スポンサーリンク

【MLB2021FA】ヘルシーなら強力!レンジャーズがデービッド・ダールと1年で合意

2019オールスター出場の外野手

 現地2020年12月11日になりますが、テキサス・レンジャーズがロッキーズからFAとなっていた外野手のデービッド・ダール(David Dahl )と1年で合意。サラリーやオプションは現時点では明確にはなっていませんが、2020年1月に調停を避けて$2.475Mでサインしているので、$2.5MM to $2.7MMの間で落ち着きそうです。

2020ノンテンダーFA

 デービッド・ダールは現時点で26才。誕生日が4月1日なので、2021シーズンに入れば27才になる右投げ左打ちの外野手。

 MLSが2021年1月で3.162になる予定なので、まだ調停のステータスなのですが、12月2日にデッドラインを迎えていたノンテンダーのリストに名前が入り、ノンテンダーFAに。

2020シーズンは苦しむ

 ノンテンダーFAとなった理由でもあるのですが、デービッド・ダールの2020シーズンは24試合で打率.183、OBP .222、SLG .247、HR 0、二塁打2、RBI 9という成績。非常に苦しみました。

2019年は打率.300超え

 デービッド・ダールのキャリアハイは2019年。100試合に出場し、規定打席には達していないものの、打率.302、OBP .353、SLG .524、HR 15、RBI 61、二塁打28と大いに活躍。オールスターにも選ばれました。

 ただ、これはほぼ前半での活躍。だからオールスターにも選ばれていたのですが、もしもシーズンを通して出場していれば一躍ナ・リーグの強烈なレフティーとしてその存在をアピールできていたでしょう。ロッキーズのゲーム消化数110試合目の8月2日を最後にシーズン・エンディングに。もしも残り52試合にも出場出来ていればと考えると惜しいです。

怪我が多い

 ヘルシーな状態であればデービッド・ダールは数字を残します。しかし、いかんせん怪我が多いのです。 

 絶好調だった2019年は上記の通り、8月2日でサイドラインに退いたのですが、この時は守備の際に右足首を捻挫。

 苦しんだ2020シーズンは、開幕を迎えられたものの、8月に腰を患い、IL入り。さらにシーズン中から患っていた右肩の痛みが悪化。関節唇、ローテーターカフという肩痛にとってやっかいな場所を傷めました。さらにボーンスパー(骨のかけら)もあり、9月29日にその除去も含めた手術を行いました。

 さかのぼって、2017年は全休となったのですが、この時はスプリングトレーニングで肋骨を傷め、これがスイングの邪魔をし、とうとう1年を棒に振っていたのでした。

 このように肩、足、腰と次から次へと故障に見舞われる傾向がありました。

集中して打つ

 本当にヘルシーであれば、2018年9月最終週でNL プレーヤー・オブ・ザ・ウィークに選ばれたりするように固め打ちができます。

 また、2019年のように前半戦に加えオールスター後20試合ほどの試合数で飛び抜けた成績を残すなど、いい打撃力をもっているので、ヘルシーであることを祈るばかりです。

 怪我が多い外野手の特徴はとにかくゲームでの動きが華やか。守備に、走塁に打撃に絵になります。だから傷めるという面もあるのですが、ぜひともゲームに出続けて欲しい選手です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
【MLB2025】Dバックスのコービン・キャロルはILへ。死球を受けた手首の診断は骨折と判明
【MLB2025】大谷がドジャース移籍後初K!降板後は3ラン・トリプルと26号HR!この日はマンシーが大爆発!
【MLB2025】レイズのクラブ売却が現実味!フロリダの不動産デベロッパーが率いるグループが独占交渉に入る
【MLB2025】ラファエル・デバースが移籍後初HR!逆方向へらしい一発!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーが先発2戦で11ノーヒット・イニングを達成!近代でメジャー記録!
【MLB2025】ジャイアンツのラファエル・デバースが衝撃トレード後初のレッドソックス戦!セダン・ラファエラが成長を見せる!
【MLB2025】シリーズ最終戦でベンチクリアー!またもヒートアップしたパドレス@ドジャース戦!
【MLB2025】「モノが違う!」ドジャースのエメット・シーハンがTJから復帰で4回、6奪三振!
【MLB移籍2025】デバース、「どこでも守る」と宣言!!一方、BOS打線は早速沈黙で、吉田復帰を画策中!
【MLB2025】デバースがデビュー戦で勝ち越しRBIダブル!ジャイアンツは俄然、注目チームに
【MLB2025】レッドソックス、デバース移籍後の初戦にローマン・アンソニーのHRで勝利!
【MLB2025】大谷が投手復帰!初戦は1イニングも、トリプル・ディジットをマーク!
【MLB2025】衝撃的すぎる!ラファエル・デバースがトレードでジャイアンツへ移籍
【MLB2025】レッドソックスはヤンキースをスウィープ!デバースが15号HR!しかし、この後、まさかのニュースが・・・
【MLB2025】大谷、マルチHRでメジャー通算250号を達成!ドジャースはSFGに大勝!
【MLB2025】内野5人シフトも出た!フェンウェイでのライバル対決初戦はC・ナルバエスの活躍でレッドソックスが勝利!
【MLB2025】102.2mphのファイヤー・ボールが炸裂!MILのジェイコブ・ミズロウスキーが鮮烈デビュー
【MLB2025】メジャー屈指のプロスペクト・タイガースのジャクソン・ジョーブがトミー・ジョン手術へ
タイトルとURLをコピーしました