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【MLB移籍2021】強烈!カージナルス、ロッキーズからノーラン・アレナドをトレードで獲得へ(更新情報あり)

STLが強烈なインパクト

 現地2021年1月29日、今オフ、大きな動きが全くなかったセントルイス・カージナルスがここに来て大胆に動きました。

 ロッキーズの3Bでもうメジャーを代表する内野手のノーラン・アレナド( Nolan Arenado)をトレードで獲得することとなりました!

【更新】オフィシャルへ

 現地2021年1月29日の時点ではノーラン・アレナドがロッキーズと合意している大型契約の中のノートレード条項の見直しとオプトアウトの調整に選手会の承認が必要であったため、ファイナルの情報ではありませんでしたが、現地2021年2月1日、選手会の承認も降り、ファイナルとなりました。

アレナドのここ数年のトレード話がついに現実化

 ノーラン・アレナドに関しては2019年オフにトレード話がヒートアップ。結局、ロッキーズが2020年もアレナドをキープすることになったものの、その扱いに不満を漏らしたという経緯がありました。

 今オフも、ジャスティン・ターナーがFAとなって、3Bスポットが空いているドジャースが密かに獲得の話を進めているのではないかという噂もありましたが、まさかここに来てしかも何の噂もなかったカージナルスが動くとは驚きました。

トレード詳細(ファイナル)

 このトレードは以下の選手が動くこととなりました。

【カージナルスGet】

  • ノーラン・アレナド( Nolan Arenado/ 29)3B/右投右打
  • ロッキーズからカージナルスへ$51Mのキャッシュ・コンシダレーション
    • 内訳:アレナドの2021年のサラリー$35Mの全額($15Mの支払い+$20Mは繰延での支払い)さらにプラス$16Mを加算
選手会の承認

 なおオプトアウトを追加するなどの途中解除の調整になぜ選手会の承認が必要だったかと言えば、それは契約の価値低下につながる恐れがあるからです。というのも選手が途中解除としてオプトアウトで出て行くと、そのクラブのもともと決まっていた総支払額は減ります。つまりは、サイン時に大きく見せて、実はそうでもなかったという契約の錯誤を防ぐためです。

 また、前の契約にはフル・ノー・トレード条項が入っており、にもかかわらずトレードが合意となりましたから、それに対しても、契約の内容と違うという点から選手会の承認が必要でした。

 なお、アレナドの最新の付帯条項は下記にまとめました。

【ロッキーズGet】(更新)

 現地2021年2月1日、以下のメンバーがトレードで動くことになりました。

  1. オースティン・ゴマー(Austin Gomber/27)LHP
  2. エラウリース・モンテーロ(Elehuris Montero/22) 3B/右投右打
  3. トニー・ロシー(Tony Locey/22) RHP
  4. マテオ・ヒル(Mateo Gil/20) SS/ 右投右打
  5. ジェイク・サマース(Jake Sommers/23) RHP

ノーラン・アレナドの契約(更新)

 ノーラン・アレナドとロッキーズは2019年2月に以下の契約を結んでいました。こちらは延長契約です。

  • 8年/$260M (2019-26)
    • 支払い:2019: $26M、2020-2024:$35M、2025:$32M、2026: $27M 
    • 2021シーズン終了後にオプトアウトあり
    • アウォード・ボーナス:
      • MVP投票1位で $0.1M(2位から5位で$0.05M
      • カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーで$0.1M
      • LCS MVP/WS MVP で$0.075M
      • シルバースラッガー賞、オールスター出場、ゴールドグラブ受賞で$0.05M
    • 補足情報:2019年1月に、2019年のサラリーが調停を避けて$26Mに上書きされました。レンジは $30M-$24Mでした。

【追記】今回のトレードでの更新情報

 2021年1月の情報です。

  • ノーラン・アレナドは(今回のトレードにおいて)ノートレード条項の放棄に同意。ただし、今後のノートレード条項の權利は有す。(つまりは、今回のディール用に一旦はノートレードを撤回して、また続けますよということ)
  • もともとの2021シーズン後のオプトアウトはそのまま継続。今回のトレードで2022シーズン終了後もオプトアウトを設定。
  • カージナルスは、2027年も$15Mの契約を保証。
  • ロッキーズのカージナルスへの支払いは上述の通り

ロッキーズ、支払いに窮したか?

