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【MLB2025】ギャレット・クロシェ、ERAが1.13に!BOSはカサスのサヨナラ安打でCWSに勝利

クロシェのERAが1.13に

 現地2025年4月19日、ホワイトソックスをホームに迎えて3ゲームシリーズのGm2に臨んだレッドソックスはエースのギャレット・クロシェが登板。

 メジャー・リーグは昨シーズンから1カードを挟んで同じカードがスケジュールされることが多く、レッドソックスのこのシリーズの場合、4月11日から13日にかけてギャランティード・レート・フィールドでホワイソックス3連戦を行い、4月14日から16日にかけてレイズ3連戦を挟んで、今度は4月18日から20日にかけてフェンウェイ・パークでのホワイソックス戦が行われています。

 ゆえにギャレット・クロシェは2試合連続で古巣ホワイソックスを相手に登板です。

前回は8.1IPをノーヒッター

 前回の4月13日のホワイソックス戦では8回1アウトまでノーヒット・ノーランを継続したギャレット・クロシェ。古巣を相手に強烈な恩返しを見せました。

MLB Gameday: Red Sox 3, White Sox 1 Final Score (04/13/2025)
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 今回は2回2アウトでノーヒットは途絶えたものの、やはり圧巻の投球を披露しました。

今回は6回をスコアレス

 この日、クロシェは味方からの援護がなかなか得られない中、序盤にランナー二人を背負う場面をつくりながらも、スコアレス投球を継続。

 5回裏にラファエル・デバースに3ランHRが飛び出し、ようやく3点のリードをもらいました。

 そして直後の6回表には三者凡退に抑え、良い流れをつくって降板。

 この日のクロシェは6イニング、96球で被安打4、スコアレス、BB 2、SO 7を記録。2試合連続の好投により、開幕から5試合を終えて、ERAは1.13に品質アップ。この時点でクリス・バシットの0.77に次いでAL2位となっています(クリス・バシットはまだ4試合)。

 試合後、アレックス・コーラ監督は、クロシェに対して何度か深いカウントになったことと2ストライクから安打を許したことに「いささかの懸念材料がある」としながらも、この日のようなベスト・ピッチでない状態でも得点を与えないエースらしい投球や、登板すれば安定して6回から7回までイニング・イートして、しかもゲームを作ることに大変高く評価しています。

BOS、またもシェーン・スミスに苦戦

 前回のクロシェ登板日もホワイトソックスの先発はシェーン・スミスでした。

 レッドソックスはこの日もシェーン・スミスに苦戦。98mph以上の強い4シームがときおり抜けてくるので、荒れ球ゆえになかなか捉えることが出来ません。シェーン・スミスは4.2イニングでBBはたった1つでしたが、その代わりHBP(死球)が3つ。ジャレン・デュラン、トレーバー・ストーリー、セダン・ラファエラが1つずつもらいました。

 そんな中、上述のようにラファエル・デバースが5回に3ランHRを放ち、ゲームを優位に進めます。

Z・ワイザートがクロシェの勝利を吹き飛ばす

 ところが、7回表から登板した2番手のザック・ワイザートがこのリードを吹き飛ばしてします。

 ワイザートは先頭打者は打ち取ったものの、四球と進塁打で2アウト3塁のピンチで、チェイス・マイドロス(Chase Meidroth)にタイムリーを打たれてまず1失点。

 さらに、ルイス・ロバート・Jr.に2ランHRを浴びて、3点のリードを一気に吹き飛ばしてしまいます。これでクロシェの勝利はお預けということに。リリーバーとして一番辛い状況となってしまいました。しかし、その後はレニン・ソーサを打ち取り、逆転という最悪の事態は防ぎました。

 その後は両チームともチャンスを作るも9回まで決められずに試合は延長戦に。

不調のカサスがサヨナラ安打

 レッドソックスは10回表にギャレット・ウィットロックが登板。ランナーを一人だすも、失点を防ぎました。

 その裏、1アウトから申告敬遠と四球で満塁として、ここまで不調のトリストン・カサスがグリーン・モンスター直撃のサヨナラシングルを放ち、レッドソックスが4-3のスコアで勝利を収めました。勝利投手は10回を抑えたギャレット・ウィットロックについております。

MLB Gameday: White Sox 3, Red Sox 4 Final Score (04/19/2025)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

 カサスにとって、サヨナラ安打はキャリア初のこと。ここまで.176/.253/.265、HR 1、RBI 4と大苦戦のカサス。

 レッドソックスはローマン・アンソニーがマイナーで打ちまくっているので、まさかローマン・アンソニーに1Bを守らせることはしないだろうとは思いつつも、カサスにとっては気が気でない状況になっておりました。この一打でカサスが蘇るかどうか注目しています。

L・ヘンドリクスがロスターIN

 レッドソックスは4月18日にマイケル・フルマーをDFAとし、先発で好投したハンター・ドビンズをマイナーへ降格。そして19日にリアム・ヘンドリクスをアクティブ・ロスターに入れました。

 リアム・ヘンドリクスのレッドソックス・デビュー戦も近し!というところであります。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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