スポンサーリンク

【MLBトレード2022】ヤンキース&ツインズ間で大型トレード成立!ジョシュ・ドナルドソン、ゲイリー・サンチェスらが動く

ブロックバスター・トレード!

 現地2022年3月13日、ヤンキースとツインズ間でブロックバスター・トレードが成立しましたね。これはなかなかしびれるディールの成立となりました。

 ゲームでいい活躍を見せるジオ・アーシェラを出すとは、ヤンキースも思い切ったことをするものです。噂になっていたアイザイア・カイナー=ファレファをこのような形でGetしたのも驚きでもありました。

トレード概要

 まずはトレードの概要を抑えておきましょう。

ヤンキースGet

ツインズGet

ファレファはツインズから即ヤンキース

 記事にはしていなかったのですが、ヤンキースに移籍することになったアイザイア・カイナー=ファレファの今オフの動きを記載しておきたいと思います。

 2021年をレンジャーズで過ごし、172安打も放ったアイザイア・カイナー=ファレファですが、ご存じの通り、レンジャーズがロックアウト前に怒濤のディールを成立させ、ブルージェイズからマーカス・セミエン、ドジャースからコーリー・シーガーを獲得しました。

 これにより、アイザイアは今季、SSではなく3Bを見込まれておりました。

 しかし、ロックアウト解除後、レンジャーズとツインズでトレードが成立。

 そのトレードの前にツインズからFAとなっていたアンドレルトン・シモンズとカブスとのディールが成立。もともとツインズはシモンズとの再契約をする気配はなかったものの、これでSSが抜けてしまいました。

 そこで白羽の矢が立ったのがアイザイア・カイナー=ファレファ。ツインズの空いたSSを埋める形でディールが成立。レンジャーズには、ツインズからベテラン捕手のミッチ・ガーバーが動くこととなり、アイザイア・カイナー=ファレファはツインズの一員になっていました。

 ところがツインズではプレーすることなく、今回ヤンキースに移籍するということに。

ゲイリー・サンチェスはDHの起用見込み!

 ツインズはミッチ・ガーバーがいなくなったことにより、捕手のポジションが空いてしまったように見えたのですが、実はミッチ・ガーバーは2021シーズンもバックアップ・ロールでした。68試合にマスクをかぶっただけ。

 ツインズのメイン捕手はあくまでも2021年に85試合でマスクをかぶったライアン・ジェフレス(Ryan Jeffers/24才)。2021年は打率.199とあまり打ちませんでしたが、14HRを放ったところはなかなか魅力です。

 今回、ヤンキースの正捕手であったゲイリー・サンチェスを獲得したワケですが、ツインズはどうやら、ゲイリー・サンチェスをDHあるいはバックアップロールとして使う見込みのようです。

 メインはあくまでライアン・ジェフレスに任せるようです。これもシーズンが始まれば、サンチェスがマスクをかぶるケースも多くなるのでしょうが、現時点ではあくまで上記のような構想ですすめるようです。

ドナルドソン加入でまたHRが増えるNYY

 ヤンキースはアスレチックスのマット・オルソンを狙っていたという噂がありました。マット・オルソンはFAではありませんが、トレードでの獲得を狙っていたと見られ、2021年に39HRを放った力を大いに評価していたワケです。

 しかし、今回、スピードと安打が見込めるアイザイア・カイナー=ファレファと、長打力が魅力のジョシュ・ドナルドソンを獲得したことで上記の話は消えたと思われます。これで打撃も強い三遊間が出来ましたからね。

 ジョシュ・ドナルドソンですが、言うまでもなくその長打力は相手投手に大きなプレッシャーを与えます。2021年は26HR、26ダブル、72RBIとやはりいい仕事をします。2019シーズンにも37HRを放っています。

 ジョシュ・ドナルドソンが加入したことで、ヤンキースの一発の力がまた上がりそうですね。本当に要警戒なバッターです。

ベン・ロートベットとは

 そして、ヤンキースが獲得したベン・ロートベットですが、これから期待できる捕手です。

 1997年9月25日生まれの24才。2016年のアマチュア・ドラフトでツインズから2巡目指名されてプロ入り。高卒時のことでした。

 デビューは2021年4月30日。2021シーズンは打者として31試合に、捕手としては39試合に出場。うち、先発マスクは28試合で、ゲームフル出場は19試合。

 打撃の方は89-15で、打率.169、OBP .229、SLG .281、HR3、RBI 7ともう、守りに負担がかかっていただろうなと思わせる成績で今ひとつ。捕手としてはCS%(盗塁阻止率)が44%と非常に高いです。2021年は修行のような意味合いもあったでしょうから、この経験は今後、大きな力になりそうです。いい選手だと思います。

ジオ・アーシェラを出すとは!

 ヤンキースの攻撃陣で結構厄介だったと思わせたのはジオ・アーシェラ。この人はとにかくコンスタントに良い打撃を見せますし、守備もいいです。いわば、フィールドにいていい仕事を見せる選手。

 ツインズからの希望もあったのでしょうが、この選手を出したというのはなかなかの決断だったと筆者は思います。

 新天地で輝いて欲しいと思います。

 ツインズはトレバー・ストーリーも狙っている!?との噂もあり、ここ数日は目が離せませんね。

 また、上記のCBSの埋め込みでも出ていますが、スパイダー・タックで揉めていたゲリット・コールとジョシュ・ドナルドソンがチームメイトになってしまいましたね。

 お読みいただき、ありがとうございました。 

コメント

スポンサーリンク

NEW

【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
【MLB移籍2026】アストロズ、豪腕のネイトピアソンと1年契約で合意へ!先発へ転向
【2025NLCS_4】大谷がまた伝説を作る!投手で6回シャットアウト&10K+打者で3HR!しかもWS進出!
【2025ALCS_5】シアトルが揺れた!マリナーズが8回裏にユーヘイニオのグランドスラムで逆転勝利!
【2025NLCS_3】ドジャース、ミズロウスキーから勝ち越し!佐々木で逃げ切ってWSへ王手!
【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利
【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
【2025NLDS_5】ブルワーズが中盤を制して勝利!カブスは鈴木がミズから完璧なHRを放つも、追撃ならず
【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!
【2025NLDS_4】救世主誕生!佐々木の3イニングの完璧投球がドジャースをNLCSへ進める
タイトルとURLをコピーしました