4 GG/1PG/1ウィルソンオーバーオール
現地2021年1月31日、エンゼルスからFAとなっていたMLBを代表するSSであるアンドレルトン・シモンズ( Andrelton Simmons /31)とツインズのディールですが、ペンディングとなっていたフィジカルチェックがクリアーとなり、オフィシャルとなりました。
ゴールドグラブ賞4回(2013-14/2017-18)、プラチナ・グラブ賞1回(2013/ATL)、ウィルソン・オーバーオール・ディフェンシブ・プレヤー・オブ・ザ・イヤー(2015)と守備のアウォードを総なめにしてきたアンドレルトン・シモンズ。ア・リーグ中地区2連覇中のツインズで新たなスタートを切ります。
そしてジョシュ・ドナルドソンとの見ごたえのある三遊間が完成しそうです。
契約内容
- 1 year/$10.5M (2021)
アンドレルトン・シモンズとツインズとの契約は今のところこの情報のみ。オプションなどがあれば追記します。
前の契約
2021年1月でMLSが8.122になるアンドレルトン・シモンズ。
その前の契約はブレーブス時代にさかのぼり、メジャー3年めのシーズンを迎えようかという2014年2月に結んだ7年/$58M(2014-2020)。よって、シモンズは今回が初のFAということでした。
【シモンズの前の契約】
- 7年/$58M (2014-20)
- 2014:$1M、 2015:$3M、2016:$6M、2017:$8M、2018: $11M、2019 :$13M、 2020:$15M
AAV(Annual Average Value)で$8.29M。
ちなみにエンゼルスに移籍したのは、2015年11月です。
また、2020年のサラリーはプロレーティッド(日割り)でしたから、$5.5Mです。今回のツインズとの契約はAAVで考えればアップしましたが、参照点を2020年の本来の$15Mで考えたなら、ダウンですね。
ツインズは絶妙なラインでサインした証拠でしょう。
ホルヘ・ポランコは2Bへ
アンドレルトン・シモンズが加入したことで、ツインズはSSのレギュラーであったホルヘ・ポランコを2Bにシフトさせる予定です。
ツインズの内野はご覧のようなシフトになりました。
- SS: アンドレルトン・シモンズ
- 3B:ジョシュ・ドナルドソン
- 2B:ホルヘ・ポランコ
- 1B:ミゲル・サノ
ジョシュ・ドナルドソンとの三遊間はかなりの迫力がありますね。
アンドレルトン・シモンズとは
アンドレルトン・シモンズは1989年9月4日生まれの31才。生まれはキュラソー島ですが、ウェスタン・オクラホマ州立大学の出身です。よって、ドラフトで指名されています。2010年のブレーブス2巡目指名。
ブレーブスには2012年から2015年まで4年間在籍。
上述した通り、2013年、2014年と連続でゴールドグラブ賞を受賞。さらに2013年にはプラチナ・グラブ賞を受賞。
2016シーズンからエンゼルでプレー。こちらでも2017-2018年と2年連続でゴールドグラブ賞を受賞しています。
打率は良い
守備のイメージの強いアンドレルトン・シモンズですが、打撃も年を重ねるごとにアップしています。
打率はメジャー9シーズンの通算で.269をマーク。2018年には144試合に出場しながら、打率 .292をマーク。
HRは平均すると年間10本程度ですが、2017年には17HRをマーク。どちらかというと長打よりも安打数の方が期待できる選手です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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