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【MLB 2021】ブレーブスから2連続!今度はエディー・ロザリオがサイクル安打を達成!

電光石火のサイクル安打!

 現地2021年9月19日、NLCSの前哨戦!?の様相を呈しているブレーブス@ジャイアンツ戦で、ブレーブスのエディー・ロザリオ(Eddie Rosario)が、サイクル安打を達成しました。

 Congratulations!

 今季のサイクル安打達成は4度目。しかも3度めはフレディー・フリーマンの達成でしたから、なんとブレーブスから2連続でサイクル安打達成者が生まれました!

わずか5球!

 ジャイアンツの先発は、アンソニー・デスクラファニー。8月に足首の故障でILに入っていて、やや停滞したものの、今季12勝を上げている右腕。

 そのデスクラファニーから、二塁打と三塁打を放ったのですから、価値のあるサイクルでしたね。

2打席目で難関のトリプルを放つ

 6番LFで先発出場したエディー・ロザリオは、まず2回表にRFへの二塁打で出塁。

 サンフランシスコのオラクル・パークでサイクル安打を達成しようと思えば、まず右中間のトリプルエリアと呼ばれているところに打たなければなりません。

 5回の第2打席。エディー・ロザリオはRFのクリス・ブライアント左を抜く、大きな当たりを放ち、見事に三塁打をマーク。やはりトリプル・エリアに落ちましたね。

 7回表、アダム・デュバルがデスクラファニーから2ランHRを放ち、先制。その直後、投手がザック・リッテルに変わった直後、エディー・ロザリオは、初球をRFスタンドに叩き込み、バック・トゥ・バックのHR。

 ゲームが投手戦となったため、6番のロザリオの第4打席が回ってきたのは9回表。残りはシングルだけとは言え、もうこれを逃せばゲームが終了しかねない中で、先頭打者として打席に入ったエディー・ロザリオは、ケルビン・カストロからCFシングルを放ち、見事にサイクル安打を達成しました。

 計4打席でエディー・ロザリオが費やしたのはわずか5球!電光石火のサイクル安打を達成したのでした。

歴代サイクル達成者(2010年から)

 以下、歴代のサイクル安打達成者のリストです。数が多いので2010年から記載しています。

歴代NOTeamTeamTeamM-D-Year
334エディー・ロザリオEddie RosarioATL09-19-2021
333フレディー・フリーマンFreddie FreemanATL08-18-2021
332ジェイク・クロネンワースJake CronenworthSDP07-16-2021
331トレイ・ターナーTrea TurnerWSH06-30-2021
330キャバン・ビジオCavan BiggioTOR09-17-2019
329ジョナサン・ビヤーJonathan VillarBAL08-05-2019
328トレイ・ターナーTrea TurnerWSH07-23-2019
327ジェイク・バウアーズJake BauersCLE06-14-2019
326大谷翔平Shohei OhtaniLAA06-13-2019
325ホルヘ・ポランコJorge PolancoMIN04-05-2019
324ブロック・ホルトBrock HoltBOS10-08-2018
323チャーリー・ブロックモンCharlie BlackmonCOL09-30-2018
322クリスチャン・イェリッチChristian YelichMIL09-17-2018
321クリスチャン・イェリッチChristian YelichMIL08-29-2018
320ムーキー・ベッツMookie BettsBOS08-09-2018
319ホセ・アブレイユJose AbreuCWS09-09-2017
318エバン・ロンゴリアEvan LongoriaTBR08-01-2017
317コディー・ベリンジャーCody BellingerLAD07-15-2017
316ノーラン・アレナドNolan ArenadoCOL06-18-2017
315カルロス・ゴメスCarlos GomezTEX04-29-2017
314トレイ・ターナーTrea TurnerWSH04-25-2017
313ウィル・マイヤーズWil MyersSDP04-10-2017
312ジョン・ジェイソJohn JasoPIT09-28-2016
311ラージャイ・デービスRajai DavisCLE07-02-2016
310フレディー・フリーマンFreddie FreemanATL06-15-2016
309マット・ケンプMatt KempSDP08-14-2015
308エイドリアン・ベルトレAdrian BeltreTEX08-03-2015
307チェ・シンスShin-Soo ChooTEX07-21-2015
306ブロック・ホルトBrock HoltBOS06-16-2015
305マイケル・カダイヤーMichael CuddyerCOL08-17-2014
304アレックス・リオスAlex RiosTEX09-23-2013
303ブランドン・バーンズBrandon BarnesHOU07-19-2013
302マイク・トラウトMike TroutLAA05-21-2013
301エイドリアン・ベルトレAdrian BeltreTEX08-24-2012
300アーロン・ヒルAaron HillARI06-29-2012
299アーロン・ヒルAaron HillARI06-18-2012
298スコット・ヘアストンScott HairstonNYM04-27-2012
297パブロ・サンドバルPablo SandovalSFG09-15-2011
296ジョージ・コターレスGeorge KottarasMIL09-03-2011
295カルロス・ゴンザレスCarlos GonzalezCOL07-31-2010
294ケリー・ジョンソンKelly JohnsonARI07-23-2010
293ベンジー・モリーナBengie MolinaTEX07-16-2010
292ジョディ・ゲラットJody GerutMIL05-08-2010

TDLでアトランタへ

 今季、非常に翻弄されたエディー・ロザリオ。コロナ禍が影響したのか、ツインズがコスト削減を実施。調停でサラリーが上がるであろう、エディー・ロザリオをピックアップし、まずはアウトライトへ。そして結局、ノンテンダーを出しました。

 2019年はMVP投票の18位に、そして2020年にもMVP投票の17位に入った、いわば仕事の出来る選手に対して、厳しい決断をしました。

 そしてスプリング・トレーニングが迫っていた1月29日に、FAとしてインディアンスと1年/$8Mで合意。

 インディアンスでは78試合に出場し、打率.254、OBP .296、SLG .389、HR7、RBI46をマーク。ロザリオにすれば物足りない数字でしたね。

 そして、トレードデッドラインで、パブロ・サンドバルとのトレードでブレーブスへ。

 ブレーブス移籍後は、19試合で、打率.320、OBP .375、SLG .740、OPS 1.115と当たっています。ブレーブスはマーセル・オズーナが妻へのDVで出場できなくなりましたから、その穴を埋める活躍を見せています。

 さて、ゲームの方はブレーブスが3-0で勝利。マックス・フリードがジャイアンツ打線に対し、7イニング、3ヒッター、スコアレスという素晴らしい投球を見せ、このシリーズに一矢報いました。

 ブレーブスは現地2021年9月19日時点で、77勝70敗。フィリーズに追い上げられており、残り試合15に対し、マジックは13。ほぼないような状態ですね。

 ロザリオの活躍が今後の戦いにも影響してきそうです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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