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【MLB 2022】リッチ・ヒル、レイズ打線から11Kの快投!2023年も独自プランで現役続行

レッドソックスが連勝

 現地2022年8月27日、レッドソックスはフェンウェイパークでレイズを迎えての3ゲームシリーズのGame2。

 前日のGame1ではマイケル・ワカが序盤3回で4点を奪われる厳しい展開となりましたが、中盤に打線が奮起。7回を終えて9-4とリードしました。ところが、8回表にライアン・ブレイジャーが捕まり、タイムリーシングルと3ランHRで4点を奪われて9-8の1点差に。最終回にギャレット・ウィッロックを投入し、なんとか9-8のスコアのまま勝利を収め、連敗を4でストップさせました。

Tampa Bay Rays at Boston Red Sox Box Score, August 26, 2022 | Baseball-Reference.com
Boston Red Sox beat Tampa Bay Rays (9-8). Aug 26, 2022, Attendance: 30095, Time of Game: 3:30. Visit Baseball-Reference.com for the complete box score, play-by...

 迎えたGame2はベテラン左腕のリッチ・ヒルが登板。これが素晴らしい投球を見せました!

リッチ・ヒル、7回を3ヒッター、11K

 この日、先発となったリッチ・ヒルは前回登板は2022年8月17日のパイレーツ戦で、中9日を空けての登板となりました。前回登板は5回、2失点で勝利投手。今回も前回と同じようにベテランらしい投球を見せてくれればと思ったら、それ以上の投球を披露しました。

 リッチ・ヒルは序盤からベテランらしい投球を見せ、3イニングで許したヒットはユー・チャンのシングル・ヒット1本のみ。打者10人で6奪三振という素晴らしい投球でGame INしました。

 4回、5回、7回とランナーを背負うもレイズ打線をうまく分断。腕の角度を下げたり、右打者のインコースにズバッとファストボールを決めたりと緩急を使い、ベテランらしい投球を見せました。

 特に効果的だったのは右打者のアウトコースのボールゾーンから入ってくるカーブ。70mph台前半のこのカーブがチェンジアップ的な役割を果たし、レイズ打線を困惑させました。時には腕を下げたりと最大限の工夫が随所に見られた良い投球だったと思います。

 リッチ・ヒルは7イニングで95球をなげて、被安打3、スコアレス、1BB、11SOという内容でした。実際、ファストボール自体、キレがあって素晴らしかったです。

レッドソックスが初回に4得点

 レッドソックスは初回、ジェフリー・スプリングスの初回を攻め、プレーボールから3者連続を含む5安打で4得点。

 さらに4回裏にはキケ・ヘルナンデスのLFへの弾丸ライナーのソロHRで1点を追加。

 リッチ・ヒル降板後、ジェウリス・ファミリアが1失点を喫したものの、このまま逃げ切り、レッドソックスが5-1のスコアでGame2をものにし、連勝。

 62勝65敗で借金がある状態ですが、まだポストシーズンに首の皮一枚の可能性が残っています。いいゲームをするとやはりワクワクしますので、なんとかポストシーズンに進んでもらいたいです。

Tampa Bay Rays at Boston Red Sox Box Score, August 27, 2022 | Baseball-Reference.com
Boston Red Sox beat Tampa Bay Rays (5-1). Aug 27, 2022, Attendance: 34036, Time of Game: 2:24. Visit Baseball-Reference.com for the complete box score, play-by...

リッチ・ヒル、2023年も意欲

 リッチ・ヒルは現地2022年8月27日の時点で42才。誕生日が3月11日ですので、来季が始まった時点で43才となります。2023年の開幕は3月30日ですね。

 アルバート・プホルズが今季で現役引退を表明しているので、リッチ・ヒルがMLB最年長の現役ということになりそうです。

リッチ・ヒルは今季、レッドソックスと1年/$5M (2022)でサイン。このオフには再び、FAとなります。

 本人は来季の現役にも非常に前向きです。そして、独自プランがあるようです。

シーズンの後半だけ登板。その真意は?

 そのプランとはなんとシーズンの後半だけに投げること。

 ヒルによれば、トレードデッドラインの動きを見ても、シーズン後半には投手が足らなくなるのは明白で、投手の需要は間違いなく高まる、そうなるとポストシーズンの経験もあるヒルにも大きな価値が高まるという戦略のようです。

 この情報だけを見ると、都合よく後半戦だけ参戦したいように見えますが、真意はそうではなく、たとえ出遅れたとしても、かならず後半戦に力を発揮してみせる!そういうことのように思えます。

 オフのFAマーケットは年齢のこともあり、まともに参戦しても優先順位を下げられてしまうので、おそらくなかなか決まらない。そういう状況は致し方ないので、決まらないなら決まらないで家族と時間をともにしながら、準備をしておく。そしてシーズンが始まって、4月、5月と進んでいく中で、まだ未サインであっても平気であると。というのも投手の需要は夏以降に間違いなく高まるから。その時が俺の出番だ!それがヒルの考えだと思います。

 現役続行なら、旧来のようにオフシーズンに契約をして2023シーズンに挑むということになるかもしれませんが、ヒルにすれば、サインが遅れてもまったく問題なし!

 リッチ・ヒルはそのように強気に自らの価値をアピールした、その考えが「後半戦だけに登板」ということに現れていると思います。これもオフシーズンに向けた大きな宣伝になっていますね。

 リッチ・ヒルの動向に注目です。おそらく、オフに契約は決まると思われます。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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