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ベニンテンディー4安打、ヌネスが代打3ランHR!レッドソックスがまず1勝!【WS 2018 Gm1】

現地2018年10月23日、ワールドシリーズGame1が行われ、中盤までの激しい流れの取り合いを我慢したレッドソックスが5回に逆転に成功。さらに7回にヌネスの3ランHRが飛び出し、8−4でレッドソックスが初戦に勝利しました。

それにしても5回まではまさに横綱同士というようなすごいゲームでした。

これだけ力が拮抗しているとGame7まで見ている方が保たないかもしれませんね。ちなみにこの日は3時間52分かかっています。

セールが復活の投球

ALCS Game1 後に胃痛で病院に緊急搬送されたクリス・セール。この日はどれだけ本調子に戻っているのか心配されましたが、5回途中、被安打5、失点3でなんとかまとめました。奪三振も7を数えたことから完調とまではいかずともいい投球をしてくれたと思います。

一方のドジャースのカーショウは5回途中被安打7、失点5、奪三振5。気温11度だったとは言え、選手の吐く息は白く、やはり寒くて投げにくそうな印象でした。

またレッドソックスの1、2番が躍進していたことも大きかったと思います。

ベニンテンディーが4安打

この日もっとも目立ったのが2番のベニンテンディー。5打数4安打1打点、3得点の活躍。またベッツとの1、2番コンビも息があって、この日は二人で5得点を上げております。

ヌネスが代打3ランHR

その他にJD・マルチネスが3打数2安打、2打点、デバースも1打点、先発マスクのサンディー・レオンの2安打と打線につながりがありました。

JD・マルチネスの3回のセンタ−後方への2塁打は他球場では入っていたかもしれません。フェンウェイパークの最深部は128mあります。

また5回裏の攻撃も見事だったと思います。

そしてコーラ監督の采配の妙ですが、7回裏に左腕のA・ウッドが出てきたところでデバースに替えてヌネスを代打にこれが当たって3ランHRに。ここで欲しいというところでの3点の追加は大きかったと思います。

8回にイオバルディ

レッドソックスは8回表のマウンドにイオバルディを送りました。ALCSの出来からWSは彼をフル回転させると決めたようです。

本来ならGame3に当てていたと思うのですが、イオバルディがセットアップに回ったとすると、WSからベンチに入ったドリュー・ポメランツをGame4当たりに起用するかもしれません。この辺の投手起用はどんな考えがあるのか探るのも面白いです。

3番手のジョー・ケリーがいいピッチングを見せてくれました。ALCSではケチのついた故意四球で批判されましたが、WSではどっしりといい仕事をしてくれそうな期待が持てる投球でした。ブレイジャーが疲れ気味なので、頑張ってもらいたいところです。

スコア

【P】

  • LAD:カーショウ(4.0)→マッドソン(1.0)→ユーリアス(1.0)→バエス(0.2)→ウッド(1.1)
  • BOS:セール(4.0)→バーンズ(1.0)→ケリー(1.0)→ブレイジャー(0.2)→ロドリゲス(0.1)→イオバルディ(1.0)→キンブレル(1.0)

【得点ログ】

  • 1裏(BOS): 先頭ベッツがシングルで出塁し、ベニーの時に2盗成功。ベニーがシングルで1点を先制(LAD 0-1 BOS)。JDがタイムリーで2点目(LAD 0-2 BOS)
  • 2表(LAD): 1アウト後、ケンプがソロHRで同点(LAD 1-2 BOS)
  • 3表(LAD): 1アウト後、ターナー、フリース、マチャードの3連続シングルで1点。同点に(LAD 2-2 BOS)
  • 3裏(BOS): 1アウト後、ベニーがシングルで出塁。ピアースがSSゴロダブルプレー崩れでランナーが入れ替わり。2アウト。JDがCF後方へタイムリーダブルで勝ち越し(LAD 2-3 BOS)
  • 5表(LAD): 先頭のドージャーに四球を与えたところでセールが降板。M・バーンズにスイッチ。ターナーがシングルでノーアウト1,2塁。1アウト後、マチャードの時にワイルドピッチでランナーがそれぞれ進塁。マチャード2Bゴロでドージャーが生還(LAD 3-3 BOS)
  • 5裏(BOS): ベッツが四球、ベニーがシングル。ここでカーショウ降板。R・マッドソンにスイッチ。S・ピアースが四球でノーアウト満塁に。JDが三球三振で1アウト。ボガーツがダブルプレー崩れの間にベッツが生還。BOS勝ち越し(LAD 3-4 BOS)。デバースがシングルでもう1点追加(LAD 3-5 BOS)
  • 7表(LAD): ブレイジャーがマウンドに。1アウト後、マンシーとターナーが連続シングル。代打のグランダールが四球で満塁。マチャードがCFに犠牲フライを放ち1点(LAD 4-5 BOS)。E・ロドリゲスが後続を抑える
  • 7裏(BOS):先頭のベニーが2塁打。ドジャースはユーリアスにスイッチ。BOSはピアースに替えてモアランドを代打に。モアランドは三振。JDが敬遠四球。ボガーツが三振で2アウト。デバースのところでドジャースはA・ウッドをマウンドに。BOSはデバースに替えてヌネスを代打に。ヌネスがLFへ3ランHR(LAD 4-8 BOS)
  • 8表(LAD): マウンドにイオバルディ。三者凡退。
  • 9表(LAD): キンブレルが三人で抑えゲームセット。

Game2も左腕二人が登板。WSで2戦連続で4人のレフティーが出るのは初めてだそうです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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