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【MLB移籍2020】ドリュー・ポメランツが19シーズン後半戦の好成績でパドレスと4年の大型契約をゲット

ポメランツも逆転の好条件取得

 もはやこのまま現役を終えるのか?と思われた投手が移籍後に大活躍し、大型の契約を勝ち取るというニュースは、逆転のサクセス・ストーリーを見ているようで結構心地よい気分がします。

 現地2019年11月27日、ブルワーズからFAとなっていら左腕のドリュー・ポメランツ(Drew Pomeranz)がサンディエゴ・パドレスと4 年/$34Mで合意致しました!

契約内容

 4 年/$34Mの中身ですが、下記のような支払いスケジュールとなります。現地2019年11月27日時点ではオプションは確認できませんでした。まあ、十分すぎるくらいの額ですね。

  • 2020: $4M
  • 2021: $6M
  • 2022: $8M
  • 2023: $8M
  • サイニング・ボーナス: $8M

2019年のドリュー・ポメランツ

 2019年1月にジャイアンツと1年$1.5Mで契約したドリュー・ポメランツ。

2018年に左腕に違和感

 2017年に17勝を上げ、大活躍しましたが、翌年の2018年のスプリング・トレーニング中に左肘に違和感を覚えて離脱。開幕を逃し、結局復帰は4月後半となりました。

 その後も2018年は6月に上腕二頭筋を傷めて離脱。腕に不安を抱えたまま過ごし、11スタートで2勝6敗という不本意な成績に終わりました。そしてそのオフに上記のようにジャイアンツと1年$1.5Mで契約したのでした。

2019年前半は散々

 格安だったとはいえ、ジャイアンツとメジャー契約できたポメランツでしたが、2019シーズンも5月に左腕の違和感で10日ほど離脱するなどやはりスローイングアームに不安を残す状態でシーズンインした影響もあってか、ジャイアンツ在籍時はさんざんな結果に終わりました。

 ジャイアンツでは21試合中17試合に先発しましたが、77.2イニングで2勝9敗、ERA 5.68、与四球36、被本塁打17、奪三振92。ジャイアンツの前半戦不調の原因の一人となってしまいました。

トレードデッドラインでMILへ

 そしてトレードデッドラインの日にレイ・ブラック(Ray Black )とともにブルワーズへ移籍。ブルワーズからジャイアンツにはプロスペクトのマウリシオ・デュボンが移籍。

 マウリシオ・デュボンはとても良いです。ブルワーズがなぜ出したのか?と思われるほどの選手。ただ、SSにはオーランド・アルシアがおり、ケストン・ヒウラもデビューしたことからちょっと上が詰まった状態で出場機会がなくなりましたので、カードとして使われました。

 ブルワーズへ移籍後のドリュー・ポメランツは有無を言わさずと言っていいと思いますが、リリーバーとして登板。

 25試合、26.1イニングで0勝1敗、ERA 2.39、奪三振が45。リリーバーとしてキーマン的な役割を果たし、ブルワーズの9月の快進撃を投の部門で支えました。

2019年のトレード前後の比較

 移籍後の素晴らしさは下記の数字にも現れています。

2019ERAH9HR9BB9SO9
SFG5.6810.32.04.210.7
MIL2.395.51.42.715.4

 しかし、同じシーズンでこれほど顕著に違いが現れるのも珍しいですね。腕に不安があったため、ショートイニングで不安が払拭されたのかもしれませんね。ブルワーズのうまいところなのですが、酷使したのではなく、必ず1日以上の休養を設けていました。連投となったのは8月、9月にそれぞれ1回ずつの計2回のみ。これなら腕を振れますね。

 以上のようにドリュー・ポメランツは散々な出来だった前半戦にもかかわらず、トレード後の活躍を足がかりに大型契約を勝ち取ったのでした。

パドレスでまたデイビーズと 

 パドレスではブルワーズ時代の同僚、ザック・デイビーズがおります。パドレスの2020年のローテーション候補は現時点ではかなりおります。

【パドレスの2020ローテーション候補】

  1. クリス・パダック
  2. ギャレット・リチャーズ(2018年後半にTJから復帰)
  3. ザック・デイビーズ
  4. ディネルソン・ラメット
  5. ジョーイ・ルケイシー(LHP)
  6. カル・クアントリル
  7. ロナルド・ボラニョス

 ご覧のようにライティーばかりなので、ポメランツが入り込む余地もあると思います。今のところリリーバーとして起用される見込みです。

正直、高いとは思う

 あと、これは筆者の感想ですが、ドリュー・ポメランツは2020シーズンはまだ31才。年齢もまだ若いですし、ひょっとしたら今後はリリーバーオンリーで行くのかもしれません。そして2020シーズンから3バッターミニマムが無くなることで、より高い価値をもたらすかもわかりません。

 未来は白紙でどうなるかは誰もわからいとは思いますが、ただパドレスが提示したサラリーはちょっと高いと思います。おそらくレッドソックス最終年の$8Mを基準に交渉したと思われますが、4年のうち最後の2年で$8Mとは、もっと交渉のしようがあったのでは?とツッコミも入れたくなりますね。

 まあ、ポメランツは元BOS戦士なので頑張ってはもらいたいと思っています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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