菊池投手、ヤンキー・スタジアム初登板
現地2019年5月8日、マリナーズの菊池投手がいいピッチングを見せてくれました!
メジャー9戦目となった登板は、自身初のヤンキース戦、しかもヤンキー・スタジアムでの初登板。
自己最長の8回2アウトまでマウンドに
菊池投手が対戦した本日のヤンキースのラインナップはご覧のメンバー。
2番には今の打線の核とも言えるルーク・ボイトを起用(1B)。すでに怪我から復帰しているミゲル・アンドゥハーは5番DHに、捕手にはオースティン・ロマイン、3Bにはジオ・ウルシェラ、マイク・トーチマンはCF、キャメロン・メイビンはLFでの出場です。
スタントン、ジャッジ、ヒックスの3人の外野手が欠場しているとは言え、それでも勝っているヤンキースです。
菊池投手は立ち上がりこそ、ストライクとボールがはっきりしていましたが、右打者のアウトコースに決まるカーブが効果的で、これでカウントを稼げました。
そして徐々に自身のペースで投球。
ファストボールのMAXは94.9mph(152.73km/h)を記録。チェンジアップ、スライダー、カーブと緩急と横の揺さぶりで思うようにスイングさせませんでした。
スライダーとカーブも上手に使っていたと思います。
8回途中(7.2イニング)、106球、被安打3、失点1、奪三振3、与四球1。
マリナーズ打線が14安打、10得点
菊池投手の大きな支援となったのがマリナーズ打線の爆発力。
ヤンキース先発のルーキー、ジョナサン・ロアイシガ(Jonathan Loaisiga)を攻め、4回までに4得点。さらに、2番手のルイス・セッサからも1得点を上げ、5回を終了し5-1とリード。
ロアイシガは4回、被安打6、失点4で降板しました。
マリナーズは2回にミッチ・ハニガーのHR、5回にはエドウィン・エンカーナシオンのHR、8回にはリオン・ヒーリーのHRが出ております。
SSにはディラン・ムーア
マリナーズのSSにはまもなく27才になるディラン・ムーアが入りました。
ディラン・ムーアは今季はまだルーキーステータス。ゲーム途中からの出場も含め、すでに28試合に出場。打率.229、HR 2本。
守備では3Bに入ることが多かったのですが、この日はSSでした。
ここまで3Bとしてのエラーは3つ。これは3月30日に1日3個のエラーをおかした時の記録です。
SSとしてのエラー、あるいは2Bとしてのエラーはありません。
SSに難しいゴロがよく飛びましたが、安心してみていられる守備でした。
ティム・ベッカムはベンチ
SSのレギュラー、ティム・ベッカムはこの日はベンチ。
4月にエラーしまくって菊池投手のリズムを崩したことがありました。3月と4月のエラーは11個を数えました。一応、ベッカムの名誉のために記しますと、5月に入ってからはまだエラーはありません。
菊池投手、2勝目
菊池投手はこの日の勝利で2勝目。とにかく数字につながったのがよかったですね。
ゲームはマリナーズが10-1で勝利しています。
お読みいただき、ありがとうございました。
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