フェンウェイ・オープニング2018!
フェンウェイ・パークでのオープニングとなった現地2018年4月5日のレッドソックスVSレイズ戦。
3月の気温
デーゲームでお天気が良かったので画面からはさほど寒さは感じられませんが、Wrap(ゲームのまとめ)では”Chilly”となっていたので調べたところ、なんと気温が4℃。
過酷な条件で野球をやっています!
ちなみにナイトゲームでもっと寒そうに見えたウィンディー・シティー、シカゴで行われたホワイトソックスVSタイガース戦は6℃でした。
そんな過酷な条件の中、先発したのはレッドソックスがデービッド・プライス、レイズはヨニー・チリノス(Yonny Chirinos #72)。
TBR ヨニー・チリノスとは?
ヨニー・チリノスは24才の右腕で、4月1日にメジャー・デビューしたばかりの投手。その時の相手もレッドソックス。リリーフで4イニングを投げ、被安打1の無失点だったんですね。
そして今回は中3日でのメジャー初先発。好投しました!
チリノスは体型からすると剛球を投げそうですが、コントロールが良く、動くボールで勝負するタイプでした。
ファストボール系は4シームと2シームで、圧倒的にツーシームが多いです。そしてスライダーとスプリット。ウィニングショットでスプリットを持っているというのがマウンドでの落ち着きぶりの根拠なんでしょうね。ベテランのような投球でした。
レッドソックス打席も相当手こずってしまいました。
ヨニー・チリノスは中3日での登板だったので、54球でマウンドを降りました。しかし、リズムがよかったので5回を投げきりました!被安打3、奪三振4、与四球0、無失点。
レイズ、いい投手が出てきましたね!派手さはありませんが、AL東でインパクトを残しそうです。
デービッド・プライスも好投
そしてレッドソックスのデービッド・プライスも好投。さすがの安定感でした。7回を被安打3、無失点、奪三振5。
【動画】Price hurls seven scoreless
両先発がよかったのでゲームは膠着した状態に。動いたのは8回表。
延長戦へ
レイズは、デービッド・プライスに替わってこの回から登板のカーソン・スミス(Carson Smith #39 右腕)を攻め、マット・ダフィーが2ランHRを放ち、2点を先制。
レイズがこのまま逃げ切りそうでしたが、レッドソックスは土壇場9回裏にムーキー・ベッツが起爆剤となり、ヘインリー・ラミレスとザンダー・ボガーツのタイムリーで同点に。
あわやサヨナラ内野安打かと思われましたが判定はセーフとなり、延長に。
ヘインリー・ラミレス
最後は延長12回裏、ヘインリー・ラミレスにタイムリーが出てレッドソックスが3−2でサヨナラ。見事、ホーム・オープナーを白星で飾りました。
JBJ
12回裏ですが、レッドソックスとしてはそもそもジャッキー・ブラッドリーJRが先頭で出塁したのが大きかったです。
レイズのディフェンスは送りバントを決められた後、ムーキー・ベッツを敬遠。次打者のベニンテンディーと勝負したのですが、これがフルカウントまで行った四球となり、満塁でヘインリー・ラミレスを迎えたのでした。
責めた結果の四球だったので致し方ありませんが、結果としては敬遠した価値がなくなってしまいました。これで勝負ありという感じに。
どういった戦略を取るか、難しいですね。レッドソックスは6連勝でAL東首位です。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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