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【MLB移籍2021】ドジャース、ディラン・フローロをマイアミへ、アダム・コラレックをA’sにトレード

ドジャース、2人のリリーバーをトレード

 現地2021年2月13日、ロサンゼルス・ドジャースは2名のリリーバーをそれぞれマイアミ・マーリンズとオークランド・アスレチックスにトレードに出しました。

 噂となっていたアスレチックスの3B、マット・チャップマンですが、このトレードにはもちろん含まれていません。

 なお、このトピックは2つのディールのお話で、4チームトレードではありませんので念の為。トレード概要は以下の通り。

【1】ドジャース&マーリンズ

 こちらは3名が動きます。

マーリンズGet

ドジャースGet

  • アレックス・ベージア※(Alex Vesia /24)LHP※たぶんこの発音でよいかと。
  • カイル・ハート(Kyle Hurt/22)RHP

【2】ドジャース&アスレチックス

 こちらは4プレーヤー・トレードですね。

アスレチックスGet

  • アダム・コラレック(Adam Kolarek /32)LHP
  • コディー・トーマス(Cody Thomas /26)OF/右投左打

ドジャースGet

フローロ、コラレックを出して大丈夫か?

 ブレイク・トライネンと再契約し、コーリー・クネイブルを新たにFAで獲得したドジャース・ブルペン。ヤンキースから獲得したトミー・ケインリーは2021年はトミー・ジョン手術のリハビリなので計算できません。

 若手のブラスダー・グラテロルが台頭したとは言え、2020年に60試合中、25試合に登板し、ERA 2.59をマークしたディラン・フローロをよく出したなと思います。

 また、貴重な変則左腕のアダム・コラレックは他クラブからは需要があったとしてもやはり出すにはもったいないなとも思いました。

 せっかく充実してきたブルペンだっただけにこの放出はやや後退を思わせます。

【Pre-2021スプリングトレーニング前のブルペン】

  • ケンリー・ジャンセン(CL)
  • ブレイク・トライネン
  • ブラスダー・グラテロル
  • ビクター・ゴンザレス(L)
  • ジョー・ケリー
  • カレブ・ファーガソン(L)
  • ミッチ・ホワイト
  • コーリー・クネイベル
  • ギャレット・クレビンガー(L)

 6回、7回をどう凌ぐのか、見ものです。

 では選手紹介を。

【マーリンズ】ディラン・フローロ

 2019年-2020年の2年間で75試合に登板、8勝3敗、0SV、ERA3.68をマークした右腕は、レギュラーシーズンではブルペンに大きく貢献。2020年のポストシーズンは今ひとつすっきりしない結果に終わり、ワールドシリーズではERA 9.00。

 しかし、彼が獲得したマーリンズはブルペンはかなり楽になると思われます。

 まだ30才になったばかり。もともとは2012年のアマチュア・ドラフトでレイズから13巡目に指名されてプロ入り。デビューは2016年。

 結局、レイズでは結果を出せずに、2017年1月にDFA。これをカブスがクレームオフしました。

 しかし、2017年8月、カブスでも結果が出せず、DFAに。それをドジャースがクレームオフ。これがドジャースでの1度目の在籍。2017年10月にFA。

 2018年1月にレッズとサイン。レッズでは25試合に登板し、ERA 2.72をマーク。2018年7月にレッズとドジャース間で決まったトレードでドジャースに移籍。2019年、2020年に活躍したという流れです。

【アスレチックス】アダム・コラレック

 アスレチックスがドジャースから獲得したアダム・コラレックはディラン・フローロ同様にレイズ由来の投手で、しかも若い頃結果が出ずに選手生命の危機に陥った経験があるのも似ています。

 現時点での年齢は32才。ドラフトは2010年のメッツの11巡目指名。メッツでは結果が出ず、2015年10月にリリース。

 FAとなりましたが、同月すぐにオリオールズとサイン。2015年12月のルール5ドラフトで、レイズがオリオールズから指名してレイズへ。

 しかし、レイズでの2016シーズンに結果が出ずに11月にFA。

 2016年11月にブレーブスとサインしましたが、開幕直前の2017年3月24日にブレーブスからリリースされてしまいます。

 ブレーブスからリリースされた3日後、再びレイズが手を差し伸べてサイン。

 メジャーデビューはレイズでの2017年のこと。2019年は前半戦に54試合に登板し、ERA は3.95。

 2019年7月のトレードデッドラインで、ドジャースに移籍。ドジャースに移籍後は26試合でERAは0.77!これが自信につながったようです。

 2020年は20試合に登板。ERAは0.95でした。

 左サイドハンドから、92mphほどのファストボールとスライダーが武器。数字以上にボールに勢いがあります。もう少しコントロールに磨きがかかればちょっと左打者には打てない投手になると思います。

【アスレチックス】コディー・トーマス

 コディー・トーマスは26才の右投げ左打ちのOF。2016年のドジャース13巡目指名。まだデビューしていません。2019年はダブルAで、130試合、打率.236、OBP .308、SLG .443、二塁打 17、三塁打 6、HR 23本をマーク。HRバッターではあるが、三振が多い。2019年は474打数で、144三振。

【ドジャース】アレックス・ベージア

 ドジャースがマーリンズから獲得したアレックス・ベージアはなかなかの好投手です。2018年のマーリンズの18巡目指名の投手。

 下記の動画は2019年のAFL(Arizona Fall League)での投球です。なかなか強いボールを投げます。最後はトラックマンによるオートマティック・ストライクの判定に苦笑してしまうシーンのおまけつきですが、非常に期待できそうな左腕です。

【ドジャース】カイル・ハート

 カイル・ハートは22才のスターター右腕で、2020年ドラフトでマーリンズから5巡目指名された投手。カリフォルニア出身。

【ドジャース】シェルダン・ノイジー(Neuse)

 シェルダン・ノイジーは26才の内野手。発音が難しいです。もともとは2016年のナショナルズの2巡目指名。ナショナルズがショーン・ドゥーリトルをアスレチックスから獲得したトレードで、ブレイク・トライネン、ヘスス・ルザルドとともにアスレチックスに移籍。

 デビューは2019年5月19日。春に1試合経験し、主に出場したのは残り1ヶ月となった8月30日から。

 よって2019年は大半をトリプルAで過ごしたのですが、この成績がすごいです。

2019:トリプルAで27HR、102RBI

 126試合で打率 .317、OBP .389、SLG .550で 99Runs、 102 RBI、 31 二塁打、27 HRをマークしました。 もっとも、この年のトリプルAはボールが飛びすぎたというレポートが上がっていたので、数字通りには評価できませんが、パワーヒッターなのは間違いないです。

マット・チャップマンがOK

 現地2020年9月14日、マット・チャップマンが左尻(腰)を傷め、全治16週間、計4ヶ月のシーズン・エンディング手術を受けました。

 もしマット・チャップマンの開幕がだめなら、アスレチックスはこのシェルダン・ノイジーを3Bに起用する予定でした。

 しかし、マット・チャップマンの回復は良好でスプリングトレーニングからOKに。よって、アスレチックスはブルペン補強のカードとしてシェルダン・ノイジーをトレードに出したのでした。

【ドジャース】ガス・バーランド

 ガス・バーランドは24才の右腕。2018年のアスレチックス、14巡目指名でプロ入り。2019年はクラスAアドバンストで4スタート、2勝1敗、ERA 2.39。

 以上です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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