 あの人気球団のカブスでさえ、2020年のコロナ禍による収益悪化は相当こたえたようです。ダルビッシュ投手のトレード、カイル・シュワーバーのノンテンダーもその影響によって行われたと見ていいでしょう。

 今回、ロッキーズがノーラン・アレナドのトレードを決めたのもそのような背景がありそうです。ロッキーズはノーラン・アレナドに対して、まだ$61Mしか払っていません。正確に言えば、2020年は特別なプロレーティッドで$35Mではなく$12.95Mでしたから、2年で計$38.95Mですね。

 2021年以降の分が残っており、$199Mほどあります(ベースサラリーのみで計算)。やはりその支払に窮したのがトレードを決した大きな要因と見ていいのではないかと思います。

 追記します。結果、ロッキーズは$61M+2021年分の$35M+$15Mの計111Mを支払うことに。それでももともとの想定の$260Mより安いということでしょう。

ノーラン・アレナドの華麗なキャリア

 もう言うまでもなく、すごいの一言ですね。ドラフトは2009年のロッキーズの2巡目指名です。

  • オールスター出場:5度 (2015-2019)
  • ゴールドグラブ賞受賞:8度 (2013-2020) ※8年連続
  • シルバースラッガー賞受領:4度 (2015-2018)
  • NLトータルベース1位:2度 (2015- 2016)
  • NL二塁打1位:1度 (2017:43 !)
  • NL HRタイトル:3度 (2015: 42、 2016:41、 2018:38)
  • NL RBI タイトル:2度 (2015:130 、 2016:133)
  • 20HR以上のシーズン: 5シーズン (2015-2019)
  • 30HR以上のシーズン: 5度 (2015-2019)
  • 40HR以上のシーズン: 3度 (2015、 2016、2019)
  • 100 RBI 以上のシーズン: 5度 (2015-2019)
  • 100 Runs Scored Seasons以上のシーズン: 4度 (2016-2019)

2020年は左肩を痛める

 輝かしいキャリアの中で、2020シーズンのノーラン・アレナドはやや成績が落ちました。というのも左肩を痛めていたからです。打率 .253、8HR。

ロッキーズへ移籍する5名の選手

オースティン・ゴマー※(27) LHP ※ガンバー

 オースティン・ゴマーは2014年アマチュアドラフトの4巡目指名でプロ入りした左腕。デビューは2018年。

 2018年は29試合に登板。デビュー後の15試合はいずれもリリーフで登板。この間、7ホールドをマーク。7月後半から先発で試用され、このシーズンの6勝2敗の勝ち星のうち、5勝が先発での勝利。シーズンERAは4.44。

 なお、メジャー初先発の2018年7月24日のレッズ戦で7回1アウトまでNO-NOを達成。変なタイミングで火災報知器が場内で鳴り響き、ゲームが中断。再開直後にジョーイ・ボットにヒットを打たれ、惜しくもNO-NOとはならなかったという惜しいエピソードがあります。

大いに期待された2019年でしたが、調子を落とし、メジャーでの登板はなし。8月に二頭筋を傷めましたが、手術などによる欠場ではありません。

 2020年、カージナルス内でCOVID-19のパンデミックが起きましたが、ゴマーも罹患したうちの一人。COVID-19 ILに入りました。

 しかし復帰後は14試合に登板し、先発とリリーフ双方で計29.0イニングを投げ、ERA 1.80と光る成績を残しました。

エラウリース・モンテーロ(22) 3B/右投右打

 ドミニカ共和国出身。2018年、シングルAとシングルAアドバンストの2つのレベルで、127試合、151安打、16HRをマークしたこともある逸材。2021年、カージナルスの40manに入っていました。

トニー・ロシー(22) RHP

 2019年アマチュアドラフト3巡目指名の右腕。NCAAではスタート、リリーフ双方を担っていました。

マテオ・ヒル(20) SS/ 右投右打

 2018年アマチュアドラフト3巡目指名のSS。

ジェイク・サマース(23) RHP

 2019年アマチュアドラフト10巡目指名の右腕。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

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