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【MLB2021】大谷選手が6勝目!リリーバーが1点差を守り抜く

今季16度目の登板も2番P

 現地2021年8月4日、大谷選手が今季16度目のマウンドに上がりました。グローブライフ・フィールドでレンジャーズとの対戦です。

 レンジャーズはALウェストで最下位に甘んじていて、しかも一発のあるジョーイ・ギャロが抜けた今、6勝目を上げるチャンスではありました。ただ、打線にはアイザイア・カイナー=ファレファをはじめ、ルーキーのアドリス・ガルシア、ベテランのブロック・ホルトなど油断ならない選手がおります。しぶとい彼らを相手にどういう展開になるかと注目していたのですが、ロー・スコアで1点を争う展開になりました。

安定感があり、ゆとりのある投球

 まず、この日の大谷選手の投球は、スコアリング・ポジションにランナーが進むまでは無理をしない、スタミナも考慮した投球でした。全般的にファストボールはMid-90mphに抑え、スライダー、カット、そして時折投げる70mph後半の大きなカーブを使い、ゾーンに投げて早めに打たせるというスタイルでした。

 初回はフライアウトが3つで、数字以上に勢いがありました。

 2回裏と4回裏は三者凡退。この2イニングで球数をセーブできたのも、6回まで投げきれた要因だと思います。

6回1失点

 6回裏、先頭のアイザイア・カイナー=ファレファに2塁打を許し、次打者のネイト・ロウに進塁打を許し、1アウト3塁のピンチを迎えました。

 ここでバッターはアドリス・ガルシア。2球で追い込んだものの、SSゴロを打たれ、その間に3塁ランナーがホームイン。1点を許しました。

 この日のMAXが出たのは、次打者のジョナ・ハイムの時。最後の打者に対して99.2mphをマーク。最後はスプリットで三振に。

 大谷投手は6イニング、86球で被安打4、失点1、与四球0、奪三振6という非常に安定感のある内容の投球を見せました。

レンジャーズ、バッテリー・エラーで先制点を許す

 ロースコアの展開となったのは、大谷選手の好投とともに、レンジャーズ先発のコルビー・アラードの好投という要素もありました。

 このゲームが始まる前まで2勝9敗、ERAが5.23と高かったコルビー・アラードでしたが、このゲームでは1、2回を三者凡退。 

 立ち上がりが完璧だったコルビー・アラードでしたが、3回表、2本のシングルを浴びた後にワイルド・ピッチ。これを捕手のジョナ・ハイムがボールを見失い、そのスキに2塁ランナーのフアン・ラガレスが一気にホームイン。エンゼルスは意外な形で先制点を奪ったと同時に、レンジャーズ・バッテリーにとっては痛い失点になりました。

 エンゼルスはその後、5回表にジャック・メイフィールドがCFへラインドライブのHRを放ち、2点目。

リリーバーが1点を守り抜いたエンゼルス

 エンゼルスは上述の通り、6回裏に1点を奪われ、スコア2-1のシチュエーションで大谷選手が降板。果たして1点を守りきれるかというところ。

 7回裏に登板したオースティン・ウォーレンは2アウトからD.J.ピータースにシングルを許し、次打者はブロック・ホルトというところでしたが、ホルトを三振に打ち取り、無失点。

 8回裏、スティーブ・シーシェックが登板。エンゼルスはここが一番弱い訳ですが、そのシーシェックは1アウトからアイザイア・カイナー=ファレファにシングルを許し、嫌な展開に。しかし、続くネイト・ロウを三振ゲッツーに仕留め、なんとか無失点で切り抜けました。ここは捕手のカート・スズキがナイス・スローでピンチを救いましたね。

 9回裏、ライセル・イグレシアスがランナーを1人出すも、ダブルプレーで凌ぎ、エンゼルスが2-1でなんとか1点差を守りきったゲームでした。

大谷選手、ERAが2点台に

  6月30日のヤンキース戦で、ボールをじっくり見られ、降板後に貯めたランナーを返され、一気にERAが3.60まで跳ね上がった大谷選手。

 しかし、このゲームを含めたそれ以降の4試合では26イニングで自責点が4。ERAは1.38をマークしています。そしてこの間の四球は1つだけ。

 ますます手がつけられない投手になってきています。

打席は3-0

 2番に入った大谷選手でしたが、この日は4打席に立ち、出塁は四球の1つだけ。ヒットレスでした。2wayなので、自らのバットでも攻撃に価値をもらたす役割を負っていますが、ちょっとお疲れのようです。

 8月の打撃成績は16-2で打率.125、OBP .125、SLG .188です。

 体力的にも一番キツいところだと思うので、うまくコンディションを整えてくれればなと思います。

休めない事情

 そうさせないのはやはりチーム事情で、大谷選手の打撃が今のエンゼルス打線にとって欠かせない存在。

レンドンがシーズン・エンディング

 現地2021年8月5日、エンゼルスはアンソニー・レンドンが右股関節のインピンジメント(ジョイントがうまく行かない症状)で手術することが明らかに。これでアンソニー・レンドンはシーズン・エンディングに。

トラウトは復帰見込み立たず

 そして頼りのマイク・トラウトも右ふくらはぎ痛の状況がよくならず、今季復帰できるかどうかという時期に差し掛かってきました。

 これは憶測なのですが、ふくらはぎが痛いとアキレス腱も傷めかねないので、大怪我しないように無理しないでもらいたいところです。

 このようにパンチ力のある打者2人が怪我なので、大谷選手の力に頼らざるを得ないという状況がまだ続きそうです。

 ブランドン・マーシュ、ジョー・アデルの若手2人が”HOT”になってくれるのが一番ありがいことです。

 エンゼルスはこの勝利で勝率が.500に戻りました。

お読みいただき、ありがとうございました。

 

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