたストープリーグ情報の第一弾です。

記載事項について

マーケットバリューの価格

 なお、マーケット・バリューはspotracさんのサイトを参照しています。

【贅沢税基準額一覧】

 また、選手を出すか、あるいは受け入れるかの大きな要素となる贅沢税の基準額一覧も記載しておきたいと思います。2020シーズンの基準額は$208Mです。

(直近数年の基準額一覧)

  • 2014-2016:$189M 
  • 2017: $195M
  • 2018: $197M
  • 2019: $206M
  • 2020: $208M
  • 2021: $210M

 では見てみたいと思います。

注目プレーヤー一覧

 もしも注目度のランクをつけるとすれば、筆者は下記の順につけたいと思います。これは個人的な要素がかなり強いのですが、一つの目安にしていただければと思います。

  1. ゲリット・コール
  2. アンソニー・レンドン
  3. スティーブン・ストラスバーグ
  4. J.D.マルチネス
  5. ムーキー・ベッツ
  6. アンソニー・リッゾ
  7. マイク・ムスターカス
  8. ヤジエル・プイーグ

  契約別にリストアップしてみるとこうなります。

【資格取得及び契約終了によるFA】

  • ゲリット・コール(HOU): 資格取得 後述
  • アンソニー・レンドン(WSH):資格取得 後述
  • ディディ・グレゴリアス(NYY):資格取得 
  • コール・ハメルズ(CHC): FA 
  • マーセル・オズーナ(STL): 資格取得
  • ジョシュ・ドナルドソン(ATL): FA
  • マディソン・バンガーナー(SFG): 延長する?FAになる?
  • ホセ・アブレイユ(CWS) :資格取得
  • ヤジエル・プイーグ(CLE): 資格取得

【オプトアウトの可能性】

  • スティーブン・ストラスバーグ(WSH) : 後述
  • J.D. マルチネス(BOS):  後述
  • ジェイク・エアリエッタ(PHI)

【オプション行使か?】

  • アンソニー・リッゾ(CHC):クラブオプションOpt行使か?
  • ダルビッシュ有(CHC):オプトアウトの可能性も本人は残留希望。
  • マイク・ムスターカス(MIL):ミューチュアルオプション 後述
  • ヤズマニ・グランダール(MIL):クラブオプションOpt行使か?
  • コーリー・クルーバー(CLE): クラブOptを行使予定。
  • ネルソン・クルーズ(MIN): クラブOptを行使予定。
  • エドウィン・エンカーナシオン(NYY):クラブオプションOpt行使か?

【その他】

  • ムーキー・ベッツ(BOS): サラリー抑制のため、移籍の噂 後述
  • デービッド・プライス(BOS):サラリー抑制のため、移籍の噂 後述

プレーヤー詳細

ゲリット・コール(HOU)

 まず最初に挙げたいのがアストロズの右腕、ゲリット・コールです。年齢は29才。2020年9月の誕生日で30才となります。MLSは2019年終了で6.111の予定で、今オフにFAの資格を取得することになります。

現契約と相場

 ゲリット・コールが2019年2月に調停のラストイヤーで結んだ契約は1年$13.5M。2019年のレギュラーシーズンの成績は20勝5敗でERAは2.50。奪三振は326を数え、212.1イニングを投じており、ア・リーグのサイヤング賞筆頭と言っていいでしょう。そして今ポストシーズンの無双ぶりです。

 ワールドシリーズ開始前の現地2019年10月21日時点でのマーケットバリューは6年$197.9M!年平均で$32.9M。これはジャスティン・バーランダーの$33M/年と並ぶレート。ひょっとしたら投手史上最高の契約を結ぶかもしれません。ただ、年齢の要素がありますので、1年当たりのレートはひょっとしたらバーランダーを超すかもしれませんが、年数は5年を見るかどうか。

アストロズのペイロール

 アストロズの中で2020年も引き続き$10M超えのサラリーが決まっている選手はバーランダーの$33M、マイケル・ブラントリーの$16M、ジョシュ・レディックの$13M、アルトゥーベの$29M、ブレグマンの$13M。

