【MLB for 2019】エンゼルス、レッズ、ツインズ、ブルージェイズで新監督が決まる(追記あり)

現地2018年10月25日、トロント・ブルージェイズの2019年の新監督が発表になりました。すでに発表済みのエンゼルス、レッズ、ツインズのことも併せてご紹介したいと思います。

監督未決定はTEX、BAL

まず最初に新監督に替わることが決まっていながら未だ決定していないクラブがあります。それがレンジャーズとオリオールズ。

レンジャーズはエイドリアン・ベルトレにやってもらいたいようですが、本人はまだ現役に未練があり、どうなるか決まっておりません。2018年は途中でドン・ワカマツさんが務めておりました。

(追記です)2018年11月10日

レンジャーズは11月3日、クリス・ウッドウォード氏(42才)を19代監督に任命しました。ウッドウォードさんは2016年から今季までドジャースの3塁ランナーコーチを務めていた方です。2015年にはマリナーズの1塁ランナーコーチ、2014年にもマリナーズで内野守備コーチを務めていた実績があります。現役時代は内野手でMLB12年のキャリア。通算で659試合に出場し、打率は.239、HR33。契約は3年。なお、ドン・ワカマツさんはベンチコーチとしてチームに残ります。

オリオールズですが、名将バック・ショーウォルター監督もさすがに115敗を喫しては交替せざるを得ない状況でした。こちらも今探しております。

エンゼルスは元DET監督のブラッド・オースマス

すでに公表されているブラッド・オースマス監督(49才)は2017年11月にエンゼルスのフロントに入っておりました。よって大谷投手の事情もよく把握しているので、まずは打者として手術から復帰する大谷選手の2019シーズンをうまく手助けしてくれるであろうと見られております。

2019年の復帰時期、そして投手として復帰した時にどう導くのか注目されます。元キャッチャーで対話上手ですので、しっかりと相談した上でことを運んでくれると思います。

また、エンゼルスは2020年までの契約となっているマイク・トラウトとの再契約問題もあります。再契約か移籍か非常に難しい問題です。トラウトはフィラデルフィア出身で、地元大好きな人ですから本音は移籍したいように思います(筆者の推測)。ほかに大谷選手がDHで復帰した時のプホルズとの競合という問題もありますし、「投壊」した投手陣を立て直す問題もありますので、なかなか舵取りとしては難しいです。

【タイガースの監督時代の成績】

  • 2014: 90-72 / 1位/ ALDS敗退(vs BAL, 0-3)
  • 2015: 74-87 / 5位
  • 2016: 86-75 / 2位
  • 2017: 64-98 / 5位

ただ、関係者から結構人気のある人で、レッドソックスがコーラ監督に決まる前にはオースマスさんも候補に入っていたくらいです。その長けたコミュニケーション力でエンゼルスを立て直してもらいたいです。

レッズのD・ベル氏はイチローさんの元同僚

現在46才のデビッド・ベル新監督はイチローさんが2001年にメジャーデビューした際にマリナーズの3Bを守っておりました。マリナーズが116勝した年です。イチローさんとは1年だけのチームメイトで、2002年にジャイアンツに移籍しております。メジャー通算123HR。

2009年から2012年までダブルA、トリプルAで監督を務めた経験があり、2013年はカブス、2014年から17年まではカージナルスのコーチを務めておりました。

現場主義という印象があります。

ツインズ新監督は37才!

ロッコ・バルデッリ(Rocco Baldelli)さんは今のところ(まだ監督が全部出揃ってないので)、MLB最年少の監督ということになりそうです。

2000年アマチュアドラフトでデビルレイズ(現レイズの前の名前)から1巡目指名を受けプロ入り。2003年にROY3位に入る活躍を見せるも2010年にメジャーから退きました。その間、2009年に1年だけレッドソックスに在籍していましたが、そのほかの年はずっとデビルレイズでプレーしました。

2015年からレイズを率いているケビン・キャシュ監督のアシスタント・コーチとして重要な役割を果たしておりました。2018年からはフィールド・コーディネーターという新しい役割を担い、ケビン・キャッシュ監督や後述するベンチコーチのチャーリー・モントヨを影から支えていました。たぶんデータ分析などを選手の見地から行っていたのだと思います。

仕事の出来る若手監督に期待です!

ブルージェイズもレイズから抜擢

今季ギボンズ監督で結果が出なかったブルージェイズは(73勝89敗で4位)、同地区のレイズから知恵の結晶ともいうべき逸材を新監督に抜擢しました。

新監督のチャーリー・モントヨさんは現役時代は1993年、27才の年に1年だけメジャーを経験した選手。選手としての実績はない人ですが、引退してから地道にコーチとしてのキャリアを勤め上げ、約18年にわたってレイズのマイナーを見てきた人です。酸いも甘いもすべてを知っているような指導者。

上述のロッコ・バルデッリさんとともにレイズのケビン・キャッシュ監督を支えてきた人です。右腕と言っていいでしょう。例えて言うなら、星野監督-島野コーチ、ヤクルト野村監督-松井コーチの島野、松井のポジションに当たる人と言ってもいいかもしれません。

今季のレイズの奇抜な作戦はすべてモントヨ・ベンチコーチの知恵と言っても差し支えありません。お金がないなら知恵を使うぞ!というのを地でやった人です。

今回、その手腕が買われて新たに監督に抜擢。シンデレラ・ストーリーかもしれません。

レイズ、両腕をもぎ取られる

今回、ツインズとブルージェイズにレイズの重要なコーチが新たに抜擢された訳ですが、レイズは知恵をもぎ取られたような格好になってしまいました。ケビン・キャッシュ監督としても惜しい人材流出かと思います。しかし、両人にとっては絶好のチャンスだけにおそらくではありますが、背中を後押ししたかと思われます。

レイズのことですからまたいい人材を下から上げてくるかもしれません。

それにしてもちょっと気の毒。

お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    O’sの監督、ショウォルターの後任は誰になるのやら。
    同じリーグの他14チーム全てに負け越したチームの再建は容易ではないだろうね。

    流石に今回だけは「ショウォルターが監督を辞めたチームは、その後任の監督
    の下でワールドシリーズに出る」なんて某Wikipedia日本語版にも書かれていた法則は当てはまらないだろう。

    • hirotee より:

      コメントをありがとうございました。
      O’sはアストロズからアシスタントGMを引き抜いてきて、ようやくチーム作りというところですね。
      ショウォルターさんの後任は誰になるのか、私も大変気になります。