マーシュを差し出して獲得した逸材
現地2022年9月28日、レギュラー・シーズンも残り10試合を切り、155試合目となったエンゼルスはアスレチックスとの対戦。これからの残り試合はアスレチックスと現地29日にもう1戦交え、大谷選手が登板します。その後はホームでレンジャーズとの3連戦、そして最後のシリーズは再びアスレチックスとの対戦で、場所はコロシアム。2022年のフィニッシュはロードで終了となります。
トップページにも書かせていただいていますが、大谷選手が29日の登板を前回から中5日でこなすこととなり、このペースで行けばアスレチックスとの2022年最終戦に登板の可能性があります。どうなるでしょうね!
ロスタームーブでレンドンが復帰
そんな中、エンゼルスに朗報が2つあります。1つは6月に右手首の手術により、今季はシーズンエンディングと言われたアンソニー・レンドンが60Day ILから復帰すること。
これでトラウト&レンドンで大谷選手をダブルでバックアップ!と喜びたいところではありますが、そうも行きません。
というのも現地2022年6月26日に大ケイオスとなったマリナーズ@エンゼルス戦での大乱闘で、ジェシー・ウィンカーに最初に接触したアンソニー・レンドンはMLBからサスペンションの処分を下されているからです。
レンドンが下された処分は以下の2つです。
- 現地6月27日から7試合はベンチに入れず
- 怪我が治り、ILから復帰後に5試合のサスペンション(おそらく2023年)
そのうちの1番目はすでに終えています。今回の対象となるのは2番目。5試合のサスペンションです。エンゼルスは現地2022年9月28日にレンドンのステータスを変えているので、おそらくここからスタートして5試合。10月2日のレンジャーズ戦までの5試合に出られないということに。
よって、10月3日からの最後の3連戦のアスレチックス戦で復帰すると思われます(間違えていたらすみません)。
今季はもうポストシーズンがないエンゼルスですが、2023シーズンのスタートをスムーズに行かせるためにはやはりレンドンの力も必要。ベテランゆえ春先は調子が上がらないかもしれませんが、レンドンがいるだけで相手への圧が違いますので、今のうちにサスペンションを消化した方が来シーズンのためにも良いという判断かと。
なお、レンドンの復帰により、1Bを守っていたマイク・フォードがDFAとなりました。フォードはこのままリリース→FAという流れになると思われます。
ローガン・オホッピーがメジャーデビュー
そしてエンゼルスの朗報の2つめです。それが捕手のローガン・オホッピーのメジャーデビューです!
オホッピーは28日のアスレチックス戦で8番Cでスタメンでメジャーデビュー。まだ22才でリード面はこれからとは言え、打撃、そして肩に大きな期待が寄せられています。フィリーズにいれば、そのままJT・リアルミュートの次にマスクをかぶっていたであろう捕手。打撃が良く肩が強い点はリアルミュートとプレースタイルも似ています。
ローガン・オホッピーはトレードデッドラインでブランドン・マーシュとのスワップでエンゼルスへ移籍。なお、同日にエンゼルス&フィリーズ間で、ノア・シンダーガードのトレードも行われました。ノア・シンダーガードを出して獲得したフィリーズの選手が、ミッキー・モニアックです。予想通り、あまり打ちませんけど。
なお、ローガン・オホッビーは今季、マイナー(ダブルA)で計26HRを放っています。トリプルAを経ずに昇格しました。
オホッビー、ローレンツェンを好リード
この日のエンゼルスの先発はマイケル・ローレンツェン。初コンビで初回は少し苦労しましたが、2回以降はコミュニケーションも良かったのではないかと思います。
ローレンツェンは5回を投げ、被安打3、失点1。アスレチックス打線のチーム打率がア・リーグ最下位の.217とは言え、ローレンツェンの良さをある程度は引き出した結果となりました。
オホッビーは最後までマスクをかぶり、アーロン・ループ、ハイメ・バリア、ホセ・キハーダ、ジミー・ハーゲットらのブルペン陣のボールも実践で受けました。ブルペンはこの日も良い結果を出し、スコアレス・リレーでしたね。
メジャー初ヒットも
そして、打撃では3回裏のメジャー初打席で、初ヒットを放っております。CF前へゴロのヒットでした。この日は1本だけでしたが、打撃はかなり期待できそうです。
大谷とも組む?
現地2022年9月29日は大谷選手の登板日。おそらくスタッシかと思うのですが、オホッビーに受けさせるなら、2023年はエンゼルスはオホッビーをメイン捕手として起用する可能性もありますね。
スタッシのリードは非常に良いので、彼にも頑張って欲しいところです。
以上、エンゼルスの期待の捕手にデビューについてでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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