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【MLB2022】ブルワーズ、クリスチャン・イェリッチが3度目のサイクル安打を達成!

イェリッチ、いずれもレッズ戦で達成

 現地2022年5月11日、クリスチャン・イェリッチが久々に脚光を浴びることになりました。グレート・アメリカン・パークで行われたレッズ戦で、サイクル安打を達成しました!

 Congratulation!

 クリスチャン・イェリッチのサイクル安打達成はなんと3度め。メジャー・リーグ・タイとなっています。

9回の最終打席でトリプル!

 この日、3番DHに座ったイェリッチは、初回の第1打席で、右中間にグランドルール・ダブルをマークすると、3回の第2打席でLFへ3ランHR、そして5回の第3打席でCF前シングルを放ち、ゲーム序盤でサイクルヒットに王手をかけます。

 残りは一番難しいと言われるトリプルのみ。

 7回の第4打席はCFフライに倒れ、これでもうチャンスは潰えたかと思われました。9回は一人が塁に出て、尚且つダブル・プレーがなければイェリッチまで回る!というターンだったのですが、ブルワーズはラリーを見せます。まず、先頭のジェイス・ピーターソンがソロHR。これでイェリッチの打席が確保されました。つづくコルテン・ウォンがシングル、マイク・ブロソーがHRを放ち、塁がきれいになった状態でイェリッチの打席。

 それでもトリプルは難しいという状況の中、イェリッチは右腕のダウリ・モレタ(Dauri Moreta)の投じた初球を1塁線に痛烈に引っ張ります。このコースがあったか!というところにボールが転びました。思えば、2021シーズン、トレイ・ターナーが3度めのサイクル安打を達成した時の3塁打も1塁線へのコースでした。

 レッズのRF、タイラー・ネイキンは予め右中間寄りに守っていたことも幸いし、イェリッチはRFポール際に転がった打球を見て、猛烈にダッシュ。1塁を回って快足を飛ばし、2塁を駆け抜けたところで勝負ありでした。

 イェリッチはスタンド・アップ・トリプルで見事にサイクル安打を達成。ブルワーズのチームメイトも我が事のようにベンチからイェリッチを祝福。記録達成となりました。

2010年からのサイクル安打達成者

 クリスチャン・イェリッチは歴代335番目のサイクル安打達成者となりました(自身の過去2度も含む)。

歴代NOTeamTeamTeamM-D-Year
335クリスチャン・イェリッチChristian YelichMIL05-11-2022
334エディー・ロザリオEddie RosarioATL09-19-2021
333フレディー・フリーマンFreddie FreemanATL08-18-2021
332ジェイク・クロネンワースJake CronenworthSDP07-16-2021
331トレイ・ターナーTrea TurnerWSH06-30-2021
330キャバン・ビジオCavan BiggioTOR09-17-2019
329ジョナサン・ビヤーJonathan VillarBAL08-05-2019
328トレイ・ターナーTrea TurnerWSH07-23-2019
327ジェイク・バウアーズJake BauersCLE06-14-2019
326大谷翔平Shohei OhtaniLAA06-13-2019
325ホルヘ・ポランコJorge PolancoMIN04-05-2019
324ブロック・ホルトBrock HoltBOS10-08-2018
323チャーリー・ブロックモンCharlie BlackmonCOL09-30-2018
322クリスチャン・イェリッチChristian YelichMIL09-17-2018
321クリスチャン・イェリッチChristian YelichMIL08-29-2018
320ムーキー・ベッツMookie BettsBOS08-09-2018
319ホセ・アブレイユJose AbreuCWS09-09-2017
318エバン・ロンゴリアEvan LongoriaTBR08-01-2017
317コディー・ベリンジャーCody BellingerLAD07-15-2017
316ノーラン・アレナドNolan ArenadoCOL06-18-2017
315カルロス・ゴメスCarlos GomezTEX04-29-2017
314トレイ・ターナーTrea TurnerWSH04-25-2017
313ウィル・マイヤーズWil MyersSDP04-10-2017
312ジョン・ジェイソJohn JasoPIT09-28-2016
311ラージャイ・デービスRajai DavisCLE07-02-2016
310フレディー・フリーマンFreddie FreemanATL06-15-2016
309マット・ケンプMatt KempSDP08-14-2015
308エイドリアン・ベルトレAdrian BeltreTEX08-03-2015
307チェ・シンスShin-Soo ChooTEX07-21-2015
306ブロック・ホルトBrock HoltBOS06-16-2015
305マイケル・カダイヤーMichael CuddyerCOL08-17-2014
304アレックス・リオスAlex RiosTEX09-23-2013
303ブランドン・バーンズBrandon BarnesHOU07-19-2013
302マイク・トラウトMike TroutLAA05-21-2013
301エイドリアン・ベルトレAdrian BeltreTEX08-24-2012
300アーロン・ヒルAaron HillARI06-29-2012
299アーロン・ヒルAaron HillARI06-18-2012
298スコット・ヘアストンScott HairstonNYM04-27-2012
297パブロ・サンドバルPablo SandovalSFG09-15-2011
296ジョージ・コターレスGeorge KottarasMIL09-03-2011
295カルロス・ゴンザレスCarlos GonzalezCOL07-31-2010
294ケリー・ジョンソンKelly JohnsonARI07-23-2010
293ベンジー・モリーナBengie MolinaTEX07-16-2010
292ジョディ・ゲラットJody GerutMIL05-08-2010
現地2022年5月11日時点のサイクル安打達成者(2010年から)

 クリスチャン・イェリッチの過去2度の達成は2018シーズン。初めてのサイクル安打を2018年8月29日に達成し、その約半月後の9月17日に2度目を達成したのでした。

 イェリッチの2018年と2019年は凄まじかったですね。トリプル・クラウンを獲るのかと思われました。

 2020年、2021年と急降下したイェリッチでしたが、この3度めのサイクル安打をきっかけにまた厄介なバッターになってもらいたいですね。

サイクル安打3度の達成者

 なお、イェリッチの他にサイクル安打を3度達成しているのは以下の選手たちです。

  • ボブ・ミューゼル(Bob Meusel)
    • NYY : 1921-May-07/ 1922-July-03/ 1928-July-26
  • エイドリアン・ベルトレ
    • SEA: 2008-Sep-01
    • TEX: 2012-Aug-24/ 2015-Aug-03
  • ベーブ・ハーマン(Babe Herman)
    • Brooklyn: 1931-May-18/ 1931-July-24
    • CHC: 1933-Sep-30
  • トレイ・ターナー
    • WSH: 2017-Apr-25/ 2019-July-23/ 2021-Jun-30
  • クリスチャン・イェリッチ
    • MIL: 2018-Aug-29/ 2018-Sep-17/ 2022-May-11

大荒れの14-11ゲーム

 イェリッチが3度目のサイクルを達成したこのゲームですが、大荒れ。レッズが序盤2回に7点を奪ったかと思えば、8回裏にさらに6点を追加、そしてイェリッチがサイクルを達成した9回はブルワーズも6点を奪うなど、むちゃくちゃなゲームでもありました。

 14-11でレッズが勝利しています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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