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【レギュラーシーズン2018 9月】ナ・リーグ各地区の優勝の行方 

9月前半の重要カードが終わったところで、現地2018年9月13日時点でのナ・リーグの優勝争いの行方について書きたいと思います。

東地区はブレーブスが抜け出す

Team W L 勝率 Gm
ATL 82 64 .562
PHI 74 71 .510 7.5
WSH 74 72 .507 8.0

ナ・リーグ東地区はフィリーズが頑張っていたのですが、残念ながら8月で力尽きたという感じです。ここに来てブレーブスが5連勝しているときに5連敗。現地2018年9月13日時点でゲーム差は7.5。

7月、8月のトレードでダニエル・マーフィーなど主力を放出したナショナルズがようやく元気になってきましたが、ちょっとブレーブスには追いつけない状況です。

この時点で断言するのはよくないですが、ブレーブスで決まりでいいと思います。

ブレーブスは2015年オフにシモンズが抜け、2016シーズンからブライアン・スニッカー監督が指揮を取り始めましたが、この年は元気なくダントツの最下位。2017年は3位ながらも72-90で借金もありました。しかしこの間、チーム再建に上手に着手していました。今季、ベテランと若手がうまく融合した戦いが出来、なおかつショーン・ニューカムなど投手陣がよかったです。

東地区は勝利数の関係でワイルドカード進出は諦めざるを得ないので、ポストシーズンに進出するにはペナントあるのみです。

中地区は3チームが80勝

Tm W L W-L% GB
CHC 84 61 .579
MIL 84 63 .571 1.0
STL 81 65 .555 3.5

ブルワーズ@カブスの今季最後の直接対決3連戦が終了し、ブルワーズが2勝1敗と勝ち越しに成功。勝利数でカブスに並びました。

カブスは17日からレッズ、Dバックス、ホワイトソックスと3連戦し、パイレーツと4連戦を戦った後、カージナルスとの3連戦で終了。

ブルワーズはこの後、パイレーツ、レッズ、パイレーツ、カージナルス、タイガースというカードが続きます。

ブルワーズの方が下位チームとの対戦が多いので有利ではありますが、下位チームであっても最後の最後にモチベーションを上げてくる可能性もあるのでペナントの行方はお楽しみですね。

ペナントはあくまでこの2チームの争いで、3位カージナルスはWCの2枠目狙い。

なお、ナ・リーグのWCは2018年9月13日時点で2位のブルワーズと3位のカージナルスが入っており、1枠は中地区2位が確実に入りそうです。もう1枠は中地区3位と西地区2位の争いになりそうです。

中地区3チームがポストシーズンへ進む可能性が大いにあります。

Dバックス、後退

Tm W L W-L% GB
COL 80 65 .552
LAD 79 67 .541 1.5
ARI 77 69 .527 3.5

西地区の優勝戦線ですが、9月のこの時期のDバックス@ロッキーズの4連戦に注目しておりました。このカードはGame3まではいずれも接戦。Game2でDバックスが平野投手の好救援により勝利を勝ち取りましたが、Game3ではその平野投手がサヨナラHRを打たれて逆転負け。Game4では大差で敗れております。

ここに来てDバックスは首位ロッキーズと4.5ゲーム差に開き、かなり厳しい状況に追い込まれました。もう様相としてはロッキーズとドジャースの一騎打ちです

しかもDバックスは14日からアストロズ、17日からカブス、そしてロッキーズ、ドジャース、パドレスの3連戦が続き、パドレスを除いて地区1位のチームとのカードが続き、非常に厳しい状況です。ロッキーズとの再度の対決はあっても、2位にドジャースが入っているため直接対決ではないので、その効果は薄いです。

10日からのレッズ3連戦で1勝2敗と負け越したドジャースは、17日からのロッキーズとの直接対決3連戦に備え、次のカージナルスとの4連戦がポイントです。現状のゲーム差である1.0を最悪でも3.0に、1.0のままか2.5までなら御の字。可能なら連勝して詰めたいところです。

この対戦はWC2枠目を争う直接対決でもあるので、本気で取りにくるカージナルスにどう対応するか注目です。

ロッキーズは14日からロードでの9連戦。調子の悪いジャイアンツ戦が最初ですが、打者不利のAT&Tパーク(SFG戦)でどれだけ打てるか、打撃力の真価が問われるかもしれません。N・アレナドとT・ストーリーの調子が非常にいいのでやってくれるでしょう。

各チームともに145試合目前後。残り20試合を切っています。

最後の最後までもつれると面白いなと思っています。

 

(追記)

ア・リーグ

なお、ア・リーグに関してはもう西地区の動向のみなので、省略したいと思います。

東地区は100勝超えのレッドソックスで決定。中地区もインディアンスで決定です。中地区は2位以下が借金を抱えています。

そして、ワイルドカードスポット争いも東地区2位のヤンキースと西地区2位のチームで決定。あとはどちらがHOMEゲームに出来るかという1枠目の争いです。

とにかく面白いのが西地区のペナントのアストロズ、アスレチックスの戦いです。

ここは目が離せません。あらためて別記事にしたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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