 合算で$121Mほどがですが、これはあくまで高額の7人ほどの数字。2019年はコールの$13Mを込みで$199.9Mほどになりそうですので、工夫すればなんとか基準額内にはなりそうです。

候補

 ゲリット・コールのエージェントはスコット・ボラス。おそらくかなりの長期を狙ってくるのではないか?と思われます。そうなると本当に1年当たりの単価だけでなく総額も投手でNO.1の契約になるかもしれません。

 今のところ狙っているのは、ヤンキース、ドジャース、アストロズ。本人はロスのオレンジ郡の高校の出身で大学もUCLAです。よって地元のエンゼルスという噂もあります。

アンソニー・レンドン(WSH)

 2020年6月に30才となるアンソニー・レンドンも今オフにFAとなります。エージェントはスコット・ボラス。2019年はMVPの候補でもあるゆえに、かなり高額になりそうです。

現契約と相場

 2019年のサラリーは$18.8Mでした。ワールドシリーズ前の現地2019年10月21日時点での相場は、6年$194.6Mほど。年平均で$32.4M。これはノーラン・アレナドの$32.5Mに匹敵。マチャードの$30M よりは高いです。

ナショナルズのペイロール

 ナショナルズは2017年($202/$195M)、2018年($204.9M/197M)と2年連続で基準額超え。2018年は超過2年めの30%のレートを課せられ、$2.3Mを支払っております。3年連続だと超過額の50%を課せられることに。

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候補

 この相場の額をどう解釈するか?ということになりますが、今のところ名前が上がっているのがフィリーズ。実はレンドンに関しても噂がでているのがエンゼルス。

 エンゼルスはトラウト、プホルズ、アップトン、シモンズ、コザートの高額選手を入れたとしても2019年は$186Mほど。資金さえ余裕があれば狙えますが、さすがにコールとの2本釣りは難しいとは思います。

スティーブン・ストラスバーグ(WSH)

 2020シーズンの7月で32才になるストラスバーグ。現契約は2017年から23年までの 7年/$175M。2019年と2020年終了後にオプトアウトあります。つまり本人の希望で見直せるという内容です。

現契約

 現在の契約は上記の通りで、年平均は$25Mになるのですが、実支払いはかなりいびつです。2019年のベースサラリーはなんと$35M。これにボーナスが加わり総額が$39M超えという飛び抜けた額になります。もちろん支払いはナッツです。

 2020年は$25M、2021年は$15Mとやや落ち着くのですが、最後の2023年は$45Mと、とんでもない額になります。引き継ぐクラブがあるのか?というところです。

候補

 エージェントはスコット・ボラスです。サンディエゴ出身の彼はパドレスに入りたいのではないかという噂もあります。

プライス、ベッツ、J.D.マルチネス(BOS)

 レッドソックスの3人組ですが、2020年の処遇はそれぞれ違いますが、ペイロール削減の余波を受けそうです。

レッドソックスのペイロール

 2019年のレッドソックスのペイロールは$239.8Mほどになる見込み。2019年の基準額は$206Mですから、$33Mほど超えそうです。

 レッドソックスは2015年、2016年と2年連続で基準額超え。2017年に1度リセットしたものの、2018年に再び超過。基準額の$197Mを大幅に超える$239M。超過が$40M超えたのでもっとも高いレートを課せられ、総額$11.9Mもの贅沢税を払いました。

 なおかつドラフトの1巡目指名権が10位も落ち、33位だったものが43位にまで落ち、2巡目がファースト・ピックになったのでした。

 2年連続で超過が$40Mを超えてはTaxのレートがさらに上がることから、リセットがクラブにとっての必須事項となっています。

 よって、レッドソックス自体は商売のうまいクラブで資金を稼ぐことには長けているのですが、さすがに3人とも残す線はなさそうです。

 候補

 今のところ3人とも候補はとくに上がっていません。あえて上げればBOSとの更新というところかと思います。

マイク・ムスターカス

 FAのファーストイヤーでQOを受けずに苦労したムスターカスですが、その活躍からかなり需要は高いと思います。需要の高さから彼に非常に関心があります。今回こそはFA市場に打って出てもいいかもしれません。

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 以上、とくに注目しておきたい選手をリストアップしてみました。

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