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【好プレー】難しい当たりも超イージーに見せてしまうロビンソン・カノーのプレーが早く見たい

2020年、キャリア終盤の活躍に期待

 現地2020年4月6日、MLBの開幕はまだまだ見えない状況で、ファンとしてはかなり飢えを感じているところではあります。

 そんな中、難しい当たりも軽くさばいてイージーな処理に見せてしまうロビンソン・カノー(Robinson Canó)のプレーが見たくなりました。

 ゴロ処理の正確さ、バッターランナーと自身の肩を瞬時に計算して余裕をぶっこいているかのごとく見せるスローイングはやはり彼の魅力ですね。

ヤンキース時代

 1982年10月22日生まれのロビンソン・カノーはドミニカ共和国出身で2020年は37才のシーズンを迎えます。2001年、アマチュアFAとしてヤンキースとサイン。

 デビューは2005年5月3日のデビルレイズ戦。22才の時でした。ヤンキースには2005年から2013年まで9年間所属。その間、ROY2位(2005年)、4年連続を含むオールスター5度の出場。2Bとしてのゴールドグラブ賞2度(2010年、2012年)、4年連続を含む5度のシルバースラッガー賞受賞(2006年、2010年−2013年)、2Bとしての出場試合数1位が3度(159試合:2008、161試合: 2009、154試合:2012)。

 年齢的に22才から30才の間でしたからキャリアとしてもっとも旬な時期がヤンキース時代でした。

マリナーズ時代

 2013シーズン終了後の10月にFAとなり、マリナーズとサイン。10年/ $240Mの超大型契約でした。

 マリナーズには2014年から2018年まで、5年間所属。 移籍1年めの2014年、移籍2年めの2016年と3年めの2017年にオールスターに出場。キャリア通算8度のオールスター出場となりました。

80ゲームのサスペンションも

 マリナーズ最終年となった2018年は80試合出場にとどまりました。2014年と2016年にはMVP投票で5位と8位に入った実力者としては物足りない成績に。もっともこの年はデッドボールで指を骨折したこともありましたが、5月半ばから8月半ばまで、MLBの禁止薬物使用の罰則で80ゲーム、3ヶ月の離脱を余儀なくされたのでした。

現メッツ

 そして現地2018年12月3日、ブロックバスター・トレードでメッツに移籍。前年の禁止薬物の問題もありましたので気分一新としたかったところでもありました。

 しかし、前年よりは出場試合も増えたものの、このシーズンはハムストリングス痛や大腿部痛など足の筋肉の怪我が続き、107試合で打率.256というシーズンに。

 2020年は2月後半にスプリングトレーニングのゲームに出場。さあ、これからチューンナップしていくぞ!というタイミングでのスプリングトレーニング中断、シーズン延期となったのでした。

延期の影響をうまく利用して

 カノーの場合、足の筋肉のトラブルが続いたのでこのシーズン延期の間に徐々に仕上げてもらいたいと思います。

 今季は37才のシーズン。キャリア終盤であることは間違いありません。もう一花咲かせてもたいところです。

 なお、マリナーズとの10年契約をメッツは引き継いでいるのでカノーは2023シーズンまで契約が残っており、少なくともあと2年はメッツでよい結果を残してもらいたいと思います。

 2005年から2017年まで最低でも122試合、それ以外はほぼ150から160試合のフル出場に近い数字を残してきました。長年の疲れが足に来ているのかもしれませんが、2020シーズンの活躍に期待したいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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